「今年のベストアクトは誰だった?」
ライジングサンロックフェスティバル(以下RSR)に行ってきた人を見つけたら、その話題で盛り上がるのは毎年のことだ。
今年2018年も8月10・11日に開催されたRSRに行ってきた。
→RSR公式サイト(外部サイト)
第20回目という記念すべき開催だ。
今年のベストアクトに多く挙げられるバンド・アーティストは誰だろう。
レジェンド「山下達郎」か。
あえて盛り上がるメジャー曲を並べた「サカナクション」か。
今一番勢いのある「竹原ピストル」か。
オレがマラソンを走るときいつも聴いている(知るかよ)「NakamuraEmi」か。
会場内(客がテント張ってるエリア)をトラックに乗って演奏しながら炎吹き上げながらウネリ走った中村達也とKenKenの「SPEEDER-X」か。
すごすぎだろ!この演出。
みんなスマホ片手にゾンビのようにトラックについて歩いてカオス状態。
※このツイート、KenKen本人がリツイート拡散しているため公開OKと判断しました。
今年もすばらしいライブが多かったので、ベストを決めるのはなかなかに難しいところだ。
ところで、バンドやアーティストなどのライブ出演者以外にも「ベストアクト」が繰り広げられていることをご存知だろうか?
例えば去年2017のRSR開催後にあるツイートを見つけたんだ。
今、そのツイートを見つけられなかったので、憶えている範囲で想像も加えて(加えんなよ)書きたいと思う。
それはRSRの楽しさを集約しているような内容で、そのシーンを想像するだけで目頭が熱くなったものだ(笑)
「ベストアクトは友人」だという。
なんでも、女友達何人かでの参加だったのだが、その中に潔癖症が一人いて。
けっこうな雨が降ったので、地面はドロドロだ。
服だって汚れるし、飲食やトイレも不潔になりがちだ。
そんな状態だから、潔癖症の彼女は最初は浮かない顔をしていたという。
ところがどうだ。
時間を追うごとに、みんなが笑顔で楽しそうにしているRSRの空間にいることで、雨なんて、泥んこ状態なんてどうでもよくなっていったのだろう。
あるとき、潔癖症の彼女は泥んこの水たまりで転んでしまうんだ。
立ち上がった彼女のレインコートは破れていて、もうドロドロでボロボロ状態だ。
数時間前の、潔癖症の彼女のままだったら耐えられない状態だろう。
破れたレインコートを着た潔癖症の彼女は、立ち上がってこう言ったという。
「ライジング楽しいね!」
これがベストアクトの瞬間だ。
雨は時に感動の舞台装置になる。
関連記事「雨も悪くない!ライジングサンロックフェス2018に行ってきた」
RSRの楽しみの一つに、種類豊富な「フェス飯」がある。
毎年多くのレストランが軒を並べる。どれを食べるのか選ぶのが楽しい。
レストランっていうか屋台が。

ライブを見なくても(見ろよ)この屋台を見て歩くだけで十分楽しいという人もいるのではないか。
それくらい充実している。
「ハズレ」をひくこともあるが(笑)
開催中、延べ7万人を超す来場者のおかげで、その売り上げもなかなかのものらしい。
だから出店競争もわりと厳しいと聞く。
しかし、ギャンブルな一面もある。
天気によってその売り上げは一転するからだ。
「ビール」とか「かき氷」あたりは、気温によって大きく売り上げは変わるだろう。
雨も大敵だ。
雨が降ると、なんか屋台で買い物するのがめんどくさくなるのはオレだけではないはずだ。
並んで買うのがめんどくさい。お金を出すのがめんどくさい。
屋台の前がドロドロになり、そこにあるテーブルとイスに座って飲食するのが、なんか不潔な感じがして避けてしまうこともある。
今年の雨もなかなかひどくて。

屋台の前がドロドロどころか、デカい水たまりができて湖状態になっているところがあってさ。

こんな泥水に足浸かりながら、飲食するの嫌じゃない?
致命傷ともいえる状態だ。
ここまでひどい状態なのは、この屋台の前だけだ。
ここを避けて他の屋台に客が流れてしまう。
どうする、一人負けするのか?
普通の店員さんだったら「すみません」と謝るのが精いっぱいだろう。
ここで働くお姉さんは違った。
少々照れながらもこう言って客呼びしたんだ。
「水上レストランへようこそ!」
オレは笑った。
この泥水屋台が!って。
「物は言いよう」にも程があるだろ!って。
ベストアクトの瞬間だ。
そしてもちろんこの屋台で買った。

