読んだよ。

この乱暴な書き出しに、怒りを覚える人もいるかもしれない。
なんせタイトルが「ランニング革命を読み解く」だ。「読み解く」と銘打っているからには、その内容はどうあれ「書評」の類のはずだ。その書き出しが「読んだよ。」だ。

あたりめーだろ、って話だ。

確かにオレも、食レポの書き出しが「食べたよ。」だったら怒り出すかもしれない。
あたりめーだろ、って。

しかしこれには理由がある。
今回「その3(最終回)」ということは、当然「その1」と「その2」があったわけだ。
ちなみに、読んでない人はこれね。



積極的に読んでくれとは言わないけど(笑)

実をいうと、その「その1」と「その2」の時は、1行も読んでいなかったんだ(バカやろう)。
読んでいないにもかかわらず、「その1」と「その2」を書いてしまったんだ。
そろそろ怒られると思って、今回は読んだ、というわけだ。

それでは「ランニング革命」から何を学べるのかを書きたいと思う。
が、その前に、一つやってもらいたいことがある。

その場で走ってみてほしい。ほら、モモ上げ運動みたいな感じで。

特にこんな人には、是非それをやってもらいたい。
オレみたいにランニングフォームが、誰がどう見ても「かかと着地」になっている人。
そして、オレみたいに、何度かフォアフット着地(つま先側での着地)に挑戦してみるも、「無理だろ」とあきらめた人。
さらに、オレみたいに、人には向き不向きみたいなものがあるんだろ、「かかと着地」が合ってればそれはそれでいいだろ、と思ってる人。
さぁ、普段「かかと着地」をしているあなたは、その場で走ってみてほしい。

どこで着地してる?フォアフットだよな?それが答えだ。

「ランニング革命」の著者ニコラス・ロマノフは言い切る。
かかとからの着地は間違った走り方なのか?「イエス」
フォアフット着地にするべきなのか?「イエス」
ベアフット(はだし)で走った方がいいのか?「そうとも限らない」(イエスじゃないんかい!)
と。

ランナーにとっては、フォアフット着地がが唯一自然な着地だと言い切る。
「生体力学的に言うと、かかとで着地をすると、文字通りブレーキをかけていることになる。優れたランナーは一歩ごとにブレーキをかけたりはしない」と。

いや、いろいろな意見はあると思う。一流のランナーでも、かかと着地の人はいるようだし。でも、とにかく、この本「ランニング革命」はフォアフット着地が正解だと言い切る。

その他のことでも、けっこう言い切るんだ。その姿勢、オレは好きだな(笑)
もちろん、その根拠も示してある。

フォアフット着地で走る方法、そしてそれを会得する方法(トレーニングなど)を知ることができるのが「ランニング革命」だ。
キロ何分で走るとか、フルマラソンの走り方、みたいなことは一切書かれていない。それはまた後の話だ。
ランニングフォームについて書かれた本、それが「ランニング革命」だ。

フォアフット着地を会得するための心構えに始まり、自分のランニングフォームをビデオで撮影して分析する方法、ストレッチや筋トレの方法、そして、それをランニングに反映させる方法について学ぶことができる。

圧巻は65ページから95ページの30ページに渡って解説される「準備運動1~31」だ。
ランニング革命ポーズ
ポーズの写真、デカすぎだろ!写真と文字の比率!
オレは今まで、こんなにも無駄にページを、いや失礼、贅沢にページを使っている本を見たことがない(笑)

などなど、写真豊富に!正しいフォームについて、この本ではフォアフット着地がそれなんだけど、詳しく解説されていく。
レッスン1から始まるワークブック形式で書かれていて、順番どおりプログラムをこなしていけば、それが身に付くって寸法だ。

しかし残念ながら、オレはそのプログラムを遂行することはできない、そう判断した。なぜなら、その設定された期間が「半年間」だからだ。

なげーよ!

