スキンヘッド男性

ハゲに悩みは尽きない。
朝起きた瞬間から、夜眠りにつくまで尽きることはない。

オレはハゲじゃないけど、そんな気がする。

ある時期からある時期までは、ハゲを誤魔化すことに尽力する。
しかし、ある時期を過ぎると、だから、今後の人生ハゲとして生きていく、とあきらめ、いや、決心したときあから「かっこいいハゲ」を目指すようになる。

かっこいいハゲなんて、いねーよハゲ。
そう揶揄されるかもしれない。
そんな時、キミは一心不乱にかっこいいハゲを探す。
キーボードが壊れるくらいの勢いで検索する。

まず、ブルース・ウィリスだろう。
誰もが認めるキングオブかっこいいハゲだ。

なんてたって、泣く子も黙るハリウッド俳優だ。

次にキミは日本人でそれを探すだろう。
まず、竹中直人だろうな。海老蔵もでてくるかもしれない。 
しかし、海老蔵はハゲじゃないよ。いやハゲだよ。

なんて不毛な議論はやめような。ハゲだけに。

やかましいわ。

あと誰だ。ハリウッド俳優の渡辺謙あたりか。

でも、ハゲじゃない人は、渡辺謙をハゲと認識していないんだよな。
そこにハゲとそうじゃない人とのズレが生じる。

ハゲだけにズレがね。

やかましいわ。

なんかハゲハゲ言ってごめんね。オレはハゲじゃないけど、なんか嫌だな。
なんて言えばいいかな。おいおい考えるよ。

坊主とハゲの境界線。

これはなかなか難しい。
それはイスラエルとパレスチナの国境のように。

だから、その答えがほしくて、手当たり次第にかっこいいハゲ坊主を列挙していく。

そのラインは、サッカー選手に多い。
ジダンにはじまり、ルーニースナイデルイニエスタと枚挙に暇がない。
いや、全然境界線上じゃねーだろ、ハゲだよハゲ。そう手厳しいサポーターもいるかもしれない。

そうなんだけど、でも、「ハゲ」って感じじゃないんだよな。その辺のサッカー選手。かっこいいんだよ。植毛したルーニはあれだけども。植毛といえば、日本代表にもいるな。岡なんとか。あいつ生え際やったよな。裏切り者め。まぁ、それはいい。

ハゲでもかっこいい人は、なぜかっこいいのか。

金を稼いでいるからか。仕事で結果を残しているからか。
なぜなんだ。なぜあいつらはハゲなのにかっこいいのか。オレもそうなりたい。そういうかっこいいハゲにあこがれるハゲは多いはずだ。

昔を知らないからか。

だから、ハゲげていないときの姿を知らないから、かっこいいと思えるのか。
ハゲ=劣化ってことじゃない?そこがハゲの悲劇だ。それがないからか。
だって、フサフサ時代のジダンなんて知らないだろ?
知ったときには、もうすでにあの姿だったじゃない。

違う。

じゃあ、なぜジュウド・ロウはかっこいいのか。
フサフサ時代のイメージも強いじゃない。で、どんどんハゲてったよね。
でもハゲてもかっこいいじゃない?

どうすれば、かっこいいハゲになれるのか。
ハゲどもは日々かっこいいハゲの有名人を口にしては、ハゲを正当化しようとする。

ハゲども言うな。

ハゲの正当化ってなんだよ。

でも、あんまりハゲを気にしちゃダメだぞ。余計ハゲるから。
だまれハゲ!

あとね、ブルース・ウィリスとかジダンとか竹中直人とかは、まぁいいよ。
誰でもたどり着く有名人だ。


ジェイソン・ステイサム言い出したらもう重症だ

だけどね、ジェイソン・ステイサム言いだしたら、それ、キミけっこう重症だよ。ハゲ気にしすぎ。かっこいいハゲの研究しすぎ。ハゲで検索しすぎ。もっと心穏やかに過ごそうな。ハゲるから。

【リンク】ジェイソン・ステイサムWikipedia

トランスポーター、いい映画です。







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