今さらながら気付いたのは、ハーフマラソンとフルマラソンは全然違う、ということだ。
オレがマラソン大会に出場するようになって、かれこれ10年くらいになるだろうか。
ここ何年かは毎年、10キロ、ハーフ、フルにそれぞれ最低1回は出場していると思う。
今年2018年は100キロウルトラマラソンにも初挑戦した。
毎年いろいろな距離のレースを走っているんだ。
なのに今さら気付いたんだ。
ハーフとフルって全然違うな、って。
遅ぇーよ。
つーか、フルと100キロウルトラだって全然違う。
10キロと100キロウルトラなんて比べようものなら、同じことが一つもないくらい違う。なんせまず距離が10倍違う。10倍だよ10倍。同じわけがない。
なにが違うのか?
なにもかもだ。
走り方から気持ちの持ちようまでなにもかも違う。
いや、薄々は気付いてはいたんだよ(笑)なんか違うな、って。
決定的だったのは、今年100キロウルトラマラソンに初挑戦した後だ。
去年まで楽に走れていたフルマラソンのペースで走るのが苦しくなったんだ。
具体的にいうと、キロ5分30秒で走るのが苦しくなったんだ。
ちなみにウルトラはキロ6分30秒で走るのを目標に練習していたんだけど。
もちろん本番はそれをキープできるわけもなく撃沈だけどね(笑)
距離によってその都度「走り」を切り替えるのは、ポンコツランナーにとってはなかなか難しいことだ。
あ、オレはフルマラソンでやっとこサブ4レベルな男なので、もっと高いレベルで走っているランナーの方はこの後参考になることは何一つ出てこないと思うのでご了承ください(笑)
じゃなにか?ポンコツランナーが自己ベストを狙うなら、その距離に照準を合わせて練習しろって話か?
ハーフならハーフ、フルならフルでそればっかりやれってか?
逆だ。
いろんな距離に挑戦してほしい。いろんな距離の自己ベストを目指して欲しい。
それぞれ全然違うからこそ、それぞれに「いい影響」が出ることを実体験からお伝えしたい。
たまには誰かのためになる話を書きたいと思ってさ(笑)
そんなのあたりめーだろ、みたいな話しかもしれないが。

たまにはオレもがんばります!
オレのハーフ自己ベストは1時間39分なんちゃら秒だ。やっとこサブ100ってやつだ。
その記録を更新するためにはキロ4分30秒レベルの走りが必要だ。
サブ4ギリ男にとって、キロ4分30秒のペースは簡単じゃないことはよく知られている。
でも、その走力を付けるしかない。
まずはキロ4分30秒ペースで15キロ走破できるための練習をしたよね。
ガチ練習期間は1ヵ月ってところか。キロ4分30秒のペースで15キロ走は週1回の合計4回。
あとは週に1、2回7~10キロジョグなんかでつないで。
レース準備にしては、走った距離は少なかったと思う。
それでもなんとかキロ4分30秒で15キロを走破できるようにはなってさ。
ハーフまで残り6キロどうなることやら。
って状態で、勝負のハーフマラソン本番。
残念ながら台風の影響で大会は中止になってしまったんだ。
関連記事「そうきたか!第43回札幌マラソン(2018)台風25号の影響で中止!」
まぁしゃーない、ってことで次のレースに向けて気持ちを切り替えた。
次はフルマラソンだ。
フルマラソンも自己ベストを狙うことにした。オレのフルの自己ベストは3時間47分なんちゃら秒だ。
3時間45分切りを目指したい。
そうなると今度はオレに必要な走力はキロ5分15秒だ。
先月までのオレなら、楽なペースじゃない。
ところがどうだ。ハーフ自己ベスト更新のためにやっていたキロ4分30秒での15キロ走。
そのおかげでキロ5分15秒が「楽勝」になったんだ。最長15キロしか走ってないけど。それでも。
「楽勝」なことに驚いた。なんならキロ5分でも「楽勝」だ。15キロまでは。
ハーフの練習がオレの走りに変化をもたらしたんだ。
1ヵ月程度のガチ練習で、だ。
最大酸素摂取量がどーのこーのみたいな難しいことは知らないよ(関係ない?)
