ナイキヴェイパーフライ(シリーズ?)が国際レースなどで使用禁止になるかもしれないという。(2020年1月18日現在)
テレビのニュース番組やワイドショーまで!このニュースを取り上げているので、多くの人が知っていると思う。
ヴェイパーフライ使用禁止
過去に、日本国民が(もしかしたら世界中で)これほどまでに「ランニングシューズ」に興味を持ったこがあっただろうか。ないよね。

使用禁止(になるかもしれない)の理由はソールの材質や厚さで生み出す角度、そこに埋め込まれているカーボンプレートによる推進力が強すぎる、とかなんとか・・
要するに「ヴェイパーフライ反則じゃね?」ってことだ。このシューズの「おかげ」で速く走れてんじゃねーの?みたいな。

もちろん「おかげ」はあるだろう。しかし、それを否定することで様々な問題が発生する。
たとえば「道具の進化」を否定する問題だ。
NHK大河ドラマ「いだてん」で履いていたような昔の靴を、今も履いて走るのが正解なのか?って話だ。
とか言ってオレ、ドラマを見ていないので、当時どんな靴を履いていたかは知らないんだけど。てきとー言ってすみません。たぶんズックみてーなやつだろ?違う?タビとかかな。まぁ、それはいい。道具が進化したことで、記録が向上してきたことは事実だ。どんなスポーツだってそうだろう。

道具の進化を否定してしまうと「過去の記録をどうするか問題」だって発生する。
たとえばヴェイパーフライを履いて出した記録を公式なものにしていいのか、という問題だ。
だって、今後使用を禁止するなら「やっぱ、あの記録はナシね」ってことにしないと、これからの選手に不利だよね。

これらの問題について、だからナイキヴェイパーフライ使用禁止の是非について、このブログで語ることは特にない。なぜなら多くの人がすでに語っているからだ。
それ以上の見識をオレは持ち合わせていない。それぞれに詳しい論客たちにその議論はまかせよう。
なによりオレはヴェイパーフライを履いて走ったことがないからね。オレが何を言ったところで、何をか言わんやだ(言葉の使い方合ってる?)

だからといって、オレもランナーの端くれ。ブロガーの端くれ。
日本国民が、過去にないほどフィーバーしているランニングシューズに関する問題を素通りするわけにはいかない。
オレはこの問題について考えてみたいと思う。

素人いっちょかみ問題。

ランナーであるあなたは、ここ数日、こんな質問攻めにあっていないだろうか。
「ナイキのアレってどうなの?」「みんなピンクのやつ履いてるの?」「アレ履けばホント速くなるの?」「ピンクのやついくらで買えるの?」「アレってやっぱ禁止にした方がいいの?」「ピンクのおかげで日本記録出たんでしょ?」
などなどの質問だ。「ヴェイパーフライ」という名称を言える人は少ないのが特徴だ。アレかピンクだ。他にも色あるのにね。

まぁ、それはしょうがない。普段マラソンに、ランニングシューズにこれっぽっちも興味を持たない人たちだ。
そう、マラソン素人どもが質問してくるんだ。学校で、職場で、家で。
「素人ども」呼ばわりは少々乱暴だが(笑)

これだけテレビやネットのニュースを賑わせている問題だ。興味を持つ人が多いのはわかる。
さて、それらの質問に対しての最適解を考えてみようか。どんな答えがそいつらを納得させるのか。そいつら言うな。

本当なら、過去にあったランニングシューズの「厚底薄底論争」から説明した方が、理解が深まるかもしれない。

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しかし、そこまで深い話は求めている人は少ないはずだ。
だってマラソンに、ランニングシューズにこれっぽっちも興味がないんだから。
最適解を導き出すセオリーとして、まず、「相手がどんな答えを求めているか」を知る必要がある。
そんなの考えなくてもわかる。

「なにも求めていない」だ。

だって、敵は(いつの間にか敵)マラソンにもランニングシューズにもこれっぽちも興味のない人たちだ。上っ面の質問ばかりだろ?(笑)「いくらすんの?」とか。
たまたま、テレビでこの話題を目にしただけなんだ。そして、たまたまマラソンを趣味にしている人がいたから聞いてみただけなんだ。いっちょかみしてきただけなんだ。

