誰も信じてくれないと思う。もしかしたらオカルトかよ!って一笑に付されてしまうかもしれない。
でも、思い切って言ってみたいと思う。フォアフット走法(フォアフット着地)の効果についてだ。その効果に驚いている。

オレは今、ランニングフォームをフォアフット走法に改善(になることを祈って)している最中だ。まだマスターしたとは言えないが、早くもいろいろな効果を感じている。もちろん良い効果だ。良いこと尽くめと言っていい。
その一つを紹介したい。

フォアフット着地にしたら、イヤホンの音が良くなった。

んなワケねーだろ!そう思ったことだろう。でも、本当なんだ、聞いてくれ。
最近、「音の良さ」にこだわる人は減ってきたように思う。
その理由の一つは、音楽を良くも悪くもインスタントに「ながら」聴きする人が増えたからだと思う。

現代人は忙しい。だから、音楽を聴くとしても、何かをし「ながら」になる。自分の部屋でじっくり音楽を聴くこと「だけ」に時間を使う人は、そうそういないだろう。PCのキーボードを叩きながらかもしれないし、料理をしながらかもしれない。
ランニングをしながらイヤホンで音楽を聴くのも、その一つだ。

ランニングをしながら、周囲の雑音と共に聴こえてくる音楽に、音の良さを求めるのには限度がある。最近のノイズキャンセリング機能を備えたイヤホンは、なかなかの性能だけどね。初めてそれを耳に入れた時は、辺りが急に「シーン」となって驚いたものだ。
それでも、だ。野外で、イヤホンで聴く音の良さには限度がある。密閉度の高いイヤホンで、周囲の音が聴こえないも危険だしね。

「音を良くする」ことは、そう簡単なことじゃない。
高価なイヤホンを買えば、いい音がするというワケでもない。そもそも万人に共通の「いい音」はない。好みがあるからだ。派手なドンシャリ系の音が好きな人もいれば、耳に痛い音は嫌いで、あくまでもフラットな音を求める人もいる。
あとは、イヤホンの形が耳に合う合わないもあるだろう。ランニングしてると、どうやっても耳からすぐに外れてしまうとか。

オレは耳の穴に突っ込む「カナル型」が苦手だ。
カナルイヤホン
何が苦手って、ズンズン響くところだ。一歩一歩ズンズンだ。ズンズンが音楽の邪魔をする。密閉されている感がダメで、ちょっとだけ耳の穴に隙間が出来るようにズラして装着したりして。でもそれだと、すぐに落ちてきたりして。
けっこうなストレスだ。いや、ストレス「だった」んだ。

フォアフット着地、だ。

フォアフット着地にしたら、ズンズンが消えた。驚いた。「カナル型」のイヤホンで快適に音楽を聴けるようになった。

それが「フォアフット着地にしたら、イヤホンの音が良くなった」ということだ。

ズンズンの原因。それは「かかと着地」による脚への衝撃だったんだ!
フォアフット着地にしたら、その衝撃が大幅に減ったということだ。ズンズンが消えるほどに。
これは見逃せない事実だ。音のことなんてどうでもいい(いいのかよ!)

これは、脚に負担のかからない走りへ改善できてるんじゃないか?そんな手ごたえがあった。オレのように「カナル型」のズンズンに困っている人はいるはずだ。

もしかして、かかと着地していませんか?

ズンズンは脚への衝撃だ。耳に響く衝撃となれば、それは、なかなかの強度なのではないか。フルマラソンを走ると4万歩以上着地すると言われている。4万回以上の強い衝撃。ヒザも痛くなるわけだ(オレの話ね)。

オレのフォアフット走法、未来は明るいかもしれない(笑)
引き続き、フォアフット走法への道、がんばってみます!






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コメント

 コメント一覧 (6)

    • 1. てっぺい
    • 2020年08月26日 00:02
    • フォアフット走法!
      マスターできたらいいなと思いつつ自分には無理と諦めていました。
      シブケンさんのチャレンジすごいです!
    • 2. シブケン シブケン(管理人)
    • 2020年08月26日 09:53
    • てっぺいさん
      いやいや、そんな大げさなことじゃなくてね。
      今になって走る基本を学んでいる感じで(笑)
      足のつま先側で着地する、ってことは「正しいフォームの結果」ってことがわかってきた気がするよ。気がするだけかもしれないけど。まぁ、簡単じゃないけどね。
      すべてはサブ3.5を達成するために!
    • 3. pen
    • 2020年08月26日 10:27
    • そうですよね、結果なんですよね~ 初めにフォアフットありきだと故障することがありますもんね。 イヤホンがカナルじゃないからフォアフットの効果があったのかどうかわからない~(私のはうどんみたいなやつ、Airpods)
    • 4. シブケン シブケン(管理人)
    • 2020年08月26日 17:35
    • penさん
      耳からウドン!あれ、ランニングもイケるんですね~
    • 5. 千里
    • 2020年08月28日 13:07
    • わかります!音が良くなる。
      ある時からスロージョギングをやってみたら、着地の衝撃が緩やかになって、頭に響かなくなりました。
      だからズンズンが消えて音が良くなるんだと思います。私は頭痛がラクになりました。

      スロージョギングってフォアフットなんです。
      最初間違えて後ろ足を蹴って走っていたら、ふくらはぎがエライ事になりました。(あまりの痛さに、初めてテーピングしました。)後ろの足は地面を押すだけにするらしいです。

      今はスロージョギングからゆっくりランニングに移行しています。そんな鈍足の私のスロージョギング話しでは何の参考にもならないと思いますが、音の事を読んで嬉しくてコメントしました。
    • 6. シブケン シブケン(管理人)
    • 2020年08月28日 15:08
    • 千里さん
      着地の衝撃って、けっこう大きいものなんですね~
      私も今、右ふくらはぎが張っていて、いろいろ調整しながらやってます。
      やっぱり後ろに蹴りだすのがダメみたいですね。
      コメント参考になりましたよ!ありがとうございます。
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