なんか、こう、アレだ。走りが少しだけダイナミックになったんだ。
今までフルマラソンを走るときは極力大きな筋肉だけを使うように心がけていたんだ。
太ももから尻周辺の筋肉を。それはいろいろな本で勉強した結果だ。
確かにフルマラソンレース後半、ふくらはぎがツってしまうことはよくあったから。
そうならないために、ふくらはぎ温存だ。
でも、その走り方だとキロ4分30秒で走ることが難しかったんだ。
フルマラソンを走ってもふくらはぎがツる、なんて状況がなくなったりで。
って言っても、結局その他もろもろの理由でフルマラソンレース後半失速してしまうのだけど(どんな理由だよ)
でも脚は強くなったと思う。
だから思い切って「ふくらはぎ温存」をやめて(ある程度ね)脚全体をダイナミックに動かすことにしてみたんだ。
そしたら歩幅を広くとれるようになったのかな。ストライド走法とかそんなレベルにはないよ。
以前に比べたらってレベルで。
その以前よりダイナミックな走りで、キロ4分30秒で15キロ走れるようになったし、キロ5分が「楽勝」になったんだ。
脚が強くなったおかげだ。
あと、やっぱり距離に対しての「恐怖心」がなくなったかな。ウルトラを経験したことで。
今までは果てしなく思えたフルマラソンの42.195キロも「まぁ、なんとか行けるだろ」そう気楽に思えるようになった。
今年の北海道マラソンでは逆にナメてかかって、痛い目にあったけど。
結局42.195キロは果てしなくて(笑)
関連記事「北海道マラソン2018撃沈!ウルトラ後のフルはどうだった?」
これはフルを経験した後のハーフ、ハーフを経験したあとの10キロでも同じようなことが言えると思う。距離に対しての「恐怖心」がなくなるはずだ。でもナメたらあかんよ(笑)
ひとっつも・・
そしてオレにとっての今シーズン最後のレースが11月3日にある。
(北海道のマラソンシーズンは11月いっぱいくらいまでです)
「作.AC真駒内マラソン」というのに出場する。フルマラソンだ。
はじめて出るレースだ。
関連記事「自己ベストを狙え「第5回 作.AC真駒内マラソン」にエントリー」
ここでなんとしても自己ベストを更新したいと思う。
そして
「な?ウルトラ走るとフル速くなるだろ?」とか
「な?ハーフで追い込んだらフル速くなるだろ?」とか
ドヤ顔で語りたいわけだが(笑)果たして・・
シーズン終わりまで、もう少しがんばってみるわ!
オレがマラソン大会に出場するようになって、かれこれ10年くらいになるだろうか。
ここ何年かは毎年、10キロ、ハーフ、フルにそれぞれ最低1回は出場していると思う。
今年2018年は100キロウルトラマラソンにも初挑戦した。
毎年いろいろな距離のレースを走っているんだ。
なのに今さら気付いたんだ。
ハーフとフルって全然違うな、って。
遅ぇーよ。
つーか、フルと100キロウルトラだって全然違う。
10キロと100キロウルトラなんて比べようものなら、同じことが一つもないくらい違う。なんせまず距離が10倍違う。10倍だよ10倍。同じわけがない。
なにが違うのか?