バターチキンカレーだ。
チキンバターカレーだったかもしれない。
水上レストランで食べるカレーは最高においしかった。
見た目は、ちょっとアレだが(笑)
そこここでベストアクトが繰り広げられる素敵な空間だ。
その空間すべてが舞台だ。
キミの目の前に、SPEEDER-Xが炎を吹き上げながらいつ現れるかわからない。
関連記事「ライジングサンロックフェス2017食べてみたフェス飯ランキング」
関連記事「ライジングサンロックフェス2017 ベストアクト 久保田利伸」
関連記事「夏フェス 一人ぼっちの楽しみ方 ライジング編」
ライジングサンロックフェスティバル(以下RSR)に行ってきた人を見つけたら、その話題で盛り上がるのは毎年のことだ。
今年2018年も8月10・11日に開催されたRSRに行ってきた。
→RSR公式サイト(外部サイト)
第20回目という記念すべき開催だ。
今年のベストアクトに多く挙げられるバンド・アーティストは誰だろう。
レジェンド「山下達郎」か。
あえて盛り上がるメジャー曲を並べた「サカナクション」か。
今一番勢いのある「竹原ピストル」か。
オレがマラソンを走るときいつも聴いている(知るかよ)「NakamuraEmi」か。
会場内(客がテント張ってるエリア)をトラックに乗って演奏しながら炎吹き上げながらウネリ走った中村達也とKenKenの「SPEEDER-X」か。
すごすぎだろ!この演出。
みんなスマホ片手にゾンビのようにトラックについて歩いてカオス状態。
やばw基地でご飯食べてたらKenKen通っていったwww#rsr #rsr18 pic.twitter.com/kdIGnhJ248
— あづ (@propeland) 2018年8月11日
※このツイート、KenKen本人がリツイート拡散しているため公開OKと判断しました。
今年もすばらしいライブが多かったので、ベストを決めるのはなかなかに難しいところだ。
ところで、バンドやアーティストなどのライブ出演者以外にも「ベストアクト」が繰り広げられていることをご存知だろうか?
ライブ以外のベストアクト
何を言っているのかわからないと思う。例えば去年2017のRSR開催後にあるツイートを見つけたんだ。
今、そのツイートを見つけられなかったので、憶えている範囲で想像も加えて(加えんなよ)書きたいと思う。
それはRSRの楽しさを集約しているような内容で、そのシーンを想像するだけで目頭が熱くなったものだ(笑)
「ベストアクトは友人」だという。
なんでも、女友達何人かでの参加だったのだが、その中に潔癖症が一人いて。
けっこうな雨が降ったので、地面はドロドロだ。
服だって汚れるし、飲食やトイレも不潔になりがちだ。
そんな状態だから、潔癖症の彼女は最初は浮かない顔をしていたという。
ところがどうだ。
時間を追うごとに、みんなが笑顔で楽しそうにしているRSRの空間にいることで、雨なんて、泥んこ状態なんてどうでもよくなっていったのだろう。
あるとき、潔癖症の彼女は泥んこの水たまりで転んでしまうんだ。
立ち上がった彼女のレインコートは破れていて、もうドロドロでボロボロ状態だ。
数時間前の、潔癖症の彼女のままだったら耐えられない状態だろう。
破れたレインコートを着た潔癖症の彼女は、立ち上がってこう言ったという。
「ライジング楽しいね!」
これがベストアクトの瞬間だ。
雨は時に感動の舞台装置になる。
関連記事「雨も悪くない!ライジングサンロックフェス2018に行ってきた」
RSR2018のバンド以外のベストアクト
オレはレストランで働いていたお姉さんを挙げたい。RSRの楽しみの一つに、種類豊富な「フェス飯」がある。
毎年多くのレストランが軒を並べる。どれを食べるのか選ぶのが楽しい。
レストランっていうか屋台が。

ライブを見なくても(見ろよ)この屋台を見て歩くだけで十分楽しいという人もいるのではないか。
それくらい充実している。
「ハズレ」をひくこともあるが(笑)
開催中、延べ7万人を超す来場者のおかげで、その売り上げもなかなかのものらしい。
だから出店競争もわりと厳しいと聞く。
しかし、ギャンブルな一面もある。
天気によってその売り上げは一転するからだ。
「ビール」とか「かき氷」あたりは、気温によって大きく売り上げは変わるだろう。
雨も大敵だ。
雨が降ると、なんか屋台で買い物するのがめんどくさくなるのはオレだけではないはずだ。
並んで買うのがめんどくさい。お金を出すのがめんどくさい。
屋台の前がドロドロになり、そこにあるテーブルとイスに座って飲食するのが、なんか不潔な感じがして避けてしまうこともある。
今年の雨もなかなかひどくて。

屋台の前がドロドロどころか、デカい水たまりができて湖状態になっているところがあってさ。

こんな泥水に足浸かりながら、飲食するの嫌じゃない?
致命傷ともいえる状態だ。
ここまでひどい状態なのは、この屋台の前だけだ。
ここを避けて他の屋台に客が流れてしまう。
どうする、一人負けするのか?
普通の店員さんだったら「すみません」と謝るのが精いっぱいだろう。
ここで働くお姉さんは違った。
少々照れながらもこう言って客呼びしたんだ。
「水上レストランへようこそ!」
オレは笑った。
この泥水屋台が!って。
「物は言いよう」にも程があるだろ!って。
ベストアクトの瞬間だ。
そしてもちろんこの屋台で買った。

バターチキンカレーだ。
チキンバターカレーだったかもしれない。
水上レストランで食べるカレーは最高においしかった。
見た目は、ちょっとアレだが(笑)
すべてが舞台だ
ライジングサンロックフェスティバル。そこここでベストアクトが繰り広げられる素敵な空間だ。
その空間すべてが舞台だ。
キミの目の前に、SPEEDER-Xが炎を吹き上げながらいつ現れるかわからない。
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