まずお詫びしなければならないのは、このブログで「なんとか問題」とタイトルがついただけでフザけた感じになってしまうことだ。
過去に「マラソン大会Tシャツ問題」や「ランニングウェアしっちゃかめっちゃか問題」「いつもすれ違うランナー問題」など、ランニングにおける様々な問題をこのブログで論じてきた。
そのいずれもが「大した」問題ではないことはご存知の通りだ(笑)だから少々フザけてしまっていた。
しかし、さすがにこのテーマでフザけることは許されない。真剣に考えたい。
【新型コロナ】ランニングするときはマスクをつけろ問題を考えてみる。
オレはランナーにとってのアフターコロナの世界を危惧している。
ちなみに知ってる人も多いと思うけど「アフターコロナ」とは、この度の新型コロナウィルスの蔓延の影響で、社会のシステムや人の考えなどが大きく変わってしまうと予想される世界だ。仕事がテレワークになったりとか、もう変わっていることも多いよね。
だからもう、すでに「アフターコロナ」の世界なのかもしれない。
新型コロナ(のような)ウィルスはなくなることはない、だからインフルエンザのように共に生きていくしかないんだ、という「ウィズコロナ」なんて考え方もあるようだ。それらに対して、それ以前の世界を「ビフォアコロナ」と呼ぶ。
同じマンションに住む、おばあさんの話をしたい。
年齢は70代だろうか。特に親しいわけではない。知り合いとも呼べないただの顔見知りだ。
先日、そのおばあさんとマンションの廊下でばったり会って話をした。
「大変な世の中になってしまいましたね~」とおばあさん。
「ホントにね~」とオレ。
「あ、2m以上離れなきゃダメだね」と、少しおどけるおばあさん。たぶんおどけた、と思う。おばあさんはマスクをしていたから、はっきりとはわからない。もしかしたら、こんな世の中に肩を落としたのかもしれない。
「あっ、そうですね。そんじゃ」笑ってその場を離れるオレ。オレもマスクをしていたから、笑いが伝わったのかはわからない。
2人ともマスクをしていた。そう、これは「アフターコロナ」での出来事だ。このおばあさんと、挨拶以上の話をしたのは今回で2回目だ。初めて話したのは去年だったかな、おととしだったかな。結構前のことだ。時期は忘れたけど、その出来事のことはよく覚えている。「ビフォアコロナ」での出来事だ。その事は後で書く。
2人ともマスクをしていた。そう、これは「アフターコロナ」での出来事だ。このおばあさんと、挨拶以上の話をしたのは今回で2回目だ。初めて話したのは去年だったかな、おととしだったかな。結構前のことだ。時期は忘れたけど、その出来事のことはよく覚えている。「ビフォアコロナ」での出来事だ。その事は後で書く。
こんな時期にランニングしていいのだろうか。そう悩むランナーは多いだろう。やっぱり走る時もマスクをした方がいいのかな、とか。
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の見解としては、人混みを避けた散歩やジョギングは問題ないとされている。世の中的にも、健康維持のためにそのくらいはいいんじゃないか、という空気はあったと思う。
しかし、だ。
先日の山中教授の発言により、世の中の「潮目」が変わったことを知らなければいけない。
ランナーの立場としては「悪い方向」に世の中の「潮目」が変わったことを。
山中教授とは、そう、泣く子も黙る2012年ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授だ。iPS細胞でおなじみの山中教授だ。フルマラソン(2018年別府大分毎日マラソン)を3時間25分20秒で走った(Wikipediaより)ガチランナーとしても有名だ。
ノーベル賞でサブ3.5だとよ!テメーいい加減にしろよこのやろう!(嫉妬からの暴言失礼しました)
そのノーベル賞でガチランナーの山中教授がランニング時のマスク着用について動画で発言したんだ。
その発言を全部聞けば、ランナーにとって「悪い方向」の発言ではなかったと思う。
決して「走るな」という発言ではなかった。でも、やっぱり感染リスクはゼロじゃないからマスクやバフ(マスクの代用となるもの)を付けて走りましょう、という発言だった。そして、それを「エチケット」という言葉を用いたことにガチランナーである山中教授だからこその、ランナーに対するやさしさを感じたんだ。オレはね。