今から半年経ったら、札幌の外は雪に埋まっている。雪の上でフォアフット着地もクソもないよ(笑)滑らないように走るだけで精いっぱいだ。
そしてさらに「ランニング革命」は無茶を言う。ランニング日誌を付けろと言うんだ。

「今日はちゃんとトレーニングに行った。こんな簡単な運動なんか必要ないという頭のなかの声はあったけれど。」
とかなんとか例文がついていて。
めんどくさくて、できねーわ!「今日、サッカーで優勝したよ」みたいな(笑)

要するに、かなり真剣に「ランニング革命」を起こしたい人じゃないと、この本を100%有効活用するのは無理かもしれない。
だって半年間かかるし、ランニング日誌付けなきゃないし。もっと言えば、ラニングフォームのビデオ撮影方法、その活用方法もけっこう事細かく指導される。「わざわざ未来のスピルバーグを雇うまでもなく」なんてアメリカンジョーク(でもないか)を交えながら。

でもね、もちろん100%有効活用できなくても、いいとこ取りができないわけではない。それはオレの得意とするところだ(笑)
すごく勉強にはなった。またフォアフット着地に挑戦してみようと思えたくらいに。それに関して、できることは取り入れていきたいと思う。

とはいえ、そこまで目新しいことが書かれているわけではない。
今までランニングフォームについて調べたり、習ったことがある人にとっては、ということだけど。より詳しく知ることはできると思うけどね。
体の真下に着地するとか。後ろに蹴り出すんじゃない、体を前傾させることで重力の影響を利用するんだ、とか。そういう、今では一般的になっていることだ。

いやいや、もしかしたらそれらの根源が、この本の著者ニコラス・ロマノフが提唱したポーズ・メソッドなるものなのかもしれないけど。
違う、かな。

でも、言葉として「積極的に着地しない」という言い回しは印象に残ったな。
あくまでも、自然の流れで着地している「だけ」だと。後ろに蹴り出さない、ってのに繋がると思うんだけど。これがオレ的には一番の収穫かな。

「積極的に着地しない」
これを意識するだけでも、走りが変わるような気がする。

多くのランナーが直面する着地問題。
つま先側で「フォアフット着地」がいいのか。足裏全体で着地する「ミッドフット着地」がいいのか。「かかと着地」でもいいのか。

いろいろな説があると思うけど、この本「ランニング革命」は「フォアフット着地」が正解だと言い切る。「フォアフット着地」がが唯一自然な着地だと。そして「かかと着地」はケガに繋がる、と。

「フォアフット着地なんて、自分みたいなポンコツランナーには無理無理」そう思っている人も、これを読めばきっと「フォアフット着地」に挑戦したくなる。オレみたいにね。だって、ケガしたくねーもん!




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コメント

 コメント一覧 (6)

    • 1. MZ
    • 2020年08月03日 22:29
    • やりましょう、フォアフット。見直しましょう、ランニングフォーム。
      齢56歳、4時間切りは一昨年の年内の地元大会だけです。改めて自己ベストを目指し、一から(でもありませんが)取り組みたいと思います。
      シブケンさんのコメント見ながら私もがんばります。
    • 2. シブケン(管理人)
    • 2020年08月04日 13:39
    • MZさん
      人生の先輩にそう言われたら、私もがんばらない訳にはいきませんね!
      フォアフット挑戦してみよう。ダメだったらごめんなさい(笑)
    • 3. pen
    • 2020年08月04日 17:24
    •  すみません準備運動のページ笑いがとまらない
    • 4. 志士
    • 2020年08月04日 21:16
    • 5 >「サッカーで優勝したよ。」
      これ、北海道民ならだれもが知っているであろう某霊園のCMの名セリフですよね?
      私はこの一言にしびれました(笑)
    • 5. シブケン(管理人)
    • 2020年08月04日 21:32
    • penさん
      ここまで写真デカくなくてもね~(笑)
    • 6. シブケン(管理人)
    • 2020年08月04日 21:33
    • 志士さん
      よかった!わかる人いた!(笑)
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