なにもかもだ。
走り方から気持ちの持ちようまでなにもかも違う。
いや、薄々は気付いてはいたんだよ(笑)なんか違うな、って。
決定的だったのは、今年100キロウルトラマラソンに初挑戦した後だ。
去年まで楽に走れていたフルマラソンのペースで走るのが苦しくなったんだ。
具体的にいうと、キロ5分30秒で走るのが苦しくなったんだ。
ちなみにウルトラはキロ6分30秒で走るのを目標に練習していたんだけど。
もちろん本番はそれをキープできるわけもなく撃沈だけどね(笑)
距離によってその都度「走り」を切り替えるのは、ポンコツランナーにとってはなかなか難しいことだ。
あ、オレはフルマラソンでやっとこサブ4レベルな男なので、もっと高いレベルで走っているランナーの方はこの後参考になることは何一つ出てこないと思うのでご了承ください(笑)
じゃなにか?ポンコツランナーが自己ベストを狙うなら、その距離に照準を合わせて練習しろって話か?
ハーフならハーフ、フルならフルでそればっかりやれってか?
逆だ。
いろんな距離に挑戦してほしい。いろんな距離の自己ベストを目指して欲しい。
それぞれ全然違うからこそ、それぞれに「いい影響」が出ることを実体験からお伝えしたい。
たまには誰かのためになる話を書きたいと思ってさ(笑)
そんなのあたりめーだろ、みたいな話しかもしれないが。
ハーフ→フルに与える「いい影響」
オレは先月、ハーフの自己ベスト目指して練習に燃えていたんだ(ホントかよ)
たまにはオレもがんばります!
オレのハーフ自己ベストは1時間39分なんちゃら秒だ。やっとこサブ100ってやつだ。
その記録を更新するためにはキロ4分30秒レベルの走りが必要だ。
サブ4ギリ男にとって、キロ4分30秒のペースは簡単じゃないことはよく知られている。
でも、その走力を付けるしかない。
まずはキロ4分30秒ペースで15キロ走破できるための練習をしたよね。
ガチ練習期間は1ヵ月ってところか。キロ4分30秒のペースで15キロ走は週1回の合計4回。
あとは週に1、2回7~10キロジョグなんかでつないで。
レース準備にしては、走った距離は少なかったと思う。
それでもなんとかキロ4分30秒で15キロを走破できるようにはなってさ。
ハーフまで残り6キロどうなることやら。
って状態で、勝負のハーフマラソン本番。
残念ながら台風の影響で大会は中止になってしまったんだ。
関連記事「そうきたか!第43回札幌マラソン(2018)台風25号の影響で中止!」
まぁしゃーない、ってことで次のレースに向けて気持ちを切り替えた。
次はフルマラソンだ。
フルマラソンも自己ベストを狙うことにした。オレのフルの自己ベストは3時間47分なんちゃら秒だ。
3時間45分切りを目指したい。
そうなると今度はオレに必要な走力はキロ5分15秒だ。
先月までのオレなら、楽なペースじゃない。
ところがどうだ。ハーフ自己ベスト更新のためにやっていたキロ4分30秒での15キロ走。
そのおかげでキロ5分15秒が「楽勝」になったんだ。最長15キロしか走ってないけど。それでも。
「楽勝」なことに驚いた。なんならキロ5分でも「楽勝」だ。15キロまでは。
ハーフの練習がオレの走りに変化をもたらしたんだ。
1ヵ月程度のガチ練習で、だ。
最大酸素摂取量がどーのこーのみたいな難しいことは知らないよ(関係ない?)