「リスクはあるんだからマスクをつけろ」「距離をとっていればマスクはいらないだろ」ランナーの間でも、そんな意見の対立がある。
でも、「エチケット」ということにすれば、そこに対立は起きないのではないか。ランナーみんなで力を合わせてこの困難を乗り切ろう、そんなメッセージを感じた。だから「悪い方向」の発言ではなかったと思うんだ。
だけど、それはオレがランナーだからだ。
山中教授がランニングについて発言したことで、ニュースやワイドショーで、この問題を、だから、こんな時期にランニングしていいのかどうか、という問題をテレビで取り上げるようになった。
その切り口は「山中教授もランニングは感染リスクがあると発言した」だ。
人混みの公園で連なってランニングしているランナーの映像を流しながら。
これによって、ランナーの立場としては「悪い方向」に世の中の「潮目」が変わったことを知らなければならない。
この問題は2つのテーマに分けて考える必要がある。
1つ目は、「事実」としての問題だ。ランニング(ジョギング)していいのかどうか。
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の見解として、人混みを避けた散歩やジョギングは問題ないとされている。
2つ目は「感情」の問題だ。たとえばランニングを趣味としていない人たちがどう思うか、という問題だ。
今、世の中はギスギスしている。他人へ攻撃的になっている人も多くみえる。
「こんな時期にランニングなんかしやがって」とランナーを敵対視している人も多くなってきているかもしれない。それはしょうがないことだ。誰もが不安なんだ。
ランナーがいくらルールやエチケットを守っても、この時期にランニングしていることをよく思わない人はいるだろう。
でも、そういう感情はオレにだって、そしてあなたにだってきっとある。
たとえば車を運転しているとき。車道を走っている自転車を邪魔だと思うことはないだろうか。法律的なルールは守っているのに。
たとえば分煙されているレストランでルールを守って喫煙席で煙草を吸っている人に、冷たい視線を向けたことはないだろうか。レストランでタバコ吸うとか常識ねーな、とかって。
たとえば分煙されているレストランでルールを守って喫煙席で煙草を吸っている人に、冷たい視線を向けたことはないだろうか。レストランでタバコ吸うとか常識ねーな、とかって。
そういう(いわれなき批判のような)感情が今、ランナーに向けられ始めたのだと思う。山中教授の発言をきっかけに。
そんな今だからこそ。できるだけランナーが悪く思われないようにしたいと思う。ルールやエチケットを守って。
「事実」として問題ないとしても「感情」を無視しないでいきたい。
できるだけ人混みを避けて。ランニングする頻度を低くしたっていいじゃない。
この危機を乗り越えたとき、だから完全に「アフターコロナ」になってからランナーが意味なく悪者にならないように、今は少し我慢してもいいんじゃないだろうか。
世の中に「ランナーは自分勝手なやつら」と思われない方向でがんばろう。「アフターコロナ」になっても今までのように自由に走りたいじゃない。
頻度を低く(オレはいつも低いけど)マスクをしたとしてもできるだけ人混みを避けて。おもいっきり走りたければ、誰もいない山の中を一人で走るとかいいかもね。行くのめんどくさいけど(笑)
っていっても、ごめん、レベルの高いところで走っているランナーに対しては、よくわかりません。走る頻度を低くなんてできるわけねーだろ、って話かもしれない。
オレが言えるのは、そうだな、オレくらいのサブ4より遅い感じのランナーに対してかな。そんな感じのランナーにこの言葉を贈りたい。もっと走らなきゃ、と思ったときに。
オリンピック選手でもあるまいし。
オレが無茶なランニングをしているとよく言われる言葉だ。オレの周りには心無い人が多いから(笑)親にもよく言われるな。「そんなに走ってバカでないの、オリンピック選手でもあるまいし。」
