毎年毎年、正月になると必ず現れるのは旦那の実家に帰省したくない嫁と「箱根駅伝の何がおもしろいの?」と問うてくるやつだ。前者に関しては、こんなブログで軽々しく論じられる問題ではないので置いといて(笑)
箱根駅伝だ。
正月の風物詩と言えば箱根駅伝だ。これに異論を呈するものはいないだろう。好き嫌いは別として。風物詩として定着した要因として考えられるのは、なんといってもその「歴史」だ。第1回大会が1920年の開催だったというんだから100年!の歴史がある。(戦争による一時中断などもあり、2020年は第96回大会だった)
その歴史のなかで、数々のスター選手が誕生し人々を魅了してきた。そしてここ近年、その人気を不動のものにしたのが「強くなった青山学院大学」だ。「青学」が優勝常連校となった今、原監督や選手たちが積極的にテレビなどのメディアに登場することで、箱根駅伝の知名度はより上がり、その人気は陸上競技ファンにとどまらない層にまで広まったというわけだ。箱根駅伝のことなんてこれっぽっちもわからないオレの母親が「今年も青学かい!」「原監督すごいね~」などと口にするほどだ。
箱根駅伝だ。
正月の風物詩と言えば箱根駅伝だ。これに異論を呈するものはいないだろう。好き嫌いは別として。風物詩として定着した要因として考えられるのは、なんといってもその「歴史」だ。第1回大会が1920年の開催だったというんだから100年!の歴史がある。(戦争による一時中断などもあり、2020年は第96回大会だった)
その歴史のなかで、数々のスター選手が誕生し人々を魅了してきた。そしてここ近年、その人気を不動のものにしたのが「強くなった青山学院大学」だ。「青学」が優勝常連校となった今、原監督や選手たちが積極的にテレビなどのメディアに登場することで、箱根駅伝の知名度はより上がり、その人気は陸上競技ファンにとどまらない層にまで広まったというわけだ。箱根駅伝のことなんてこれっぽっちもわからないオレの母親が「今年も青学かい!」「原監督すごいね~」などと口にするほどだ。
と言っても「そんなの知らねーよ」という人は大勢いる。大勢いるというか、たぶんそっちの人の方が多いだろう。箱根駅伝にまったく興味のない人の方が。
そして件の問いだ。
「箱根駅伝の何がおもしろいの?」という問いだ。
もちろん、この問いには「ただ走ってるの見ててもおもしろくねーだろ、正月から」という意味が含まれていることは想像に難くない。
オレは箱根駅伝を楽しみにしてる派なので、そのおもしろさがわからないのは少し残念だな、とは思う。思うが、しかしこのような「温度差」は何も箱根駅伝に限ったことではない。
それがどんなスポーツのテレビ中継であれ、興味のない人がおもしろく見ることは難しい。
多少興味があったとしても、実際にプレーしたことのないスポーツのテレビ中継を楽しむことはやっぱり難しい。超有名なスタープレーヤーの試合ならば、その限りではないが。
オレだったら、それはたとえばゴルフだ。日曜日午後のゴルフ中継を楽しむことはオレにとっては難しい。
だけどオレはゴルフ好きに対して「ゴルフ中継の何がおもしろいの?」とは問わない。オレがチャンネルを合わせなければそれで済む話だからだ。もし、問われる立場だったとしても、その答えは簡単だ。
「見なければいいだろ」だ。
誰しもゴルフ中継を見なければならない義務などない。おもしろくなければ、見なければいい。
しかし、箱根駅伝に関してはそう簡単な話ではない。正月に開催されているからだ。
正月のお茶の間が、一年に一回、家族や親戚一同が顔を合わせる数少ない場になっている人は多いと思う。
そして、そのお茶の間のテレビに映っているのが決まって箱根駅伝なんだ。
家族や親戚が語り合う場に「お笑い番組」はちょっとうるさい。下ネタなんかやられた日には気まずくなるだけだ。BGM的な意味でも箱根駅伝がちょうどいいんだ。
そんな理由で、好きでもない箱根駅伝をなぜか毎年見るハメになっている人は多いはずだ。
そりゃあ文句の一つも言いたくなるよ(笑)
そこからの「箱根駅伝の何がおもしろいの?」だ。
その問いに対して、ランニングを趣味にしているあなたは「箱根駅伝のおもしろさがわからないなんて、かわいそうだね~」なんて言うべきではない。実際、別にかわいそうではないし。でもこの際、何かおもしろい話題を提供してランニングに興味持たせてみてはどうだろう。箱根駅伝をきっかけに、ランニング仲間が増えたらそれはそれで楽しいことじゃないか。
だからといって、例の厚底シューズの話題を持ち出すのは危険だ。
「ほら、見てみ!みんな同じシューズ履いてるだろ?」
「ほら、ピンクとか緑とオレンジのやつとか!」
そんなこと言ったって、ランニングに興味のない人は見わけはつかない。みんなが同じシューズを履いてるからってなんか問題なのか?そう思って終わりだ。(今年はとんでもないことになってたよね。85%の選手がアレを履いてたってよ!)