なんか、こう、アレだ。走りが少しだけダイナミックになったんだ。
今までフルマラソンを走るときは極力大きな筋肉だけを使うように心がけていたんだ。
太ももから尻周辺の筋肉を。それはいろいろな本で勉強した結果だ。
確かにフルマラソンレース後半、ふくらはぎがツってしまうことはよくあったから。
そうならないために、ふくらはぎ温存だ。
でも、その走り方だとキロ4分30秒で走ることが難しかったんだ。
ウルトラマラソンがもたらした「いい影響」
今年、100キロウルトラマラソンを経験したことで(もちろん練習を含めて)脚が強くなったことを実感したんだ。フルマラソンを走ってもふくらはぎがツる、なんて状況がなくなったりで。
って言っても、結局その他もろもろの理由でフルマラソンレース後半失速してしまうのだけど(どんな理由だよ)
でも脚は強くなったと思う。
だから思い切って「ふくらはぎ温存」をやめて(ある程度ね)脚全体をダイナミックに動かすことにしてみたんだ。
そしたら歩幅を広くとれるようになったのかな。ストライド走法とかそんなレベルにはないよ。
以前に比べたらってレベルで。
その以前よりダイナミックな走りで、キロ4分30秒で15キロ走れるようになったし、キロ5分が「楽勝」になったんだ。
脚が強くなったおかげだ。
あと、やっぱり距離に対しての「恐怖心」がなくなったかな。ウルトラを経験したことで。
今までは果てしなく思えたフルマラソンの42.195キロも「まぁ、なんとか行けるだろ」そう気楽に思えるようになった。
今年の北海道マラソンでは逆にナメてかかって、痛い目にあったけど。
結局42.195キロは果てしなくて(笑)
関連記事「北海道マラソン2018撃沈!ウルトラ後のフルはどうだった?」
これはフルを経験した後のハーフ、ハーフを経験したあとの10キロでも同じようなことが言えると思う。距離に対しての「恐怖心」がなくなるはずだ。でもナメたらあかんよ(笑)
シーズンの締めくくりに結果を出す
なんてこと言ってても、オレ、今シーズン一つも自己ベスト更新していないんだ。ひとっつも・・
そしてオレにとっての今シーズン最後のレースが11月3日にある。
(北海道のマラソンシーズンは11月いっぱいくらいまでです)
「作.AC真駒内マラソン」というのに出場する。フルマラソンだ。
はじめて出るレースだ。
関連記事「自己ベストを狙え「第5回 作.AC真駒内マラソン」にエントリー」
ここでなんとしても自己ベストを更新したいと思う。
そして
「な?ウルトラ走るとフル速くなるだろ?」とか
「な?ハーフで追い込んだらフル速くなるだろ?」とか
ドヤ顔で語りたいわけだが(笑)果たして・・
シーズン終わりまで、もう少しがんばってみるわ!
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コメント
コメント一覧 (4)
私も凄く実感しています。
あと、トレイルの練習も凄く効果があると思いますよ。
私は先月末にハーフに出場し、今週末、一足先にフルマラソンに出場します。こちらの地方ではシーズンインの大会ですが。
サブ3.5はまだ厳しいと思うので最低でも45分切り、できるだけ3.5に近づけて今シーズン中の達成を目指したいと思っています。
シブケンさん、同レベルのランナー同士頑張りましょう!
そうですよねートレイルはいい刺激になりそうですね!来シーズンは距離はともかく、トレイルのレース出てみようと思ってます!よくわかってないままで(笑)あと、峠走もやってみたいかな。
まずは45分を切って、そしてサブ3.5!を目標にがんばりましょう!
昨日フル走ってきました。
結果は…
サブ345どころかサブ4.5ギリギリの大撃沈でした…
風邪をひいて咳こんで前夜殆ど寝れなかったのと、快晴でかなり気温が上がり日除けの全くない河川敷を延々と走るコースに後半完全に脚が硬直し血の気が引いてきて本気でリタイアを考えました。
でも何とか気力を振り絞ってゴールしました。
限界を超えてからの走りと歩きはウルトラの経験が活きたと思います。
フルは甘くないと思い知らされ良い経験となりました。
シブケンさん、今週末のフル頑張って下さい!遠く愛知県から応援しています!
まずはお疲れ様でした!ゴールできたのはよかったですね!
やはりフルマラソンはそう簡単にゴールさせてくれませんね・・体調管理も難しい・・
私も今年の5月に風邪気味で走って、大撃沈した洞爺湖マラソンを思い出します。
途中、歩くほどのスピードまで落ちましたが意地でゴールしました。
ゴールしたことで次につながったはず!ですよね?
今度は私の番ですね、サブ345狙っていきます!トムさんの話でちょっとビビってますけど(笑)