いつだったか、ランニングの最後に猛スパートしたときがあって。ゴールは自分が住むマンションの前。ゴール後、ヒザに手をつきゼーハーゼーハーしていたら。ちょうどマンションから出てきた「知らない人」が「あらあら、ちょっと待ってなさい」そう言って、マンションの中にもどっていって。
数分後、「ほれ、飲みなさい」って冷えっひえの500mlのペットボトルの水を持ってきてくれたんだ。「うれしい!すんません!」って。
あのおばあさんだ。それがおばあさんとの初めての会話だ。「ビフォアコロナ」のやさしい世の中での出来事だ。「アフターコロナ」の今、「あ、2m以上離れなきゃダメだね」と言ったおばあさん。悲しいね。
今はそんな世の中だ。それは仕方がない。
でも、いつかまた自由に走れるように、今をがんばらなきゃね。
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コメント
コメント一覧 (26)
市民ランナーにとって、貴重な提言だと思います。
私も週末のロングは冬用のフェイスマスク着けて走ろうと思います(超苦しくなるけど)
あとは時間を超早朝にするとかですね。
この前、朝5時に走っていたら、人には会いませんでしたが、鹿の家族に遭遇しました(笑)
そうですよね、私もこれからはマスクをしてなるべく人を避けて行います。
ただ、これを言ったらまた問題だと思うのですが、言わずにはいられないです。問題があったら消してください。
たむけさんさんの例の発信。正論です。正しいです。わかってます。でも、あれも一種の「攻撃」ですよね。意図的に強めの言葉をチョイスしてるんですから。
あれで、「ルールを厳格に守らない人は攻撃してもいい」という雰囲気が醸成されたような気がしてなりません。
私はネックカバーを、昭和のヒーローのように鼻までおおって走っていますが、誰もいないところでは顎か首まで下げていたりします。20~30m他人と近づいたらまたかぶります。マスクは顎にしてるとちょっと変ですがネックカバー(バフ?)はそういう使用法なのでOKです。もちろんマスクもCOVIDの予防にはならないようですが(少しは効果あると思っていますw)このペラペラのネックカバーは、自分の飛沫を相手になるべくまき散らさないためだけですね。呼吸はさほど苦しくなりません。むしろ、少し高地トレーニングと同じ負荷がかかって、ヘモグロビン増えてくれるかしらなんてポジティブ思考で^^;
おばあさんと仲がいいシブケンさん素敵です。
鹿の家族!いや、どこ走ってんの!(笑)
フェイスマスクとかバフとか、考えてみたら冬ランでちょっとした吹雪のときとか、普通にしてるよね。それがあたりまえだと思えばたいしたことないわけで・・
今の時期、朝5時のランニングは気持ちいいよね!眠いけど。
オレはいつも真面目だよ(笑)
いや、消さなくても大丈夫だよ。そんなに見てないって!
みんなイライラ、ギスギスしてるよね。まぁ、感染リスクの不安からそうなるのも仕方がない。あと、あれだ。ランニングしてる人って、きっとどこか余裕のある人たちだからね、多少なりとも。そういうのも気に障るのかもしれないし。のんきに走りやがって!って。
まぁ、いろいろうまくやっていこうや(笑)
いやいや、おばあさんと仲がいいわけでないんです。ほんと!顔見知り程度です。別にそこまで否定することもないですが(笑)
いや~ただ走るだけで、こんなに気苦労する時代になるとは思いませんでしたね。誰もいない場所・時間帯狙うしかないかな。朝4時くらいが最強でしょうか。でも、それやると帰ってきてから1日寝てしまいそうだな・・
やはり要マスクですよね、マナーですものね。。。
マスクすら入手困難なんですけどね
日よけ用の女性がしてる(名前とかわかりません)
そういうのでやってみようかな、と思ってます。
個人的に余裕があるのはお腹(ダルダル)です~
先週の中島公園ランナーは誰もマスクしてませんでしたが
今週は流れ変わるかもですねー
やはり管理人さんはランナーに影響力があるのでコメントも多々ありますね( 'ω' و(و
えぇ。タイガーマスクとかロビンマスクとか書かれたらフォローどうしようってビビってましたがw
今日は、1500TTしてみました。
途中お腹がが痛くなったので、大迫選手みたいに、もみもみしたら治りました。
東京マラソンの時は、まさかこんなに拡大するとは、思っても見なかったです。
こんにちは!