素人いっちょかみ問題。

結局、どうでもいい話なんだよ。

だったら、こっちもどうでもいいことを答えてやろうじゃないか。
たとえば、こんな答えだ。

「SHOE DOG」って本知ってる?厚底シューズで話題のナイキの創業者フィル・ナイトの自伝なんだけど。その中で、フィル・ナイトがこんなことを言っていたんだよ、と。

「走る行為そのものがゴールであり、ゴールラインなどない。それを決めるのは自分自身だ。」
ってさ。

「ってさ」って言われても、敵はポカーンとした顔をするかもしれない。
だけどそれ以上質問してくることはないだろう。こいつに聞いたのが間違いだったって思うだろうし、どうでもいい話だからだ。「へーなんか知らないけどすごいね」つって終わりだ(ホントかよ)

でもさ、実際、ヴェイパーフライの使用禁止とかはないんじゃない?どう思う?
知識の乏しいオレの感覚だけの話だけど。だって、ヴェイパーフライはダメってことになったら、アレもダメだろ、これもダメだろって出てくるでしょ。
新たなレギュレーションは決めるだろうけど、ヴェイパーフライ「まで」はOKなんじゃないかな。

でももし、もしもヴェイパーフライの使用が禁止になった場合、オレたちポンコツランナーにとってうれしい言い訳が一つ増えることになる。
レースで思ったような結果を出せなかったとき(いつもだけど)
「ヴェイパーフライ履いてたら、もっと速く走れたんだけどな~」ってやつ(笑)
ま、いずれにしても、市民マラソン大会レベルで使用禁止になることはないだろうけど。

そういえば「SHOE DOG」の中でフィル・ナイトはこんなことも言っている。
1962年のあの日の朝、私は自分にこう言い聞かせた。馬鹿げたアイディアだと言いたい連中には、そう言わせておけ・・走り続けろ。立ち止まるな。目標に到達するまで、止まることなど考えるな。「そこ」がどこにあるかも考えるな。何が起ころうと立ち止まるな。
(1962年フィル・ナイトはオレゴンの「ブルーリボン・スポーツ」社の代表として日本のシューズメーカーであるオニツカを訪れ、同社の靴をアメリカで売るビジネスを始める。その後、独自ブランドのナイキを立ち上げることになった。)

仮にヴェイパーフライの使用が禁止になったとしても・・このフィル・ナイトのマインドがナイキの中で生き続く限り、また新たなレギュレーションの中で最高のランニングシューズを作って世に出してくるだろうね。

「何が起ころうと立ち止まるな」だもんね。

ここまで書いといてアレですが、オレは
ヴェイパーフライどころか、ナイキのランニングシューズは過去に1足だけしか履いたことがありません・・しっかし、ここ数年でランニングシューズブランドの勢力図変わったよね~。ナイキの勢いはすごい!
ちなみにオレは、スイス生まれのスポーツブランド「On」のランニングシューズばかり履いてます!




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コメント

 コメント一覧 (7)

    • 1. 志士
    • 2020年01月19日 07:21
    • 5 やはりこの話題に触れられましたね。
      いつ出るのかな~と楽しみにしていました(^^)
      そして、最後の一文の内容は予想通りでした(笑)
      私も今月はピンクシューズの話、職場でも数回話しましたが、着地の話をしながら相手の表情が曇っていったのをみて失敗したな、と思いましたよ…次からは「ゴールラインなどない」と返してやります(笑)でも、もう聞かれないかな。東京マラソンあたりであるかもしれないですね。用意しときます(笑)

