本を読み始めた瞬間に「間違えたかな」そう思った。
意外な言葉で、いや、意外な登場人物でこの本が始まったからだ。出だしはこうだ。

「ウサイン・ボルトは、・・」

オレはもう一度、表紙を確かめた。
タイトルは「ランニング革命」となっている。そして副タイトルが「もっと速く、長く、ずっと怪我なく走るための方法」だ。

マラソンの本・・だよな。
「もっと速く」は置いといて、「長く、ずっと怪我なく走る」とくればマラソンだろう。
そう、オレはマラソンをより速く走るために、この本を買ったんだ。しかし、ウサイン・ボルトだ。改めて言うまでもないが、ウサイン・ボルトは陸上男子100mの世界記録保持者だ(2020年7月現在)

オレは100mを9秒台で走りたいわけじゃない。

いや、できるなら走りたいけど(笑)オレにとって「空を飛ぶ」と同レベルに不可能なことだ。考えたこともない。

マラソンだ。10kmとか21.0975kmとか42.195kmとか100kmを走る競技だ。100mじゃない。なのにこの本は「ウサイン・ボルト」で始まる。違うだろ。そこは「エリウド・キプチョゲ」だろ。

いや、わからないよ。100mだろうがマラソンだろうが「走る」競技だ。距離に関係なく「ウサイン・ボルト」の走り方が理想的だということかもしれない。その先を読んでみなければわからない。

そう、わからないんだ。

オレは、この「ランニング革命」がどんな本なのかよくわからないままに買ってしまったんだ。


中をパラっと見てから買えよ、そう思うかもしれない。

アマゾンで買ったからそれはできない。何かの折に、ネットで「ランニング革命」という本が発売されたことを知ったんだ。「ほう、革命か」そう思って買ってみることにした。
アマゾンならレビュー見ろや、って?オレがポチったとき、レビュー数は「1」しかなかったんだ。1つのレビューで何を判断しろっていうんだ。今これを書いている2020年7月18日現在でも「2」しかない。ちなみに発売されたばかりの本だ。2020年7月9日が初版となっている。

これは翻訳本なので日本版が2020年7月9日ということだ。世界のどかこかで(どこだよ)最初に発売されたのは2014年らしい。それにしてもアマゾンレビュー数が「2」というのは、少々寂しい気もする。あまり話題になっていないのだろうか。

しかしオレは期待して読みたいと思う。なんせ「革命」だ。オレがこの先、マラソン競技において、大逆転の活躍を見せるには、トランプゲームの大富豪よろしく「革命」しかないだろう。

しかし「ウサイン・ボルト」だ。不安がないと言えばウソになる。一体どんな本なんだ。
まずは「帯」を見てみるか。帯を見れば、その本の内容が9割がた分かるとか分からないとか。いや、分からないだろ。とにかく「帯」にこの本を読み解くヒントがかくされていはずだ。

ランニング革命-2
「7か国(アメリカ、イギリス、メキシコ、ロシア、オーストラリア、エクアドル、カナダ)の代表コーチを歴任した著者が確立」とある。最強のランニングフォーム「ポーズメソッド」を確立したという。

ここで気になるのは「エクアドル」だろう。オレはエクアドルのマラソン選手を知らない。いや、別にオレは世界のマラソン選手に精通しているわけではない。だから単に知識不足なのかもしれないが、マラソンとエクアドルがイマイチ繋がらない。

エクアドルの陸上選手について調べてみる。

ジェファーソン・ペレスだ。エクアドルの陸上選手といえばジェファーソン・ペレスみたいだ。オリンピアンだ。そして金メダリストだ。

競歩の選手だ。

まぁ、マラソンと関係なくはないと思うが、エクアドルがマラソンに強い国なのかはわからない。どうなんだろう。
ところで、その「ポーズメソッド」とやらを確立した著者って誰なんだよ。

ニコラス・ロマノフだ。

申し訳ないが、オレは存じ上げない。有名な方だったら申し訳ないが、誰だろう。名前からしてやはりロシアの方だろうか。表紙裏にある経歴を読んでみる。

元走り高跳びの選手だという。

マラソン選手じゃないのか。「ウサイン・ボルト」に続き「走り高跳選手」ときた。大丈夫だろうか。オレはランニング革命を起こせるだろうか。
いやいや、陸上競技経験者なら「走り」については誰だって専門家だ。ニコラス・ロマノフは40年以上のキャリアを持つスポーツ科学者だという。大丈夫だ。きっと大丈夫だ。
ニコラス・ロマノフといえば「ポーズメソッド」だという。1970年代に考案したメソッドだ。きっとこの本はこのメソッドについて書かれているのだろう。

そして、もう一人の著者がカート・ブランガートだ。
申し訳ない。存じ上げない。
20年近くスポーツとフィットネスの分野で活躍しているという。ベストセラーに「強く美しい腹筋をつくる:これがメジャーのボディメイキング!」があるという。

今度は「ボディメイキング」だ。

「ウサイン・ボルト」「走り高跳選手」ときて「ボディメイキング」だ。この流れでランニング革命は起きるだろうか。いや、革命とはそういうものだ。マラソンのことはマラソン選手だろ、みたいな餅は餅屋的な既成概念にとらわれていたら、革命など起こせるはずもない。できればここに「風船アーティスト」なんかが加われば、より革命は起きやすいのではないか。なんでだよ。

ちなみに翻訳は誰だろう。露久保由美子だ。すまん。知らない。
主な訳書にコスキー&グルセヴィッチ「太陽系観光読本」があるという。わからない。どんな本なのかまったく想像もできない。宇宙に関する本だろうか。それとも小説だろうか。わからない。
あ、いや、こんな本も訳しているぞ。ハッチンソン「限界は何が決めるのか?持久系アスリートのための耐久力(エンデュランス)の科学」ってやつ。いやいや、こっちの方が読みたいな(笑)

果たして「ランニング革命」はどんな本なんだろう。「読み解く」と言っておきながら、この時点でまだ1ページも読んでいない。表紙と帯と1行目の「ウサイン・ボルト」しか読んでいない。

なので、今回は「ランニング革命」を読み解く~その1とさせてもらう。
この先、何回かに分けて読み解いていきたいと思うが・・少し時間がかかりそうだ。待ってられっかよ、って人は是非自分で買って読んでほしい。そして、できればオレに内容を教えてくれ(笑)




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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. hinahio
    • 2020年07月19日 20:44
    • さっさと読んで(笑)、タイムが劇的に縮む! 走りを見せてください。
      9月に手稲トレイルあるみたいです。
      革命的な走りを期待してます。
    • 2. シブケン(管理人)
    • 2020年07月20日 14:55
    • hinahioさん
      読んだとして・・タイムは劇的には縮まないだろうな~
      私ができる革命的な走りとしては・・素っ裸で走る、とかかな(笑)
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