嫌なことを5回繰り返す。ただ事じゃない。
2、3回ならまだ我慢できる。5回だ5回。
先日走ったレースが周回コースを走るものだったんだ。
1周10キロのコースを4周とちょっとのフルマラソンだ。
「作.AC真駒内マラソン」という大会だ。
関連記事→「最高かよ!作.AC真駒内マラソンを走ってみた【自己ベスト更新】」
下の写真の赤線コースを1周すると10キロだ。
途中に「嫌な上り坂」がある。
距離にして7、800mくらいかな。1kmはないと思う。だけどけっこう急で嫌な上り坂なんだ。
このコースを4周とちょっと走らなければならない。だから「嫌な上り坂」が4回くる。
そして4周とちょっとの「ちょっと」部分にもこの「嫌な上り坂」がほぼほぼ入る。
だから「嫌な上り坂」がほぼほぼ5回だ。
嫌なことを5回繰り返す。ただ事じゃない。
「また上るってか、いい加減いしろよ!」そう何度思ったことか。
マイナスな感情は走るモチベーションを下げることはよく知られている。
これが周回コースの恐ろしさだ。デメリットと言えるだろう。
ところでマラソン大会において「周回コース」は珍しいものなのだろうか。
ここ2回のオリンピックは、だから2012年ロンドンと2016年リオのマラソンは、周回コースだったのを記憶している人もいるだろう。
いずれも同じコースを3周とプラスαみたいなコースだったと思う。
なんでも、周回コースは警備やテレビ中継に適しているという。なるほど、そうだよな。
市民マラソン大会ではどうなんだろう。
ちなみにオレは「作.AC真駒内マラソン」の他、今年2018年2月に「スノーマラソンin千歳」という周回コースのマラソンを走ったことがある。
それは雪上を走るマラソンで(その日の気温マイナス7℃。さみーよ!)2キロのコースを5周する10キロレースだったんだ。
参考記事→「スノーマラソン大会in千歳2018を走ってみた。雪上ラン楽しい」
そういえば、その2キロのコースも途中に「嫌な上り坂」そして「嫌な下り坂」があって。
ちょっとした山の中のコースだったからね。
思い切って言ってしまえば、全体的に嫌なコースだったんだ(笑)それを5周。
まただ。嫌なことを5回繰り返す。ただ事じゃない。
その他で周回コースを採用しているマラソン大会をオレは知らない。北海道の話ね。
それほど多くはないような気がするがどうだろう?ま、あるとは思うけど。
全国的にはどうなんだろう。なかなか調べようがなくてさ。
なくはないよね?
メリット・デメリットを考えてみる。
たとえばフルマラソンって、すんごく遠くまで走るでしょ。
どこからだよ、って話だけど。どこを基準に考えて遠くだよ、って。
いや、どこからとかじゃなくて、とにかくなんか遠くまで走るでしょ。
遠くでトラブったら嫌だな、って。交通機関のないところで足を骨折して(なにが起きるんだよ)動けなくなったら誰も助けてくれないんじゃないかって不安があるよね?
でも周回コースなら大丈夫。メイン会場を中心にみんながいるところをグルグル走るだけだから。
足を骨折しても(だからなにが起きるんだよ)誰かが助けてくれるはずだ。
応援する人も一ヵ所にいれば何回も応援できるし。
②コースを把握できる
1周すれば、上り坂下り坂などの勝負ポイントを把握できる。
給水エイドの位置もわかるから、給水するタイミングの不安がない。
あと、トイレも。いつでもトイレに行けるっていう安心感がある。
③気持ちをリセットできる
例えば今回の「作.AC真駒内マラソン」は1周ごとに競技場の中を通るんだけど、そこでマイクを使ったアナウンスとかで盛り上げてくれるんだ。
「よし、ここからまた次の1周をがんばろう」って気持ちをリセットできる。
上に書いた通りだ。嫌なことを5回繰り返す。ただ事じゃない。
しかし、これは「嫌なこと」がないコースだった場合メリットに転じる。
②コースに飽きる
初めて走るコースって、それだけでテンション上がることあるでしょ?
