
キャンプ場入口の看板を曲がると、受付のあるセンターハウスまで大きな下り坂を降りて行く。その時、眼下に広がるキャンプフィールドにワクワクが止まらない。

「なんか、すげーおもしろそうじゃね?ここ!」ってなる。
至る所に「新しい」ニオイを感じることができる。センターハウスも、子供用の遊具も、駐車場の砂利までも。でも、それは当たり前のことだ。
なぜなら、出来たばかりのキャンプ場だからだ。今年2020年7月にオープンしたばかりのキャンプ場だ。一度閉鎖されたキャンプ場を復活させた、とのことだ(旧 しらおい森野オートキャンプ場)
その名も「白老キャンプフィールドASOBUBA」という。
〒059-0911 北海道白老郡白老町森野98番1チェックイン 12:30チェックアウト 11:00入場料 大人(中学生以上) 1,000円~子ども(小学生) 500円~※未就学児無料
(2020年9月現在)
料金は上記に加え、サイトによってはサイト利用料がかかることもある。詳しくは公式サイトを見てほしい。
で、この公式サイトが見やすくていい!
コンセプトから各施設の説明もわかりやすいので、オレが書くこんなブログを見るよりも、そっちを見た方がいいぞ!(笑)
キャンプ場のウェブサイトって、けっこうショボくて(失礼)見づらいところが多いじゃない?(北海道だけかな・・)
そして、何がいいって、予約もウェブサイト上で完結できるところがいい!キャンプ場の予約って、まだまだアナログチックなところが多くてめんどうだよね(北海道だけかな・・)
「白老キャンプフィールドASOBUBA」
このネーミングを知った時、オレはまず「ASOBUBA」が気になった。「アソブバ」だ。
コンセプトから各施設の説明もわかりやすいので、オレが書くこんなブログを見るよりも、そっちを見た方がいいぞ!(笑)
キャンプ場のウェブサイトって、けっこうショボくて(失礼)見づらいところが多いじゃない?(北海道だけかな・・)
そして、何がいいって、予約もウェブサイト上で完結できるところがいい!キャンプ場の予約って、まだまだアナログチックなところが多くてめんどうだよね(北海道だけかな・・)
「白老キャンプフィールドASOBUBA」
このネーミングを知った時、オレはまず「ASOBUBA」が気になった。「アソブバ」だ。
普通、この手のネーミングをするときは「ASOBIBA アソ(ビ)バ」になると思うんだ。しかし、ここは「アソ(ブ)バ」だ。なぜなんだろう。
申し訳ないがその答えは知らない。知らないけど、予想するに「ASOBIBA アソビバ」というネーミングの施設は全国各地に存在するからではないだろうか。それらに埋もれないように「ASOBUBA アソブバ」にした、と。そうだとすれば、なかなか考えられたネーミングだ。
試しにインターネットで検索してみると、「ASOBIBA アソビバ」は、やっぱり全国に複数存在する。一方、「ASOBUBA アソブバ」は、ここ「白老キャンプフィールドASOBUBA」しか、引っかからないようだ。
もしくは、キャンパーたち自らが、創意工夫して「自発的」に「遊ぶ」場所ですよ、という意味かもしれない。決して「遊び」場として、何から何まで提供している場所ではないですよ、と。考え過ぎだろうか。
そうじゃないとすれば、
あ、もういい?ネーミングの話は興味ない?だよね。なんか気になっちゃって(笑)
キャンプ場入口でのワクワクは、受付をするために入ったセンターハウスで、さらに爆上げになる。展示されていたり、販売されているオシャレなキャンプギア、革製品などを見てワクワクしないキャンパーは少ないだろう。



トドメは「ウェルカムホットドッグ」だ。
受付を終えると、調理したてのアツアツなホットドッグをもらうことができる。そのホットドッグについて、サイトではこう説明されている。

