例えばお盆の親せきの集まりに、こんな男が現れたら誰も放っておけないのではないだろうか。
宇宙飛行士。
宇宙帰りの親せきだ。
「無重力ってどんな感じ?」「宇宙食っておいしい?」「トイレは?」「寝るときは?」
矢継ぎ早に質問が飛んでくることだろう。誰もが興味津々だ。
宇宙。
誰もがその存在は知っているが(存在するとして)詳しくは知らない未知の領域。
これほど「誰もが興味を持つネタ」も他にないだろう。
親せきの集まりに「誰もが興味を持つネタ」の提供ほどありがたいこともない。
久しぶりに集まった親せきの間に、共通の話題はそれほど多くはないからだ。
しばらくは誰かの子供、3世代が集まれば孫だな、そんな話題でその場をつなぐこともできるだろう。
しかしそれも長くは続かない。
誰もが共通の話題を探している。「もうすぐ夏も終わりだねー」なんて言いながら。
親せきの集まりに限ったことではない。いまいち盛り上がらない合コンで。飛び込み営業で。上司の過去の武勇伝が繰り返される会社の飲み会で。
誰もが共通の話題を探している。
そこにこの話題を投入してみよう。
「この前ウルトラマラソンで100km走ったんだけど・・」
食いつきはハンパない。宇宙ほどではないにしても(笑)
「え?完走したの?」「一日で走るの?」「何時間かかるの?」「食事は?」「トイレは?」
矢継ぎ早に質問が飛んでくることだろう。
「いや、それ本当に興味があるわけじゃなくて、表面的に付き合いで聞いてくれてるだけだろ。」
なんて思う疑心暗鬼チックな人もいるかもしれない。
もちろんだ。
ほとんどの人はウルトラマラソンなんかに興味を持ったことはないだろう。
せいぜい愛は地球を救う24時間テレビのマラソンとか、寛平ちゃん走るやつ?レベルの認識だ。
だけど誰もが「マラソン」は知っている。距離が100kmになるだけだ。
しかし距離が100kmになることによって未知の領域になる。
誰もが知っているが詳しくは知らない未知の領域、だ。
これに興味を持つことは簡単だ。たとえ「表面的」だったとしても。
質問の一つや二つ瞬時に思いつくだろう。
それが大事だ。
仮にこんな親せきがいたところで、瞬時に質問を思いつくのは難しいはずだ。
「俺、公文式に通ってたんだけど小学生の時に中学コースの問題やってたんだよね」
だからなんだっていうんだ。
「へぇすごいね(全然すごくない)」って言うのがやっとだ。
「誰もが興味を持ったフリのできるわかりやすいネタ」と言ってもいい。
けっこうな武器になる。
以前、このブログでウルトラマラソンを完走してもそれほど称賛されない、みたいなことを書いた。
関連記事「100kmウルトラマラソンに挑戦、完走した時の周囲の反応は?」
その時の周りの(一部だよ)冷ややかな反応には少々がっかりしたものだ。
それでも、興味を持たない人はいないんだ。目の前に現れた宇宙飛行士を放っておけないようにね。
たとえば親せきの集まりで、こう思われるかもしれない。
変なオジサン。
ケンシムラか!
でも、少なくとも普通じゃないだろう。
親せきとはいえ、そんな人に、100km走るような人に自分の子供を預けられるだろうか。
ちょっと怖いかもしれない。
関連記事「【初挑戦】サロマ湖ウルトラマラソンを完走するためのヒント」
宇宙飛行士。
宇宙帰りの親せきだ。
「無重力ってどんな感じ?」「宇宙食っておいしい?」「トイレは?」「寝るときは?」
矢継ぎ早に質問が飛んでくることだろう。誰もが興味津々だ。
宇宙。
誰もがその存在は知っているが(存在するとして)詳しくは知らない未知の領域。
これほど「誰もが興味を持つネタ」も他にないだろう。
親せきの集まりに「誰もが興味を持つネタ」の提供ほどありがたいこともない。
久しぶりに集まった親せきの間に、共通の話題はそれほど多くはないからだ。
しばらくは誰かの子供、3世代が集まれば孫だな、そんな話題でその場をつなぐこともできるだろう。
しかしそれも長くは続かない。
誰もが共通の話題を探している。「もうすぐ夏も終わりだねー」なんて言いながら。
親せきの集まりに限ったことではない。いまいち盛り上がらない合コンで。飛び込み営業で。上司の過去の武勇伝が繰り返される会社の飲み会で。
誰もが共通の話題を探している。
そこにこの話題を投入してみよう。
「この前ウルトラマラソンで100km走ったんだけど・・」
食いつきはハンパない。宇宙ほどではないにしても(笑)
「え?完走したの?」「一日で走るの?」「何時間かかるの?」「食事は?」「トイレは?」
矢継ぎ早に質問が飛んでくることだろう。
「いや、それ本当に興味があるわけじゃなくて、表面的に付き合いで聞いてくれてるだけだろ。」
なんて思う疑心暗鬼チックな人もいるかもしれない。
もちろんだ。
ほとんどの人はウルトラマラソンなんかに興味を持ったことはないだろう。
せいぜい愛は地球を救う24時間テレビのマラソンとか、寛平ちゃん走るやつ?レベルの認識だ。
だけど誰もが「マラソン」は知っている。距離が100kmになるだけだ。
しかし距離が100kmになることによって未知の領域になる。
誰もが知っているが詳しくは知らない未知の領域、だ。
これに興味を持つことは簡単だ。たとえ「表面的」だったとしても。
質問の一つや二つ瞬時に思いつくだろう。
それが大事だ。
仮にこんな親せきがいたところで、瞬時に質問を思いつくのは難しいはずだ。
「俺、公文式に通ってたんだけど小学生の時に中学コースの問題やってたんだよね」
だからなんだっていうんだ。
「へぇすごいね(全然すごくない)」って言うのがやっとだ。
ウルトラマラソン100km完走で得たもの
それは「誰もが興味を持つネタ」だ。「誰もが興味を持ったフリのできるわかりやすいネタ」と言ってもいい。
けっこうな武器になる。
以前、このブログでウルトラマラソンを完走してもそれほど称賛されない、みたいなことを書いた。
関連記事「100kmウルトラマラソンに挑戦、完走した時の周囲の反応は?」
その時の周りの(一部だよ)冷ややかな反応には少々がっかりしたものだ。
それでも、興味を持たない人はいないんだ。目の前に現れた宇宙飛行士を放っておけないようにね。
ウルトラマラソン100km完走で失うもの
もしかしたら「信用」みたいなものを失う可能性がある(笑)たとえば親せきの集まりで、こう思われるかもしれない。
変なオジサン。
ケンシムラか!
でも、少なくとも普通じゃないだろう。
親せきとはいえ、そんな人に、100km走るような人に自分の子供を預けられるだろうか。
ちょっと怖いかもしれない。
まとめ
もっと大きなものを得たはずなのに、思いつかない(笑)関連記事「【初挑戦】サロマ湖ウルトラマラソンを完走するためのヒント」
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