観光名所的なところだったら、景色に見惚れてしばし疲れを忘れて走る、なんてこともあるかもしれない。
周回コースにはそれがない。飽きること必至。
③何周目かわからなくなる
ないと思うよ、そんなことは。4周とか5周とかそのレベルだったら。
まさか1キロコースを42周するレースはないだろうし(笑)GPSウォッチも多くの人が持っているはずだ。
いや、だけどGPSウォッチがなかったら、疲労で頭が朦朧としてたら・・なくはないんじゃないかな。
「はいキミ今何周目ね」なんて誰も教えてくれないし。
狙い目だと思う。
1周目でコースを把握できるのがデカいと思う。
なにより、最近(ずっとだろ)低迷していたオレがその周回コースのレースで自己ベストを更新したのだから!(笑)
こんな感じで。
2、3回ならまだ我慢できる。5回だ5回。
先日走ったレースが周回コースを走るものだったんだ。
1周10キロのコースを4周とちょっとのフルマラソンだ。
「作.AC真駒内マラソン」という大会だ。
関連記事→「最高かよ!作.AC真駒内マラソンを走ってみた【自己ベスト更新】」
下の写真の赤線コースを1周すると10キロだ。
途中に「嫌な上り坂」がある。
距離にして7、800mくらいかな。1kmはないと思う。だけどけっこう急で嫌な上り坂なんだ。
このコースを4周とちょっと走らなければならない。だから「嫌な上り坂」が4回くる。
そして4周とちょっとの「ちょっと」部分にもこの「嫌な上り坂」がほぼほぼ入る。
だから「嫌な上り坂」がほぼほぼ5回だ。
嫌なことを5回繰り返す。ただ事じゃない。
「また上るってか、いい加減いしろよ!」そう何度思ったことか。
マイナスな感情は走るモチベーションを下げることはよく知られている。
これが周回コースの恐ろしさだ。デメリットと言えるだろう。
ところでマラソン大会において「周回コース」は珍しいものなのだろうか。
ここ2回のオリンピックは、だから2012年ロンドンと2016年リオのマラソンは、周回コースだったのを記憶している人もいるだろう。
いずれも同じコースを3周とプラスαみたいなコースだったと思う。
なんでも、周回コースは警備やテレビ中継に適しているという。なるほど、そうだよな。
市民マラソン大会ではどうなんだろう。
ちなみにオレは「作.AC真駒内マラソン」の他、今年2018年2月に「スノーマラソンin千歳」という周回コースのマラソンを走ったことがある。
それは雪上を走るマラソンで(その日の気温マイナス7℃。さみーよ!)2キロのコースを5周する10キロレースだったんだ。
参考記事→「スノーマラソン大会in千歳2018を走ってみた。雪上ラン楽しい」
そういえば、その2キロのコースも途中に「嫌な上り坂」そして「嫌な下り坂」があって。
ちょっとした山の中のコースだったからね。
思い切って言ってしまえば、全体的に嫌なコースだったんだ(笑)それを5周。
まただ。嫌なことを5回繰り返す。ただ事じゃない。
その他で周回コースを採用しているマラソン大会をオレは知らない。北海道の話ね。
それほど多くはないような気がするがどうだろう?ま、あるとは思うけど。
全国的にはどうなんだろう。なかなか調べようがなくてさ。
なくはないよね?
周回コースのメリット・デメリット
自己ベスト更新を目指すレースとして周回コースは狙い目なのか。メリット・デメリットを考えてみる。
メリット
①みんなが近くにいるから気持ちが楽たとえばフルマラソンって、すんごく遠くまで走るでしょ。
どこからだよ、って話だけど。どこを基準に考えて遠くだよ、って。
いや、どこからとかじゃなくて、とにかくなんか遠くまで走るでしょ。
遠くでトラブったら嫌だな、って。交通機関のないところで足を骨折して(なにが起きるんだよ)動けなくなったら誰も助けてくれないんじゃないかって不安があるよね?
でも周回コースなら大丈夫。メイン会場を中心にみんながいるところをグルグル走るだけだから。
足を骨折しても(だからなにが起きるんだよ)誰かが助けてくれるはずだ。
応援する人も一ヵ所にいれば何回も応援できるし。
②コースを把握できる
1周すれば、上り坂下り坂などの勝負ポイントを把握できる。
給水エイドの位置もわかるから、給水するタイミングの不安がない。
あと、トイレも。いつでもトイレに行けるっていう安心感がある。
③気持ちをリセットできる
例えば今回の「作.AC真駒内マラソン」は1周ごとに競技場の中を通るんだけど、そこでマイクを使ったアナウンスとかで盛り上げてくれるんだ。
「よし、ここからまた次の1周をがんばろう」って気持ちをリセットできる。
デメリット
①嫌なことを繰り返す上に書いた通りだ。嫌なことを5回繰り返す。ただ事じゃない。
しかし、これは「嫌なこと」がないコースだった場合メリットに転じる。
②コースに飽きる
初めて走るコースって、それだけでテンション上がることあるでしょ?
観光名所的なところだったら、景色に見惚れてしばし疲れを忘れて走る、なんてこともあるかもしれない。
周回コースにはそれがない。飽きること必至。
③何周目かわからなくなる
ないと思うよ、そんなことは。4周とか5周とかそのレベルだったら。
まさか1キロコースを42周するレースはないだろうし(笑)GPSウォッチも多くの人が持っているはずだ。
いや、だけどGPSウォッチがなかったら、疲労で頭が朦朧としてたら・・なくはないんじゃないかな。
「はいキミ今何周目ね」なんて誰も教えてくれないし。
結論
自己ベスト更新を目指すレースとして周回コースは狙い目なのか。狙い目だと思う。
1周目でコースを把握できるのがデカいと思う。
なにより、最近(ずっとだろ)低迷していたオレがその周回コースのレースで自己ベストを更新したのだから!(笑)
こんな感じで。
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コメント
コメント一覧 (2)
マラソンじゃないですが、石川県の輪島市で行われる
日本陸上競技選手権大会、競歩(50キロ)は
2キロのコースを25周しますw
見に行ったことがありますが、あの単調さは地獄級
ではないかと(笑)
ブログ読んでもらってありがとうございます!
そうだ、競歩は周回コースでレースしますもんね。
それにしても2キロ25周!!いや、もう修行ですよね(笑)
いつだったかありましたよね、周回足りないのにコース審判がゴールに誘導しちゃった事件。
たまにランニングコースで競歩の選手と一緒になることあるんですけど、ものすごく速くてビビります。こっちは走ってんのに追い越されて(笑)