ランニングはお金のかからない趣味のひとつとして知られている。
場所も(それほど)選ばない。何でもいい、動きやすい服装にスニーカー的な靴を履いて家の前の道を走れば、それはランニングだ。やろうと思えば0円で始められる。

その点で優れた趣味といえるだろう。

ハマってしまうと、やれ最新のシューズだ、やれ大会遠征費だとバカみたいにお金がかかるようになるが、
それはまた別の話だ。

お金がかからないことのほかに、もう1つ趣味として優れた点があると思う。

年齢や時代に左右されないところだ。
何歳になったって続けられる、それがランニングだ。

20代なら「若い人は健康的でいいね!」ってなるし、60代なら「まだまだ若いですね!」となるだろう。若いということが絶対の正義ではないかもしれないが、「若い」=「健康」と考えれば、やっぱり「若い」はひとつの正義だ。人生、健康第一だからね。

70代80代になってもランニングを趣味としていれば、それはもう尊敬される域といっていい。「おじいちゃん、マラソン大会に出るんだって、すごいね!」なんて孫にも自慢のおじいちゃんだ。

ここで忘れてはいけないのは、出場するのが「マラソン大会」だから尊敬される、ということだ。こんな大会だったらどうだろう。

「おじいちゃん、ミニ四駆の大会に出るんだって」

少々マズいのではないか。何がマズいのかはわからないが、何かがマズい気がする。ミニ四駆の大会に出るおじいちゃんを家族は全面的に応援できるだろうか。
いや、オレはミニ四駆に詳しくないので、今、どのくらい流行っているのかはわからない。楽しんでいる年齢層がどうなのかもわからない。でもなんとなく、おじいちゃんは、あまりやっていないような気がする。

昔に比べれば趣味に関して、だいぶ寛容な世の中になったとは思う。プラモデルとか、ホビー方面の趣味を持つ大人は多い。そしてそれは普通のことだ。
お金をかけて楽しむ大人をうらやましく思う子供も多いことだろう。

だからといって、おじいちゃんがミニ四駆の大会に出るのはどうなんだろう。

ランニングは大丈夫だ。年齢層を選ばない。おじいちゃんも活躍できるし、マラソン大会に出ればみんな応援する。
どうして、ランニングは年齢層を選ばないのか。

走るスタイルや目的は、時代に左右されないからだ。
マラソン大会だったら、基本、Tシャツ短パンでランニングシューズを履いてタイムを競って走る。基本ね。そこに古いも新しいもない。ランニングフォームも昔と今で極端に変わることもない。

「もうオレ、今の走りについていけないわ。80年代はみんな後ろ向きに走っていたのにな」なんてことにはならない。ランニングは昔から前向きに走ることに決まっている。今後も永遠に。

もちろん、ランニングシューズやウェアなどのランニングギアは時代と共に進化している。しているが、それほど見た目に違いはないはずだ。
だから、ランニングギアの進化についていけないとしても、何の問題もない。
何年も前のランニングシューズで走っていうようと、誰に指摘されることもなくランニングを楽しめる。

ランニングという趣味は時代や年齢に左右されることはない。だから素晴らしい。

時代や年齢に左右される趣味は多い。たとえばバンド活動だ。
オレは趣味のひとつとしてバンド活動をしている。学生時代から続けていて、かれこれ30年近く経つ。
2019エロチカ
30年の間に、アマチュアバンド界は大きく変わった。まぁ、プロの世界もそうだと思うけど。

簡単に言えば、オシャレになった、と言えるかもしれない。
昔なら、バンドといえば革ジャン、リーゼントでロックンロールみたいな時代があったと思う。リーゼントまでいかなくとも、「悪い人たち」の雰囲気が確かにあった。そのライブハウスにもよるがモヒカンやタトゥーも珍しくはなかっただろう。

今、そんなやつはいない。

なんて言ったら怒られるけど、でも、少数派だ。そのスタイルに本当にこだわっているバンドマンだけだ。もしくは古いまま進化のできない、いやなんでもない(笑)
まぁ、オレは物理的にリーゼントはできないけどね。って、うるせーわ!