      ちなみに私はアシックスのGT2000とライトレーサーしか履いたことがありません。今年は新しい靴を…と思いお正月に札幌スポーツ館にいきましたが、お年玉セールにひかれて、またまたGT2000とライトレーサー買ってしまいました(笑)
    • 2. sakana2053
    • 2020年01月19日 18:20
    • 5 10年前にも水泳界で同じような問題が起きましたね。
      SPEED社によるレザーレーサー問題。
      この水着を着用した選手によって、驚異的な世界新記録が次々と樹立されていきました。
      しかし、この水着はすぐに使用禁止になりました。
      それは、選手よりも道具が注目されたからです。
      死に物狂いで練習して、やっと世界一になれたのに「この水着だから勝てたんだね」とか言われたらたまったもんじゃないです。
      ヴェパーフライも使用禁止になる可能性が高いと個人的に思いますが、それが道具の進化を否定するとは思いません。

      レーザーレサーが禁止になってから、様々なルールが作られ、各社そのルールに沿って開発を進めています。
      今となっては、レーザーレーサーを凌ぐ水着が開発されています。(たぶん)

      記録についても、「この時代に作られた世界新は破られることはないだろう」と言われてました。
      しかし、現在は大半の記録が更新されています。(されてないのもあるけど)
      逆に「絶対破れないだ?そんなわけねーだろ。俺が(私が)越えてやるよ!」てな感じかもしれませんね。
      人間の向上心てすごい!!

      最後に
      モハメド・アリの名言
      不可能とは、誰かに決めつけられることではない
      不可能とは、単なる先入観だ
      不可能とは、通過点だ
      不可能とは、可能性だ
      不可能なんて、ありえない

      私は、そこまでストイックにはなるませんけどね。
      できれば、ポテチ食べながらテレビ見て足が早くならないかなと思ってます。
    • 3. シブケン(管理人)
    • 2020年01月20日 13:23
    • 志士さん
      普段ランニングをやらない人の中には、例のジャンピングシューズみたいにピョンピョン跳ねるイメージを持ってる人もいて。いやそうじゃないんだけどな、と思うも、別に説明する必要もねーな、と思って放置してます(笑)
      まぁ、結局、自分が気に入ったシューズならなんでもいいですよね!
    • 4. シブケン(管理人)
    • 2020年01月20日 13:41
    • sakana2053
      そうなんだ!
      レーザーレーサーでつくられた記録の大半が更新されてるんですか!知りませんでした。
      やっぱり「泳ぐのは僕だ」なんですね。
      って、なると・・道具の進化問題・・なかなか難しいですね。
      私はポテチ食べながらダイエットしなきゃなーと思ってます(笑)
    • 5. てっぺい
    • 2020年01月20日 14:05
    •  ナイキの企業努力なのにかわいそう。
       記録は選手の努力の賜物なのに靴ばかり注目されてかわいそう。
       それを差し引いても強力すぎる靴だ。
       選手の体に悪影響はでないのか。
       他のメーカーもこれからすばらしい靴を開発するんだからいいんじゃないか。
       いやいや、ここまで席巻しちゃうとエリートランナーの実績による今後の実験もナイキの独壇場だ。
       
       どれも理解できるだけに、難しい問題です。私は、早く解決してほしいと願うばかりです。
       
       志士さん、横から失礼します。スポーツ館のセールすごかったですね!定価1万~1万6000円のシューズ、しかもつい最近のモデルも含めて、3足1万なんて。私もアシックス好きで、JOG用にニンバス、10km/ハーフのレース用にゲルフェザーグライド買いました!
    • 6. シブケン(管理人)
    • 2020年01月21日 13:18
    • てっぺいさん
      結果がどうなるにしろ、ケチついちゃいましたよね。
      こういうのって、裏でどんな「力」が働いてるんでしょう・・
      ま、マラソンに興味のない世間の人々はすぐ忘れるでしょうけど(笑)
    • 7. 志士
    • 2020年02月08日 07:12
    • てっぺいさん
      (コメント気付くの遅れてすいません&シブケンさんのブログ上ですが)
      スポーツ館のお年玉セール、店員さんに聞いたら「今年初めてやってみたんですが、やりすぎでしたかね?」と言っていました。私は最初セールの熱気に頭がおかしくなったのか、ターサージールとターサーエッジを試し履きして危うく買いそうになっていました(笑)サブ4未達成の私には全く不要のシューズです…冷静になれてよかったです(笑)また来年もやってくれるとうれしいですね。
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