北海道マラソン本番まで、ついに1週間になった。
こわいよー。
今年こそ、なんとしてもサブ4を達成したい。
もう、練習はどうしようもねーだろ(笑)
オレの脚は決まっている。果たして、仕上がったのだろうか。
ここまで、やれることはやった
ってことにしておこう。あと残り1週間はうまく調整したい。
問題はレース本番だ。どう攻略するか。
今までブログにちょこちょこ書いてきたことを、改めてまとめておこうと思う。
このやり方で、他のレースでは何度かサブ4を達成しているんだ。
北海道マラソンだってイケるはずじゃないか。
北海道マラソンの攻略において、なんといっても暑さが大敵なわけだが
今年(2017)は割と涼しそうじゃない?ここ最近、札幌は日中でも25度いかない感じだよ。
多少気温が上がったとしても、空気は完全に秋になっている。
太陽がジリジリして蒸し暑い、なんて状況は考えにくい。
チャンス!
まぁ、でも、こればっかりは「運」だからね。
じゃあ、レース当日の流れをまとめるか。北海道マラソンでサブ4を達成するために!
レースは9時スタートだ。
起床
起床はスタート4時間前がいいらしい。だから5時起床だ。
ちょっと早い気もするが、「体を覚ます」ためには、これくらいの時間が必要だという。
さらに熱めのシャワーを浴びて、血液の循環をよくしてシャキっと、ね。
朝食
いろいろなメソッド本によると、スタート3時間前に朝食をとるのが一般的らしい。
ってことで、朝食は6時。
食べる量が問題だ。これは人によるだろう。
いずれにしても、「しっかり」食べる必要がある。40キロ以上走るためのエネルギーだからね。
エネルギーになるのは主に「糖質」だ。
だから、まぁ、ご飯食っとけば間違いないよね。オレはオニギリ2個とおかずちょろっとで勝負する。
オレが(勝手に)師と仰いでいるプロランナー岩本能史さんの教えによると、サブ4レベルのランナーはスタート1時間前まで食べ続けろ、とのことだ。餅とかね。とにかく糖質のものだ。
その根拠は、日常の3食の生活を考えて5時間までは空腹を感じないで走り続けられるだろう、という考えだ。
オレは今まで、その教えにしたがって、スタート1時間前までけっこう食べていたんだ。
なんだけどさ、どうもレース前半「腹いっぱい状態」で苦しいんだ(笑)
いや、これは普段、食べて走る練習をしていないからなんだけどさ。でもどうしてもダメだ。
岩本さんの教えによると、レース中も5キロごとにパワージェルだアミノ酸だいろいろ補給するわけだが、それらもどうも腹一杯で苦しくて。
今回は朝食のオニギリと給水のスポドリのみで戦おうと思う。師匠すみません(笑)
まぁ、メソッド本をバカみたいに信じてトレーニングすることも、時には大切かもしれない。しかし、それを元に自分なりのメソッドを作り上げていくことも、また大切なことだろう。所詮、人それぞれ能力が違う。
今年6月の奥尻ムーンライトマラソンで、それでサブ4いけることは実証済みだ。
北海道マラソンもそれでいく。
関連記事「第4回奥尻ムーンライトマラソンを走ってみた」
今回は朝食のオニギリ2個で走りきる!あとおかずちょっとと。味噌汁も飲むかな。バナナもいっとくか(笑)
会場到着
マラソン会場(スタート地点)にはスタート1時間半前に着くように行こうか。
だから7時半に到着で。
あんまり早く行っても疲れちゃうし、ギリギリだと荷物を預けたりトイレに並んだりでワチャワチャして疲れるから。1時間半あればちょうどいいだろう。去年もそれで問題なかったし。
スタート
緊張しないで、ヘラヘラするくらいでいこう。笑っていこう。
そして、この名言を思い出そう。
勇気をだしてエントリーして、恐怖に打ち勝ってスタートラインに立ったアナタ、すでに勝者です。おめでとう。
岩本能史
これも思い出そう。
残りたったの42キロ
高橋尚子
スタート直前、完走できるか不安になったら
出る前に負けること考えるバカいるかよ!
アントニオ猪木
さぁ、スタートだ!
まず、はじめの2キロは、キロ6分でゆっくりと。
ほとんどのサブ4を目指すランナーは単純計算により、キロ5分30秒前後で走ると思う。そこをあえてキロ6分だ。はじめの2キロだけ。
これは是非試してもらいたい作戦だ。ここでのロスタイムなんていくらでも取り返せる。
なにがいいって、心に余裕が持てる。よしよし、オレは自分が見えている、って感じがする。
あせるな落ち着け。フォームの確認だ。靴ひもの締め具合も大丈夫か?周りを走る同じレベルであろうランナー達はキロ5分30秒程度でどんどん先にいくはずだ。
どんどんオレを抜いていけ!あとで見てろよゴボウ抜きだ!
そんな簡単じゃないことはよく知られたことだが(笑)
2キロ~30キロ
簡単だ。もう、ずーっとキロ5分30秒だ。なにがあってもキロ5分30秒だ。なにも考える必要はない。
ここでこの名言。
レースは30キロからだ。それまではただの移動だ。寝ていけ。
誰かのブログ。
これ。なにも考えるな。暑くも寒くもない。オレは寝ているんだ。
もちろん給水は忘れずに!
そしてこれも大事。
温存 温存
高橋尚子
そう、常にこれを頭の中で唱えて走るんだ。オレはもっとイケる。スピードを出せる。しかしダメだ。体力温存だ。ここが勝負のカギだ。スタートでオレを抜いていったやつらを(やつら言うな)ゴボウ抜きするために。
30キロ~37キロ
勝負どころだ。
書いてるだけで緊張してきた(笑)
30キロ地点、オレはどうなっているのか。今までオレはがんばって走り込んできたんだ(そういう設定)。まだ余裕しゃくしゃくだろう。きっと。うん、そうに違いない。沿道で応援してくれている友人知人に親指を突き出してサムズアップだ。オレは笑顔で走り抜けることだろう。
37キロ~ゴール
出来ればスパートしたい。スパートまでいかなくとも、ペースを上げたい。
ちなみに、今まで、この地点からペースを上げられたことはない(笑)
今年こそ。
ここで脚が動いていれば、多少無理しても問題はないだろう。
サブ4間違いなし!
まぁ、理想の展開を書いてみたのだが、きっと、どうしたって苦しいポイントは出てくる。今まで、苦しくなかったフルマラソンは一度だってなかった。そこで踏ん張れるかどうか。苦しくなった時がレースの始まりだ、とか言うじゃない。
そんな時、思い出すのはこの言葉だ。
あなたは過去の自分がタスキをつないだアンカーである。
岩本能史
本当にいい言葉だ。
そうなんだ、この北海道マラソンでサブ4を達成するために、オレは走ってきた。雨の日も風の日も暑い日も寒い日も。仕事終わりの疲れた体で夜も走った。フォームを改善しながら、怪我なく走ってきた。風邪をひかないように意識して病気なく走ってきた。他のレースも、この北海道マラソンのために走ったといっても過言ではない。
そして、オレはタスキを受け取った。
最初の2キロはキロ6分で、残りはキロ5分30秒ペースだ。
これだけだ。簡単だ。やれる。
サブ4近辺のみんなもがんばろう!
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