この記事のタイトルは「雪中キャンプ入門」となっているが、アナタに「雪中キャンプ」の極意を指南するものではない。
なぜなら、オレ自身、先日初めて雪中キャンプをしたばかりのビギナーだからだ。
そう、オレが「入門」したんだ(笑)その時の装備なんかを記してみるので、ぜひ参考にしてもらいたい。「へー、そんくらいの装備で大丈夫なんだ」って。ちなみに、雪のないフツーのキャンプは慣れたもんです。

まず、アントニオ猪木の言葉を贈りたい。

元気があれば何でもできる!
迷わずいけよ!行けばわかるさ!

オレはここ2年くらい、冬になると「雪中キャンプやってみてー」そう思うようになっていた。しかし、それ用の装備もないし、っていうか、何が必要かもよくわかっていなかったし、度胸もなかった。

だって、雪の中、テントで寝たら死ぬでしょ!そう思っていた(笑)

しかし、知り合いが雪中キャンプをするようになって、いろいろ情報を得るようになって、なんとかなるのかな?って思えてきて。YouTubeを見れば、多くのキャンパーがやってるもんね、雪中キャンプ。俄然、やってみたくなって。オレも、ほら、一応キャンパーの歴は長いから。負けてられねーな、って。
で、先日やっと雪中キャンプデビューを果たすことができたんだ。テント泊まりのね。

結果、割と、いや、思ったよりフツーに楽しく過ごすことができたよ。

きっと、冬はキャンプオフシーズンと考えるのが一般的だと思う。寒いしね。
だけど逆に、「キャンプは冬が一番!」と言っているベテランキャンパーは少なくないと聞く。キャンプ場は空いてるし、食べ物は腐らないし、飲み物は勝手に冷えるし、虫はいないし。などなどの理由で。まぁ、寒いけど。

寒いけど、アウトドアにおいて、真夏の暑さはどうにもできないけど
冬の寒さはなんとかなることはよく知られている。ポータブルストーブや防寒着や冬用寝袋で暖をとることはそう難しいことではない。そう聞くと、なるほど、冬キャンプ案外いいかもな、そう思えてこない?

ただ・・あなたが積雪地方に住んでいるとすれば話は変わってくる。
「冬キャンプ」と「雪中キャンプ」は似て非なるものだ。


テントを張る場所

「雪の上にテントを張る」この事実をナメてはいけない。
できるだけ「平らな」場所にテントを張らなければいけない。ちょっとの傾斜もダメだ。

ヌルヌルすべる。

オレも、ほぼほぼ平らな場所にテントを張ったつもりだったんだけど・・
雪の上にブルーシートを敷いて、その上にドーム型のテントを張って、中には銀マットを敷いて。
部分的に、ほんのちょっと傾斜がついてる場所があってさ。そこの上に立つと、テントの底ごとヌルっと滑って転びそうになるんだ。テントの下の雪が押し固まって、ツルツルなんだろうね。テントの中にはポータブルの石油ストーブを置いてたからそれを倒したりしたら一大事だ。とにかくテントは平らな場所に!これ大事。

雪中キャンプコットストーブ

テントは「GeerTop 2-4人用 4シーズンテント」ってやつ。

雪中キャンプテント

どうなんだろ、雪中キャンプに超オススメ!って感じでもなかったけど・・まぁ、生きて帰れたから問題ナシってことで(笑)
「4シーズン」ってうたってるテントの中では安い方なので(2万以下で買えるはず)入門用にはいいんでない?

何はなくとも寝袋は冬用のものを コットも欲しい

今回楽しくキャンプできたのも(生きて帰ってこれたのも)すべてこの寝袋のおかげです。「Bears Rock ベアーズロック -34度 寝袋 シュラフ マミー型」ってやつ。

-34℃対応って、マジかよ!今回は朝方で-10℃くらいだったんだけど、もう、まったく!寒くなかったからね。

雪中キャンプ温度計

もちろん、寝てる間はストーブはつけてないよ。冬用の寝袋は絶対用意した方がいい。と思う。いつも使っている夏用の寝袋に毛布とか布団をかければなんとかなるかもしれないけど・・雪中キャンプをナメない方がいい。夜中に毛布とかずれ落ちたら寒いって、絶対。

このBearsRockの寝袋は超オススメ!ダウンではなく中綿だけど。あったかいんだか~ら~
ダウンの寝袋もあったかいとは思うけど、3万も4万もして高いでしょ?この先何回冬にキャンプやるかもわからないのに(笑)
そんな出費はできないな。って人は、このBearsRockの寝袋をオススメしたい。12,000円くらい。

なんだけど、今調べたら(2021年1月8日現在)アマゾンも楽天も品切中だわ・・
最近人気なのか、あと大きなメーカーではないからモノも少ないのかな。しょっちゅう品切れ状態。今度買ってみようかな、と思ったときに在庫あったらGO!だ。

いや、なんかこの「BearsRock」ってメーカーおもしろいのよ!
お客様の声を聞いてどんどん改善・改良してるみたいだし。

「熊が安心して冬を越せる寝袋」をコンセプトに寝袋作ってるんだって。フザけてるだろ?サイコーです(笑)とりあえずサイトをのぞくだけでもおもしろいので、どうぞ。

あと、底冷え防ぐためにコットを使ったよ。簡易ベッドみたいなやつね。
これも、ピンからキリまでいといろあって選ぶの大変なんだよ。とりあえず、オレが買って使ったのはコレ。「DOD(ディーオーディー) バッグインベッド」
雪中キャンプコット2


まったく問題ナシ。とても気に入っている。まぁ、コットに関してはどれでも同じ感じだと思うけど。

一酸化炭素中毒に注意!一酸化炭素チェッカー

冬キャンプ・雪中キャンプは寒い。だから、テントとかタープに中でストーブとか炭火とかで暖をとるでしょ。
この時、一酸化炭素中毒に注意してほしい。ほんと、コロっといくみたいだよ。怖いよね。
そんな時は「一酸化炭素チェッカー」だ。一酸化炭素濃度が危ない域になるとブザー(クソうるせー音)が鳴る。

コレを使ったんだけど。

類似品もいっぱいあって。2,000円くらいで安い。安すぎる。大丈夫か、これ?それはわからない。あくまで目安、というかお守りレベルだと思う。ちなみに炭火が近くにあると、ちゃんと数字が出て反応してたよ。
雪中キャンプ一酸化炭素チェッカー
それが正確かどうかは別の話だが。ここはひとつ、自己責任でお願いします。


まとめ

こんな感じで、割と安物で固めた装備だったけど(笑)楽しく、そして無事生きて帰ってこれたよ。

迷わずいけよ!行けばわかるさ!雪中キャンプ!


ファミリーパーク追分オートキャンプ場

今回の初雪中キャンプを行った場所は・・
北海道は安平町の「ファミリーパーク追分オートキャンプ場」ってところでした。
いい意味で、キッチリしすぎてない感じがオレは好きだな。

ファミリーパーク追分オートキャンプ場
北海道勇払郡安平町追分分旭648番地
Tel 0145-25-3480



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