じゃあ、どんな話題がいいだろう。
「箱根駅伝の何がおもしろいの?」に対する正解はなんだろう。
オレがオススメするのは「学生連合」に関する「あるエピソード」だ。
箱根駅伝に詳しくなくても、「学生連合」の存在を知っている人は多い。1チームだけ異質の存在で気になるからだ。何年か前までの「学連選抜」という呼び名で認識している人もいるかもしれないが。
そして件の問いだ。
「箱根駅伝の何がおもしろいの?」という問いだ。
もちろん、この問いには「ただ走ってるの見ててもおもしろくねーだろ、正月から」という意味が含まれていることは想像に難くない。
オレは箱根駅伝を楽しみにしてる派なので、そのおもしろさがわからないのは少し残念だな、とは思う。思うが、しかしこのような「温度差」は何も箱根駅伝に限ったことではない。
それがどんなスポーツのテレビ中継であれ、興味のない人がおもしろく見ることは難しい。
多少興味があったとしても、実際にプレーしたことのないスポーツのテレビ中継を楽しむことはやっぱり難しい。超有名なスタープレーヤーの試合ならば、その限りではないが。
オレだったら、それはたとえばゴルフだ。日曜日午後のゴルフ中継を楽しむことはオレにとっては難しい。
だけどオレはゴルフ好きに対して「ゴルフ中継の何がおもしろいの?」とは問わない。オレがチャンネルを合わせなければそれで済む話だからだ。もし、問われる立場だったとしても、その答えは簡単だ。
「見なければいいだろ」だ。
誰しもゴルフ中継を見なければならない義務などない。おもしろくなければ、見なければいい。
しかし、箱根駅伝に関してはそう簡単な話ではない。正月に開催されているからだ。
正月のお茶の間が、一年に一回、家族や親戚一同が顔を合わせる数少ない場になっている人は多いと思う。
そして、そのお茶の間のテレビに映っているのが決まって箱根駅伝なんだ。
家族や親戚が語り合う場に「お笑い番組」はちょっとうるさい。下ネタなんかやられた日には気まずくなるだけだ。BGM的な意味でも箱根駅伝がちょうどいいんだ。
そんな理由で、好きでもない箱根駅伝をなぜか毎年見るハメになっている人は多いはずだ。
そりゃあ文句の一つも言いたくなるよ(笑)
そこからの「箱根駅伝の何がおもしろいの?」だ。
その問いに対して、ランニングを趣味にしているあなたは「箱根駅伝のおもしろさがわからないなんて、かわいそうだね~」なんて言うべきではない。実際、別にかわいそうではないし。でもこの際、何かおもしろい話題を提供してランニングに興味持たせてみてはどうだろう。箱根駅伝をきっかけに、ランニング仲間が増えたらそれはそれで楽しいことじゃないか。
だからといって、例の厚底シューズの話題を持ち出すのは危険だ。
「ほら、見てみ!みんな同じシューズ履いてるだろ?」
「ほら、ピンクとか緑とオレンジのやつとか!」
そんなこと言ったって、ランニングに興味のない人は見わけはつかない。みんなが同じシューズを履いてるからってなんか問題なのか?そう思って終わりだ。(今年はとんでもないことになってたよね。85%の選手がアレを履いてたってよ!)