そうなんですよね~まだ普通にマスク売ってるの見たことないですよね。
うわさのBUFFもなかなか入手困難になってきたとか・・
誰かのツイッターにワークマンにネックなんちゃらっていうBUFFっぽいの売ってたってありましたよ。
私も腹、鍛えないと(笑)
海もダメですか~今はがまんのときですね。
ヨーヨーも部屋で一人でやってくださいね!(つまんねー笑)
タイガーマスクとかロビンマスクか!そっちでいけばよかったな。
いや、だから影響力なんてないっつうの!(笑)
そういえば、夜も動物にしか会わないって言ってましたもんね(笑)
今だったら東京マラソンなんて絶対無理ですよね。あの時でさえ、まだ平和だったと思える今日このごろ・・
まずは人がいるところだけでも、いいじゃないですか!
それを見たマスクをつけていないランナーが「自分もつけなきゃ」って変わっていくと思いますよ!
お互い、できるところからやっていきましょう~
「一歩進んで周りに気配りできる人」・・ホントそうですよね。
自分だけだからいいだろ、なんて思わないで。「ランナーってダメなやつらだよね」って言われないように、ランナー代表として!お互いがんばりましょう!
確かうちに函館マラソンで貰ったBUFFあったよなーって探しましたが見つからず、
小布施見にマラソンで貰ったBUFFがあったので着用して40キロ走りました。
マスクに比べて全然いい!
息がしやすい。
おススメですね。
しかし函館マラソンのBUFFはどこに消えたんだろう…
いやいや、コメントが遅いとかホントないですから!たまに見に来てくれるだけでもうれしいので大丈夫です。
ところで、函館マラソンでBUFFをもらったときは、まだ、その存在を知らなかったので「なんだこれ?」ってなりました(笑)
ところが、なかなか使えるヤツで。今ならなおさら。早く見つかればいいですね!
今や 世の中 コロナウィルスでコロコロコロコロコロコロコロコロコロコロコロコロコロコロコロですからね!
ぶっちゃけ 生きるのが必死な人も出てくるんかな? ちなみに 家はそうです
北海道も ある意味大変な業種な人はいますよね?
走れる マラソン楽しめる状況って
マヂデ━━━(゚∀゚;)━━━・・
本当に 有難い世の中
早く そんな 幸せなMASK無しで走れる世の中になって欲しいものです!
ちょっと的外れなコメントになってしまいますが・・・
どんな状況であれ、みんな必死だと思います。
影響を受けていない人は、いないんじゃないでしょうか?
candyさんがんばってください。私もがんばります。
早く自由に走れる日々がもどってきたらいいですね!
これに関するブログを書けば、いろいろなコメントが来るだろうな、ってことは予想・覚悟していますので問題ないですよ。嫌だったらコメント欄を閉じればいいだけなんで(笑)
ところで、この問題に関する「正解」は誰もわからないと思います。未知のウィルスということですから。こまるさんの意見も、正解かもしれないし間違いかもしれない。一部正解で一部間違い、ということもあるでしょう。そして状況が変われば、正解も変わっていくはずです。
いずれにしても、一方的な考えに惑わされずに(賛否どちらの方向にも)自分の頭で考えていくしかないと思います。私としては、どんな状況でも「楽しむ」ことを大事にしていきたいと考えます。少なくともこのブログ上ではそんなことを発信していきたいな、と。なんせフザけたブログなので(笑)
こまるさん、いろいろ大変な状況のようですが、がんばってくださいね。私もがんばります。