キャンプ場に着いたら、意外と忙しい。そんな経験からホットドッグを無料サービスします。まずは腹ごしらえをして、ゆっくりとキャンプ場を散策してください。
ここまでキャンパー思いのキャンプ場をオレは知らない。
キャンプに来た!
— シブケン (@shibu_ken) September 21, 2020
食べてるのはホットドッグです。
受付でウェルカムホットドッグとやらをもらったので。いろんなウェルカムがあるものですね。
天気サイコー!#ASOBUBA #ウェルカムホットドッグ pic.twitter.com/fOnCrW7Y6r
さっそく、ホットドッグを食らう。天気にも恵まれて、楽しいキャンプの始まりだ。
空前のキャンプブームの今、各キャンプ場はいろいろな「ウェルカム」で勝負する時代になっているのかもしれない。ウェルカムといえば「ドリンク」くらいしか思いつかないと思うが、それじゃダメだ。弱い。なんせ、ここは「ホットドッグ」だ。それに勝つためには、強いインパクトが必要になる。たとえば、こんなウェルカムはどうだろう。
「ウェルカム胴上げ」
受付が終わると、おもむろにスタッフが集まってくるんだ。いや、スタッフだけじゃない。近くにいる他のキャンパーが集まってきたっていい。そして君を胴上げする。まだ、何も成し遂げていないというのに。
嫌だよ、そんなキャンプ場。「ウェルカムホットドッグ」で十分だ。
空前のキャンプブームの今、各キャンプ場はいろいろな「ウェルカム」で勝負する時代になっているのかもしれない。ウェルカムといえば「ドリンク」くらいしか思いつかないと思うが、それじゃダメだ。弱い。なんせ、ここは「ホットドッグ」だ。それに勝つためには、強いインパクトが必要になる。たとえば、こんなウェルカムはどうだろう。
「ウェルカム胴上げ」
受付が終わると、おもむろにスタッフが集まってくるんだ。いや、スタッフだけじゃない。近くにいる他のキャンパーが集まってきたっていい。そして君を胴上げする。まだ、何も成し遂げていないというのに。
嫌だよ、そんなキャンプ場。「ウェルカムホットドッグ」で十分だ。
キャンプ場の特徴

このキャンプ場の一番の特徴は、バラエティに富んだサイトが用意されていることだろうか。多くのキャンプ場は、「テントサイト」と車を横付けできる「オートサイト」の2つがメインになると思う。あとはバンガローやキャビンと呼ばれる小屋的な建物を使用できるサイトがあるくらいか。
ここ、「白老キャンプフィールドASOBUBA」には、それらに加え、他ではあまり聞くことのない「ハンモックサイト」と「ワイルドキャンプ」というサイトがある。
「ハンモックサイト」は文字通りハンモックを張る用のサイトだ。程よい間隔でマツの木が密生している。

別にハンモック専用ということではなくて、テントを張ることもできる。そのスペースは十分にある。
そしてオレが最も魅力的に思えたのが「ワイルドキャンプ」サイトだ。


このゲートの奥にそれがある。

ちなみに、この辺りは夜になると照明もなく真っ暗だ。
そこは整備されたキャンプ場ではない。「ただの河原」と言えばいいか。センターハウスや他のテントサイトからは、まったく見えない場所に位置している。
そこにたどり着くまでの道のりも結構急な下り坂で、なかなかワイルドだ。帰りはもちろん、登り坂になる。


ちなみに、この辺りは夜になると照明もなく真っ暗だ。
そこは整備されたキャンプ場ではない。「ただの河原」と言えばいいか。センターハウスや他のテントサイトからは、まったく見えない場所に位置している。
そこにたどり着くまでの道のりも結構急な下り坂で、なかなかワイルドだ。帰りはもちろん、登り坂になる。

坂道は大変だけど、それはそれで楽しい。
普通のキャンプ場でのキャンプに慣れてくると、もっとワイルドな場所でキャンプをしてみたいと思うようにならないかい?だから、ただ自然にそこにある山や川でのキャンプをしてみたい、と。「野営」と呼ばれるそれだ。
普通のキャンプ場でのキャンプに慣れてくると、もっとワイルドな場所でキャンプをしてみたいと思うようにならないかい?だから、ただ自然にそこにある山や川でのキャンプをしてみたい、と。「野営」と呼ばれるそれだ。

だけど実際怖いよね、野営。熊なんかの野生動物が怖いし、虫に刺されるのも怖い。
なんて思う、アウトドアに強いんだか弱いんだかわからない、オレみたいなキャンパーはけっこういると思うのだが、どうだろう。
そんなキャンパーの願望を叶えるのが、この「ワイルドキャンプ」サイトだ。
思う存分「野営」できるし、何かあったら平和なキャンプサイトに、すぐ逃げることができる(笑)いつかここでキャンプしてみたい。

この「ワイルドキャンプ」サイトを除けば・・小さな子供やアウトドアがあまり得意じゃない女性にも優しいキャンプ場だと思う。子供用のアスレチック的な遊具が楽しそうだし、ウォシュレット完備のトイレは新しくきれいだ。



