ライジングサン UVERworld
書いていいですか?

オレ、40も半ばのオッサン、UVERworldのライブ見て泣きました。

オレはアマチュアバンドを長年やっていて、音楽には少々ウルサイ。つもりだ。
バンドマンにありがちな、メジャーなものを認めない(認めたくない)病を患っていることは否定できない。
たとえばB'zとかミスチルとかね。
まぁ、でも、それは若い頃の話で、歳を取ってくるとその辺どうでもよくなってくることは(笑)よく知られたことだ。

で、UVERworld。

まず、オレはUVERworldに詳しくない。
存在はもちろん知っていた。でも、なんかよくあるビジュアル系のそういうやつかな、くらいの認識だった。
どうせ、ファンは女子が中心のアイドル的な、そんなやつだろ、的な。

ところが、だ。

今回、ライジングサンロックフェスティバル2017に出演するってことで、YouTubeでライブ映像を見てみると・・
なんかアツいんだ。MCがアツい。言ってみればクサいセリフオンパレードだ。夢とか愛とか未来とかそんなの。

でも、本気で語るそれらの言葉を鼻で笑うことはできなかった。

「ほう、なかなかアレだな、ロックしてるんだな。」なんてね。
「まぁ、若者の心には響くものがあるのかもな。」なんてね。

そしてオレは初めてUVERworldの曲を1曲通して聴いたんだ。そのライブ映像で。

「七日目の決意」だった。

ライジングサンロックフェスティバル2017で、そのライブに足を運ぶことは決定した。

予感はしていたんだ。
オレ泣いちゃうかもな、って(笑)

歳を取って涙もろくなったってのもあるんだけど、「本気」に弱い。本気でアツく語る言葉に弱い。
オレの中に、そういうものがなくなっているからだろうか。
先月行ったジョインアライブでも、サンボマスターのダサくも熱いMCに泣かされたばかりだ。

参考記事「夏フェス ジョインアライブ2017に行ってきた 感動編」

ライジングサンで一番大きなステージ、SUNSTAGEでそのライブは行われた。
そこでオレは涙を流した。

いや、聞いてよ、だってさ、オレのとなりでライブ見てた若者がさ。高校生かな、大学生かな、その辺の男子がさ、泣いてんだよ。

でも、泣いてるところを見られたくないんだろうね。なんか前髪直すフリして涙ぬぐってんの。でも、涙は止めどなく流れてくんの。一生懸命コブシ突き上げて、で、時々涙ぬぐうの。

で、なんなの、あのシステム。UVERworldのライブではおなじみなのかな。スクリーンに映像と歌詞が流れるんだ。だから歌詞がビシビシ伝わってくるんだ。

ステージ場のライブはアツい。エレクトロな音も多用したそのサウンドは分厚い。ボーカルのTAKUYA∞が会場をアオる。荒っぽい言葉でアオりながらも、ニクい笑顔だ。

オレたち観衆はUVERworldの世界にグイグイ引き込まれる。

となりの若者は泣く。
「いや、お前泣くなよ」
もらい泣きだ。

そんな会場の雰囲気に、涙を流す若者に、エールを送るUVERworldにTAKUYA∞にオレは涙する。

オレにとって半分以上知らない曲だったのだが、1時間まったく退屈することなく(そりゃそうだ泣くくらいだもん笑)もっと聴かせてくれ、そう思った。

この夜、ファンのみならず、UVERworldをベストアクトに挙げる人も多いことだろう。

このバンドはCD音源よりもライブだ。ライブでその本領を発揮する。
ほんとかよ、UVERworldそんなにいいか?なんて思った人は是非ライブをチェックしてみてくれ。







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