じゃあ、どんな話題がいいだろう。
「箱根駅伝の何がおもしろいの?」に対する正解はなんだろう。
オレがオススメするのは「学生連合」に関する「あるエピソード」だ。
箱根駅伝に詳しくなくても、「学生連合」の存在を知っている人は多い。1チームだけ異質の存在で気になるからだ。何年か前までの「学連選抜」という呼び名で認識している人もいるかもしれないが。
箱根駅伝のことなんてこれっぽっちもわからないオレの母親が「学生連合、今年もゲッパ(方言かな。最下位みたいな意)かい」なんて言ってたから。何様のつもりなのかは知らないが(笑)
そうなんだ。学生連合が上位でゴールすることは「ほぼない」ことはよく知られている。
まずはそのことから話し始めよう。「学生連合」が上位でゴールしたことは過去に「ほぼない」、と。
そうなんだ。学生連合が上位でゴールすることは「ほぼない」ことはよく知られている。
まずはそのことから話し始めよう。「学生連合」が上位でゴールしたことは過去に「ほぼない」、と。
だけど不思議なんだよな、と続ける。
本大会に出場できなかったとはいえ、各大学のエース級のランナーの選抜チームだから、タイムだけを見れば上位に入ってもおかしくないチームなんだよな、と。でも上位でゴールしたことは「ほぼない」んだよな、と。そこが不思議なんだよな、と。やっぱりチームの絆が勝敗を分けるのかな、と。
でもね、と。
過去に一回だけ、たった一回だけ上位でゴールしたことあるんだよ、と。総合4位でね、と。すごくない?と。2008年の話なんだけど、と。
その時の「学生連合」(当時は学連選抜だけど)の監督って誰だったか知ってる?と。
そこで、お茶の間のみんなの顔を順番にゆっくりと見ていこう。誰も答えられないはずだ。
十分に間を取ったあとに、とどめの言葉だ。
「青学の原監督」
そこでどや顔だ(笑)
箱根駅伝のおもしろさを少しでも知ってもらえるエピソードではないだろうか。
ところで・・「箱根駅伝の何がおもしろいの?」という問いに対する正解は・・
やっぱり「青学の原監督」だよね、ここ近年は。
いや、もちろん他にもたくさん見どころあるとは思うけど、オレあんまり詳しくないから(笑)
でもさ、レース中に原監督が車の中からマイクで選手にかける言葉、感動するよね。
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コメント
コメント一覧 (15)
そういうのありますよね~
マラソンに興味のない人は「フルマラソン=2時間台でゴール」みたいなイメージ持ってますからね。フルマラソンどのくらいで走るの?って聞かれて「4時間くらい」って答えると「悪いこと聞いちゃったね・・」みたいな雰囲気になったり(笑)
正月、実家に帰って、まさに、この状態でした。
来年は、学生連合のネタ、使わせていただきます。ありがとうございます。
私、46才、走歴8年、5キロ、22分、10キロ、47分、ハーフマラソン85分、フルマラソン未経験です。
今年の12月に、初フルマラソン予定してまして、シブケン様の、サブ4関連のブログで、勉強しています。
昨日、家からすぐの上り坂(箱根駅伝の5区と同じぐらい)を、箱根駅伝体感チャレンジど題し、一気に1キロ、3分20秒ペースで、駆けおりましたら、股関節が痛くなったという、アホランナーです。
長々と失礼いたしました。
ブログ楽しみにしています。
ありがとうございました。
コメントありがとうございます!
箱根駅伝体感チャレンジで股関節が痛くなった・・すみません笑いました。3分20秒ペースって!
ところでハーフ85分ならフルのサブ4なんて全然イケるじゃないですか!
私のブログなんかで勉強したら逆に遅くなりますよ!(笑)
と言いつつ、たまにはブログ読みにきてくださいね。
ハーフマラソンの記録は、95分の間違いです。ごめんなさい!
シブケン様の、サブ4関連のブログで、1番大好きなのは、「苦しくなったら敵対より共闘精神で!」というやつです。
女性ランナーに着いて行って、抜き際、ガンバ!と、言われたやつです。最高に共感しました!
箱根駅伝体感チャレンジ!
是非やってみてくださいね!
(脚がぶっ壊れる可能性あります)
ブログ更新楽しみにしてます。
ありがとうございました。
いやいや、ハーフ95分でも全然イケますよ!私それより遅いけどイケましたから。
箱根駅伝体感チャレンジ!キロ3分台なんかで走ったら、私の脚は一瞬で間違いなくぶっ壊れます(笑)
お、すごい!
金さんまで!それは、もう、走らずにはいられない環境ですね(笑)
たぶんまぐれです。
あれを集めてポイント練習で聴きながら走ったら効果ありそう
早稲田の選手だったのか~
金さんの指導わかりやすいですよね!
それ、いい!
激励音源発売したら売れそう(笑)