バンドマンの見てくれだけじゃない。演奏する音楽も変わった。たとえばリズムだ。バンドといえば、生身の人間がたたくドラムでグルーヴを生み出すのが醍醐味だった。でも今はそれが唯一ではない。
PCなどを駆使してリズムを打ち込んだデジタルビートを合わせた音楽が
多くなっている。オレ個人の感想です。

求められるのは「ノリ」の音楽じゃない。「洗練」されたオシャレな音楽だ。

思い切って言ってしまえば、昔ながらの生楽器のロックバンドは、もう主流ではない。オレ個人の感想です。そして、オレのバンドは生楽器のロックバンドだ。そんなにロックロックはしてないけどね。

時代の流れを感じる今日この頃です。
昔から主流にいたことはないけど。

まぁ、昔のバンドの曲をコピーとかカバーしてるならそれでもいいよ。
でも、オリジナルの曲を作って演奏しているなら、その歌詞にも気を付けなければならない。

たとえば今どき「ピストル」や「ナイフ」なんてワードを用いる作詞センスはマズい。たぶん。そんな「危険な香り」がかっこいい時代じゃない。
革ジャンやリーゼントにこだわっているのなら、まだ納得もできるが、そうじゃないなら止めた方がいい。
「ノリ」じゃないんだ。「洗練」されたオシャレな音楽だ。

まぁ、いずれにしろ、基本的にロックバンドは若者のモノだからね。
オレらみたいな年寄りは、なかなか居心地の悪い世界だよ(笑)アマチュアバンド界。
ジャズバンド、とかなら年齢を選ばないんだろうけど。ロックは、ね。
アマチュアの話だよ。プロは歳とっても、かっこいいロックバンドは多いからね。

アマチュアバンドのオジサンが「盛り上がってるかーい?」なんてコールしようものなら、そこは地獄だ。

それに比べたら、ランニングって、マラソンって、いいなと思う。年齢関係ないもん。時代も関係ない。体を使って、脚を使ってゴールまで走るだけだ。そのスタイルに古いも新しいもない。

まぁ、ミニ四駆もそれほどスタイルが進化しているとは思えないけどね。どうなんだろ。




関連記事
















スポンサーリンク


コメント

 コメント一覧 (6)

    • 1. てっぺい
    • 2020年10月13日 13:12
    •  この間の豊平川TRIALには、86歳の女性がたしか5時間10分台で完走してました。すごいの一言です!
       そこまではいかなくても続けるためには何よりも無理せず怪我をしないことが大事ですよねー。
    • 2. シブケン(管理人)
    • 2020年10月13日 15:52
    • てっぺいさん
      86歳女性がそのタイム!スゴすぎでしょ!
      オレがその年齢まで走り続けるとしたら・・あと40年くらいあるのか。無理だわ(笑)
    • 3. 三重人
    • 2020年10月14日 00:09
    • 4 昨年度のハーフの大会で、白いTシャツの
      背中に、俺は後期高齢者とマジックで書いた
      ジジィがいて、20キロまでピッタリ後ろに
      ついて(キロ440ペース!)いきましたが、
      ラストスパートが、はぇーはぇー。
      あっと言う間に見えなくなりました。
      ジジィのシューズは小学生の体育館履きみたいな、やつでしたよ!
    • 4. シブケン(管理人)
    • 2020年10月14日 17:04
    • 三重人さん
      ジジィ言わないの!
      キロ440ペースからのラストスパート!?後期高齢者のスピードじゃねぇ!
      オレもそんなジジィになりてぇな。シューズはOn履いてると思うけど(笑)
    • 5. ごきげん
    • 2020年10月17日 07:23
    • 自分が爺さんになって孫から「じいじマラソン大会出るんだって凄いね」なんて言われたの想像するとヨダレものです!
    • 6. シブケン(管理人)
    • 2020年10月17日 14:48
    • ごきげんさん
      みんなで死ぬまで走り続けましょう!(笑)
コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット