土台無理な話なのかもしれない。
スポーツ店の店員さんが今日初めて出会ったお客さんと数分話しただけで、その人にとってベストなランニングシューズを選び出すのは無理な話なんじゃないか？
なぜならランニングシューズ選びはとても難しいからだ。
実際に履いて何キロか走ってみないことには、わからないことも多いよね。
「伝説のシューフィッター」みたいな人がいれば、話はまた別なのかもしれないが。
でも、それは逆にこう言えるのかもしれない。
ランニングシューズ選びなんて簡単だよ。
実際に履いて走ってみれば合うか合わないか一発でわかるんだから、と。
だからといって、まだ買ってもいないシューズを履いて
「ちょっくら10キロほど走って試してくるわ！」「うん、やっぱり買わない」
なんてことしたらブン殴られるだけだ。
自分の足に合う合わないの感覚は自分にしか分からないんだから。
でも、その「合う合わないを決めるポイント」が間違ってる場合があるから気をつけたい。
少なくとも初心者のうちは店員さんにアドバイスしてもらって損はない。
どう考えても店員さんのほうが知識豊富だ。
たとえば「幅広タイプ」のシューズ。
初心者ランナーは、タイトなフィッティングのシューズを嫌うことはよく知られている。
靴擦れが怖いから幅に余裕のある「幅広タイプ」のシューズを選びがちだ。
自分の足が「幅広」かどうかもわからないのに。
しかし、その「余裕」が靴擦れの原因になる場合もある。
そのとき初心者ランナーはどうするか。
もっと余裕のあるシューズを買ってしまったりするんだ。
そんなフガフガしたシューズでいい走りができるわけがない。
昔のオレです。
まず、自分の足を測定してもらうのが確実だし、変な思い込みは捨てて「合う合わないを決めるポイント」をアドバイスしてもらうべきだ。
初心者だったころのオレはスポーツ店の店員さんにいろいろ教えてもらったものだ。
オレの足は「幅広」じゃなく標準的だということも。
陸上競技に詳しい店員さんもいればそうじゃない店員さんもいるだろう。
一生懸命に対応してくれる店員さんもいればそうじゃない店員さんもいるはずだ。
シューズ選びより、まずは店員さん選びだ（笑）
まだ20代であろう若い男性の店員さんだ。
買いに行った、というかその店で買うつもりはなかったんだけど。（どっちだよ）
もう買うシューズは決まっていたからネットで買おうと思っていたんだ。
今愛用しているシューズの色違いだから、サイズなんかも問題はないし。
でも、改めてサイズが適正かどうか確認してみたいってのがあって。
今履いてるサイズの上下ワンサイズを試し履きしてみたかったんだ。
そしてネットで買う、と。持って帰るのめんどくさいから（笑）
褒められた行動ではないよね。ごめんなさい。
でも、結局そこで買ったから許してね。いい店員さんだったから買ったんだ。
ここで買わなきゃバチ当たるっつってね。
持って帰るのめんどくさかったけど（笑）
違うサイズとか、いろいろ試させてくれてさ。
そんなのあたりまえだろ店なんだから。
そういう考えもあるかもしれないが、でも、やっぱり申し訳ないよね。
その時はまだネットで買おうと思ってたから（バカやろう）
「何回も履いてすんませんね」って言った時の店員さんの言葉にオレはシビれたんだ。
「いや、ジャストサイズ選んでもらわないと困りますから！」
「困りますから！」にシビれた（笑）
で、その店で、いやこの店員さんから買うことに決めたんだ。
買ったのはこのシューズだ。
Onクラウドフロー「リバー/ネイビー」 かっこいいでしょ？
これについてこっちにも追記してあります。
関連記事「Onクラウドフローとはどんなシューズか。」
今愛用しているシューズの色違いを買ったんだ。
色違いなんだけど、この色は後から発売したモデルで一部進化しているところがあるんだ。
とは言っても、ほとんど変わらないんだけど。
だけど、オレはそれについて店員さんに違いを聞いてみたんだ。
たとえば「ヒモ」だ。
おわかりいただけるだろうか？
向かって左、今回買った「リバー/ネイビー」のヒモの方が幅広で薄いんだ。そして伸縮性が高い。
これについて店員さんに聞いたんだ。
「どうして、ヒモが変わったんですかね？」
バカな質問だ。めんどくさい客だ。
店員さんはこう答えた。少し笑っていたかもしれない。
「わかりませんね」
そりゃそうだ（笑）Onの人じゃないし。
今履いてるサイズがベストなのかどうか。
今履いているサイズ26.5cmの上下ワンサイズ、だから27.0cmと26.0cmを持ってきてもらう。
ん？と思った。
26.0cmでもいけるんじゃねーか？って感じがした。
何回も何回も26.5cmと26.0cmを履き比べる。
いい加減バカなんじゃねーかってくらい履き比べる。
「いい加減にしろよ、コラ」
そう思ったかどうかわからないが、黙って付き合ってくれていた店員さんが口を開く。
「ちょっと触ってみていいですか？」
「あ、ど、どうぞ」
店員さんはそっとオレの股間を触ってきた・・。
ウソです。
そんなわけないです。
足を触ってサイズを確認してくれたんだ。
まず26.0cmの方。
「うん、まぁ、問題ないですけどあんまり長い距離は走らない方がいいかな。ヘタしたら親指の爪ヤリますよ」
ほ、ほう。そうなんだね。
次に26.5cmの方。
「うん、こっちですね。もしウルトラなんて走るなら、絶対こっちです。足ムクみますからね」
ウ、ウルトラ！
なぜそれを？
「何を隠そう、2週間後初ウルトラなんすよオレ！」
ってことは言わなかったけど
「あ、うん、そうっすね、長い距離走りますね」
オレは何をかっこつけてんだ。
正直に言えよ「もうすぐ初ウルトラでビビってます」ってよ！
オレはこの店員さんを信じるよ。
関連記事「スイス初「On」で間違いない！ランニングシューズの選び方」
関連記事「ランニングシューズの選び方 厚底or薄底どっちがいい？」
関連記事「【マラソン初心者～サブ４】のためのランニングシューズの選び方」
スポーツ店の店員さんが今日初めて出会ったお客さんと数分話しただけで、その人にとってベストなランニングシューズを選び出すのは無理な話なんじゃないか？
なぜならランニングシューズ選びはとても難しいからだ。
実際に履いて何キロか走ってみないことには、わからないことも多いよね。
「伝説のシューフィッター」みたいな人がいれば、話はまた別なのかもしれないが。
でも、それは逆にこう言えるのかもしれない。
ランニングシューズ選びなんて簡単だよ。
実際に履いて走ってみれば合うか合わないか一発でわかるんだから、と。
だからといって、まだ買ってもいないシューズを履いて
「ちょっくら10キロほど走って試してくるわ！」「うん、やっぱり買わない」
なんてことしたらブン殴られるだけだ。
店員さんにアドバイスしてもらって損はない
最終的には自分で決めるしかないと思う。自分の足に合う合わないの感覚は自分にしか分からないんだから。
でも、その「合う合わないを決めるポイント」が間違ってる場合があるから気をつけたい。
少なくとも初心者のうちは店員さんにアドバイスしてもらって損はない。
どう考えても店員さんのほうが知識豊富だ。
たとえば「幅広タイプ」のシューズ。
初心者ランナーは、タイトなフィッティングのシューズを嫌うことはよく知られている。
靴擦れが怖いから幅に余裕のある「幅広タイプ」のシューズを選びがちだ。
自分の足が「幅広」かどうかもわからないのに。
しかし、その「余裕」が靴擦れの原因になる場合もある。
そのとき初心者ランナーはどうするか。
もっと余裕のあるシューズを買ってしまったりするんだ。
そんなフガフガしたシューズでいい走りができるわけがない。
昔のオレです。
まず、自分の足を測定してもらうのが確実だし、変な思い込みは捨てて「合う合わないを決めるポイント」をアドバイスしてもらうべきだ。
初心者だったころのオレはスポーツ店の店員さんにいろいろ教えてもらったものだ。
オレの足は「幅広」じゃなく標準的だということも。
店員さん選びは重要だ
ただ、店員さん全員が全員、自分より知識豊富とは限らないところが難しい。陸上競技に詳しい店員さんもいればそうじゃない店員さんもいるだろう。
一生懸命に対応してくれる店員さんもいればそうじゃない店員さんもいるはずだ。
シューズ選びより、まずは店員さん選びだ（笑）
いい店員さん
先日、ランニングシューズを買いに行ったとき、いい店員さんに当たったんだ。まだ20代であろう若い男性の店員さんだ。
買いに行った、というかその店で買うつもりはなかったんだけど。（どっちだよ）
もう買うシューズは決まっていたからネットで買おうと思っていたんだ。
今愛用しているシューズの色違いだから、サイズなんかも問題はないし。
でも、改めてサイズが適正かどうか確認してみたいってのがあって。
今履いてるサイズの上下ワンサイズを試し履きしてみたかったんだ。
そしてネットで買う、と。持って帰るのめんどくさいから（笑）
褒められた行動ではないよね。ごめんなさい。
でも、結局そこで買ったから許してね。いい店員さんだったから買ったんだ。
ここで買わなきゃバチ当たるっつってね。
持って帰るのめんどくさかったけど（笑）
違うサイズとか、いろいろ試させてくれてさ。
そんなのあたりまえだろ店なんだから。
そういう考えもあるかもしれないが、でも、やっぱり申し訳ないよね。
その時はまだネットで買おうと思ってたから（バカやろう）
「何回も履いてすんませんね」って言った時の店員さんの言葉にオレはシビれたんだ。
「いや、ジャストサイズ選んでもらわないと困りますから！」
「困りますから！」にシビれた（笑）
で、その店で、いやこの店員さんから買うことに決めたんだ。
めんどくさい客
その時のオレは間違いなくめんどくさい客だったと思う。買ったのはこのシューズだ。
Onクラウドフロー「リバー/ネイビー」 かっこいいでしょ？
これについてこっちにも追記してあります。
関連記事「Onクラウドフローとはどんなシューズか。」
今愛用しているシューズの色違いを買ったんだ。
色違いなんだけど、この色は後から発売したモデルで一部進化しているところがあるんだ。
とは言っても、ほとんど変わらないんだけど。
だけど、オレはそれについて店員さんに違いを聞いてみたんだ。
たとえば「ヒモ」だ。
おわかりいただけるだろうか？
向かって左、今回買った「リバー/ネイビー」のヒモの方が幅広で薄いんだ。そして伸縮性が高い。
これについて店員さんに聞いたんだ。
「どうして、ヒモが変わったんですかね？」
バカな質問だ。めんどくさい客だ。
店員さんはこう答えた。少し笑っていたかもしれない。
「わかりませんね」
そりゃそうだ（笑）Onの人じゃないし。
オレは信じるよ
そしてサイズ確認に入る。今履いてるサイズがベストなのかどうか。
今履いているサイズ26.5cmの上下ワンサイズ、だから27.0cmと26.0cmを持ってきてもらう。
ん？と思った。
26.0cmでもいけるんじゃねーか？って感じがした。
何回も何回も26.5cmと26.0cmを履き比べる。
いい加減バカなんじゃねーかってくらい履き比べる。
「いい加減にしろよ、コラ」
そう思ったかどうかわからないが、黙って付き合ってくれていた店員さんが口を開く。
「ちょっと触ってみていいですか？」
「あ、ど、どうぞ」
店員さんはそっとオレの股間を触ってきた・・。
ウソです。
そんなわけないです。
足を触ってサイズを確認してくれたんだ。
まず26.0cmの方。
「うん、まぁ、問題ないですけどあんまり長い距離は走らない方がいいかな。ヘタしたら親指の爪ヤリますよ」
ほ、ほう。そうなんだね。
次に26.5cmの方。
「うん、こっちですね。もしウルトラなんて走るなら、絶対こっちです。足ムクみますからね」
ウ、ウルトラ！
なぜそれを？
「何を隠そう、2週間後初ウルトラなんすよオレ！」
ってことは言わなかったけど
「あ、うん、そうっすね、長い距離走りますね」
オレは何をかっこつけてんだ。
正直に言えよ「もうすぐ初ウルトラでビビってます」ってよ！
オレはこの店員さんを信じるよ。
