グループでランニングをしている人たちに対して一つ疑問がある。
走るペースはどうしているのだろう?という疑問だ。
それが練習会のような本格的なトレーニングで、あらかじめペースが設定されているのならば、もちろん疑問はない。
逆にマラニック的な(やったことないけど)だからお散歩的なジョグの場合も疑問はない。みんなが楽しめる、誰もが余裕を持てるゆっくりとしたペースで走ればいいのだろう。
どちらでもない場合に疑問が生じる。
個々が割としっかりトレーニングするつもりだが、走力にバラつきがある場合だ。
その時、ペースはどう決めているのだろう?という疑問がある。ちょっと困ったことにならないのだろうか。
そう思うのは、オレが奥さんと二人で走るときにペースが合わなくてちょっと困るからだ。
奥さんはポンコツランナーだ。キロ6分から6分半くらいで走ることが多いだろうか。7分くらいのときもある。調子が悪いともっと遅いときもある。
一応「走る」動きはしているのだが、そのスピードは歩くように遅いときがある。その場からまったく進んでいないのでは?と思うほどだ。
そう、三代目 J Soul Brothersのランニングマンのように。
まぁ、オレもポンコツランナーなんだけど、それに輪をかけて奥さんはポンコツだ。
オレは、そうだな、キロ5分から5分半くらいで走ることが多いのかな。
って書くと、それよりも遅いペースで走っている人が、なんだよ、俺もポンコツかよ!と気を悪くしてしまうかもしれないが、違う。
オレのポンコツ基準は走る距離やペースにあるわけではない。
マインドだ。
走りに対するマインドがそれを決める。
例えばランニング中に、こんなことになってしまったらポンコツに違いない。
繰り返すがこれはランニング「中」の出来事だ。
とても気持ちよかった(笑)
しかし、このあとでオレはとても恥ずかしくなったんだ。
なぜなら、ツイッターやインスタなどで、時を同じくして各地のマラソン大会でがんばるランナーの姿を知ったからだ。
ある者は雨が降って気温も低い中、凍える身体と戦いながらゴールを目指していた。
またある者はヒザの痛みをこらえながらゴールを目指していた。
オレは足湯に浸かっていた。
ランニング中にだ。これをポンコツと言わずしてなんと言えよう。
それに輪をかけてポンコツなのが奥さんだ。時にペースがものすごく遅い。
オレが練習量的に余裕があるときなら(ほぼない)問題はないのだけど、レースが近くなったりするとやっぱり追い込みたい。
そうなると、奥さんのペースに合わせて走るのはちょっと困る。
でもたまにしか一緒に走らないので、せっかくなら並んで走りたいとも思う。でも遅い。ペースが合わない。困る。
なんだけど、去年、その問題が解消された時期があったんだ。
オレがウルトラマラソンのトレーニングをしていた時期だ。
ちなみにウルトラマラソンとはフルマラソン42.195kmよりも長い距離を走るマラソンを言う。
オレは去年2018年に初めてサロマ湖100kmウルトラマラソンに挑戦したんだ。
その時の練習ペースがいつもより遅いキロ6分~6分半くらいだったんだ。まぁ、もちろんその分距離は延びるけどさ。
これは奥さんと一緒のペースだ。そのペースで走るのが大切な練習だ。
ペースが合わない問題は解消された。
これがウルトラマラソン挑戦がもたらした「ちょっといいこと」だ。
ほんとにちょっとしたことだなおい、そう思うかもしれない。ウルトラだぞ?もっといいことねーのかよ、と。
言っておくが、思ったよりいいことはないぞ(笑)ウルトラを走っても。思ったよりはね。他人に評価される部分でね。自分の中では、そりゃもう、とんでもない達成感があるぞ。
まぁ、他人に評価されたくて走ってるわけじゃないから、それで十分なんだけど。
でも、それにしても、ってのはある(笑)
それについては、この辺の記事をどうぞ。
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