トイレと同じ建物の中に24時間無料で使用できるシャワールームもある。

トイレの洗面台にドライヤーも設置してあるので、そこで髪を乾かせばいい。オレにはドライヤーなんて必要ねーけどな。うるせーわ!
あと、うれしいのがゴミを捨てて帰れるところだ。無料だ。
今は、多くのキャンプ場でゴミは持ち帰るのが当たり前になっている。ただね・・けっこう豪快な(ごまかして書けば)ゴミも捨ててあったな・・ここは、キャンパーみんなでルール・マナーを守って、この状況を続けてもらおうじゃないか!
ゴミ以外にも、今のところ細かいルール設定はなくて、いろいろと大らかな雰囲気だ。これも、これから利用するキャンパー次第だよね。気を付けていこう!
ちょっとめんどくせーなーと思ったのが、トイレとシャワーの建物が「土足禁止」なんだ。シャワーはともかく、トイレを使うときに、いちいち靴を脱ぐのがどうもね。オレのトイレの回数が多かっただけかもしれないが(笑)逆にきれいでいい!って人もいるかもしれない。賛否の分かれるところだろう。
今は、多くのキャンプ場でゴミは持ち帰るのが当たり前になっている。ただね・・けっこう豪快な(ごまかして書けば)ゴミも捨ててあったな・・ここは、キャンパーみんなでルール・マナーを守って、この状況を続けてもらおうじゃないか!
ゴミ以外にも、今のところ細かいルール設定はなくて、いろいろと大らかな雰囲気だ。これも、これから利用するキャンパー次第だよね。気を付けていこう!
マイナスポイント
オレ的には、基本的にマイナスポイントはなかったかな。お気に入りのキャンプ場になった。みんなにオススメしたいキャンプ場だ。とはいえ、誰かにとってはマイナスポイントになり得るかな、と思えた点がなかったわけではない。それをいくつか。ちょっとめんどくせーなーと思ったのが、トイレとシャワーの建物が「土足禁止」なんだ。シャワーはともかく、トイレを使うときに、いちいち靴を脱ぐのがどうもね。オレのトイレの回数が多かっただけかもしれないが(笑)逆にきれいでいい!って人もいるかもしれない。賛否の分かれるところだろう。
それよりも・・またかよ!と思ったのがトイレまでの道のりだ。
登るんだ。

先日利用した「紅櫻アウトドアガーデン」ってキャンプ場もトイレまでの道のりが登りだったので、またかよ!って(笑)
オレみたいにビール飲をむとトイレが近くなる人は、少しの覚悟が必要だ。まぁ、テント張る場所によるんだけどね。
マップの赤で囲ったエリアは、トイレと同じ高さの土地にあるので登り下りはない。サイトを選ぶ時の参考にしてほしい。

あとね、地面がグジュグジュしてるところがけっこうあったかな。オレがテントを張ったフリーサイトの話だけど。水捌けはあまりよくないのかもしれない。ここ何日かずっと雨が降っていたという話だけど。雨っぽい日に行くときは、長靴とか濡れてもいいサンダルとかを用意した方がいいかもしれない。フリーサイト以外は問題なさそうだったよ。
あと、なんだろ。あれか、洗い物とかの水場は2箇所あってなんとか足りると思うんだけど、飲み水OKの蛇口が一つしかない!これは時間帯によっては混雑するかも。
けっこうあるな(笑)
でも、アウトドアのマイナスポイントって、結局「不便」とか「不快」とかにつながることで・・・それがあるからアウトドアが楽しいってことでもあるよね。その「不便」をDIY的なアプローチでどう解消するか、が楽しかったり。
どこまで求めるかって基準が難しい。快適な宿泊を求めるなら温泉旅館にでも泊まれば?ってことにもなってしまうし。オレ的にはまったく!問題ないレベル。「ワイルドキャンプ」したいって言ってるオレが、そんなことで文句言ってる場合じゃない(笑)
でも、あれだ。一つすごく残念だったことがあった。「BAR」をやってくれなかったんだ。センターハウス横の野外にバーカウンターがあってさ。

そこでビールとか飲めるっていうから楽しみにしてたんだ。でも、この日はやってくれなくて。聞いたら「不定期開催」だそうで。残念!
プチ情報
このキャンプ場はまだ完成していない。作りかけのバンガロー的な小屋があったり、水場も改善されていきそうな感じだった。スタッフの方に聞いたところ、3年くらいかけて完成させるそうだ。野外フェス的なこともやってみたいって。
あと、冬の営業も考えているそうで。もしかしたら今年2020年の冬から週末だけでも営業するかも、ということだ。スノーモービルに乗ったり、冬ならではの遊びも考えてるって。
いろいろ期待して待ってみよう!なんせ「ウェルカムホットドッグ」だ。今後も、いろいろな「ウェルカム」でもてなしてくれることだろう。胴上げはやめてね(笑)
→公式サイト「白老キャンプフィールドASOBUBA」(外部サイト)
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コメント
コメント一覧 (2)
ここ凄く良さそうですね!! 来年チャンスがあれば、行ってみますね👍
なんかワクワクする空間でしたよ!ぜひぜひ!