関連記事「スイス初「On」で間違いない！ランニングシューズの選び方」
関連記事「ランニングシューズの選び方 厚底or薄底どっちがいい？」
関連記事「【マラソン初心者～サブ４】のためのランニングシューズの選び方」
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コメント
コメント一覧 (9)
お久しぶりです。
あ、でも、いつもblogとTwitter、見てますよ😉
良い店員さんに巡り会えて良かったですね！
Onは「(良さが)履けばわかる」と言われても、売り場でちょっと足入れしただけではなかなか⤵️
試し履きイベントで走ってみて、「よし✌️」と思って買ったのに、後からトラブル出てきたり💦
私は名古屋でOnを取り扱ってるお店の店長さんと知り合えて、何人もの足を触ってる店員さんに触ってもらい、アドバイスいただいて、感激しました(なのに、クーポン使ってネットで買った、悪い私…)。
ほんとに信頼できる人との出会いは有難いです。
ぴったりのニューシューズで頑張って下さい！！
どうもお久しぶりです！
やっぱり、アレですよね、ネットで買うほうが楽ですよね（笑）
札幌はOnの取り扱い店が少ないので、置いてあるモデルも限られてて。
なのでまだOnの全モデルを実際に見たことないんですよね～
初ウルトラは新しいクラウドフローでがんばります！
リバー/ネイビーいい色ですね。
明るくて目立つ色でカッコイイです。
実は私もクラウドフロー履いてます。
シブケンさんと同じロック/オレンジでヒモは
アシックスの替えヒモのオレンジに替えてます。
ウルトラは迷いに迷って結局クラウドフローでは走らなかったのですが、
周りはONのシューズで走っているランナー、たくさんいましたよ。
初めてお会いするお客様に出来るだけベストなシューズをお勧めするために私が実践している事は、その時の話の流れにもよりますが、今履かれているサイズを聞く！ 足のサイズを測る！ 履いていただくシューズのサイズをお客様に見せずに足入れしていただき、フィッティングをする。 ポイントは紐の締まり方と踵の収まりです。 コメント失礼いたしました。
いつもコメントありがとうございます。
クラウドフロー仲間なんですね！
そうなんですか、ウルトラ界隈ではOnはけっこういるんですね。
やっぱりプロフットレーサーのあのお方の影響もあるんでしょうね。
私が出る大会ではまだそれほどOnを見かけなくて、たまに見つけると
「Onいたー！」って、ついつい声をかけたくなります。
かける度胸はないですけど（笑）
T さん
はじめまして、ブログを見ていただきありがとうございます。
は、販売員さん！！
ブログ内容に至らない点が多々あると思いますがどうか見逃してください（笑）
「サイズを見せずに足入れしてもらう」
目からウロコです。
そうですよね、普通は自分は何センチが合うって思い込んでますもんね。
これはいい。さすがです！
お友達にまで！ありがとうございます。
「クソつまんねーの教えんなや」って言われなかったか心配です。
On扱ってるんですね！
いつの日かサイズわからないまま足入れする日が来るのを楽しみにしてます（笑）
このブログ、いつも楽しく拝見してます。
今後、サロマを走ろうと言う人は、間違いなく何回も読み返すと思います。
私もCloudflow River/Navyで今年のサロマ完走しました。シブケンさんと同じくらいのタイムですので、同じようにワッカ地獄を体験してます（笑）
４年前の初ウルトラから、某フットレーサー氏の影響でOn履いてます。。。
（当時、ウルトラ、シューズで検索すると岩本と出てきたので）
ブログ読んで頂いてありがとうございます。
同じシューズでサロマ走ってたんですね！見つけられなかったなー、残念。
Onのシューズ履いてる人いないか、周りの足元ガン見してましたからねオレ（笑）
フルマラソンよりもウルトラの方がOnを履いてる割合は高かったように思いました。
やっぱり某フットレーサー氏の影響でしょうか（笑）
今後もよろしくお願いします！