助けてほしい。
このままいけば、オレが欲しいと思っているランニングシューズが手に入らないかもしれないんだ。
お金ちょうだい。
もちろん、そんな不躾なお願いをするわけではない。
ランニングシューズを買うくらいのお金は用意できる。明日から1ヶ月、梅干しでご飯を食べればいいだけだ。
ランニングシューズ買ってる場合じゃねーだろ。
そもそも、お前が欲しいランニングシューズとか知ったことか、そんな話だと思う。裸足で走っとけ、バカやろうって。(決して、ベアフットランニングを揶揄するものではありません)
でも、もう少し耳を貸してほしい。
それは、ちょっと(かなり)変わったランニングシューズなんだ。
「あなたのものには決してならないランニングシューズ」
それをオレは手に入れたいと思っている。
しかしこのままでは、「あなたのものには決してならないランニングシューズ」を手に入れられないかもしれないんだ。
何を言っているかわからないと思う。
「あなたのものには決してならない」って言ってんだから、ならないんだろ?って。じゃあ聞くけど、今まで「絶対に負けられない戦い」は全部勝ったのか?(決して、サッカーファンを揶揄するものではありません)
「絶対に負けられない戦い」で負けることがあるように、「あなたのものには決してならないランニングシューズ」を手に入れられることだってあるだろう。
サブスクだ。
それが「あなたのものには決してならない」のカラクリだ。
時代はサブスクだ。
なんて書くこと自体が時代遅れなほど、サブスクは一般化している。
今さらだけどサブスクとは・・サブスクリプション方式とは、料金を支払って商品を買うのではなく、商品やサービスを一定期間利用する権利に対して料金を支払う方式のことだ。
多くの人が「音楽」とか「(映画などの)動画」配信サービスをサブスク利用しているのではないだろうか。「Apple Music」とか「Spotify」、「Amazonプライム」とか「Netflix」なんかだ。
その他、どんな「サブスク」があるだろう。オレが聞いたことあるのは、そうだな、服のレンタルとか。カーシェアとか。カフェでコーヒー飲み放題的なやつとか。そんな感じかな。
そして「ランニングシューズ」だ。
ピンとこないかもしれない。「ランニングシューズをサブスクで?」って。
服のレンタルとちょっと似たところがあるかもしれないけど、でも違うよな。だって、ランニングシューズって、すっごい!消耗品でしょ。誰かが履いた(もしかして使い古した)ランニングシューズなんか履きたくないでしょ、月々定額料金払って。
「月々定額でみんなでランニングシューズをシェアできます」
嫌だよ、そんなサブスク。違うんだ。
「100%リサイクル」するという。
こういうことだ。
ランニングシューズの寿命がくる→新しいランニングシューズが届く→寿命がきたランニングシューズを返す→100%リサイクルされて新しいランニングシューズになる。→それが誰かのもとに届く
これの繰り返しだ。それを月々3,380円サブスクで、だ。
すごくない?だから今履いているランニングシューズ(素材)は自分のものじゃない、ということだ。だから「あなたのものには決してならない」というわけだ。
すごくない?だから今履いているランニングシューズ(素材)は自分のものじゃない、ということだ。だから「あなたのものには決してならない」というわけだ。
そのランニングシューズは・・「On Cyclon」という。100%リサイクルできる素材を開発して、それでランニングシューズを作って回していくシステムだ。
オレが大好きスイス生まれのスポーツブランド「On」がやってくれた。いや、やろうとしている。月々3,380円で無限サイクロンだ。(無限は言い過ぎかもしれないが)
今年2021年秋の発売予定だ。
なぜ「リサイクル」なのか。最近、耳にすることも多いだろう「サステナビリティ」だ。環境・社会・経済の観点から持続可能な世の中にしていく、というアレだ。
「リサイクル」だからといって、シューズのパフォーマンスに妥協することはないとOnは断言する。「超軽量でアジャイルなこのシューズは、エリートレベルの大会でパフォーマンスを発揮するために開発されました」っていうんだから、その性能には期待できる。
アジャイルの意味はわからないが、とにかく妥協のないパフォーマンスを発揮するラニングシューズだ。ラニングシューズのパフォーマンスとオレ自身のパフォーマンスはまた別の話だが。うるせーわ。
とにかくオレは、このラニングシューズを履いてみたいと思った。だからオレはこのことを知った時、すぐにCyclon購入予約サービスに登録した。
しかし、だ。登録したからといって「On Cyclon」を履けると決まった訳ではないんだ!!
「あなたの地域で(たぶん日本でって意味かな)サブスクリプションを利用可能にするために、推算された必要加入件数が必要です。」とのことだ。輸送費の問題とかいろいろアレなんだって。サステナビリティを考える上で、いろいろアレなんだろう。
残念ながら・・(たぶん日本での)登録者が必要加入件数にとどいていないらしい。
On Japan代表の駒田さんのツイートがこれだ。2020年12月31日のツイートだ。
このままだと、ノーサイクロン!だ。
大変お世話になりました!なかなか会えなかったけど、お元気な様子を見ていて安心していました。
— 駒田 博紀 (@hiroki_komada) December 31, 2020
ゴマの靴って何のことかと思ったら、Cyclon でしたかw アレ、まだ全然サブスク登録者数が規定数に達してないんです。このままだと日本はノーサイクロン。お友達に登録勧めてください!
このままだと、ノーサイクロン!だ。
いやいや、みんな助けてくれ。興味ある人は是非とも登録を!あ、いや、無理にとは言わないけど。つうか、まずはそのサイト見るだけでも!
オレがこのラニングシューズを履いてみたいと思った理由は、なんかおもしろそうだな、と思ったからだ。「ランニングシューズをサブスクで?!」何コレすっごーい(50TA)って思ったからだ。
あまり大きな声では言えないが、やっぱ時代はサステナビリティだよな、なんて思いは・・ない。ごめんなさい。環境問題に対しての知識が乏しい、とも言える。
たとえば、レジ袋有料化を聞いても「そうだよな、アザラシがマイクロプラスチック食べたら大変だもんな」なんて前向きな意見は持てない。「へーそうなんだ、ちょっとめんどくさいけどわかりやした!」くらいにしか思っていない。あ、アザラシのは話はテキトーだよ。
だけど、まぁ、そういうラニングシューズが、だから妥協のないパフォーマンスを発揮するラニングシューズが環境にもいいんだったら・・さらにサブスクか・・おもしろいな。そう思って登録した。
実物を目にしたこともなければ触ったこともない。
それでもオレは、いつもOnのラニングシューズを履いているから、Onなら大丈夫だろって信頼がある。
だけどもしかして、今回はノーサイクロン!になってしまうかもしれない。時代はどんどんサステナビリティに向かっているというのに!(ホントわかってるのか、オレ)
その流れで、動物由来の素材を使わない取り組みも盛んになってきているとか。いわゆる「ビーガン」だ。この「On Cyclon」もビーガンだ。トウゴマという植物の種子からとれる油を使って、どうのこうのして作っているらしい(詳しくはサイトを見てね)。
あと、アレだ、みんな大好きアディダスの「スタンスミス」なんかもビーガン仕様になっていくらしいよ。本革を使用するモデルはなくなる(減らしていく)みたいね。
あと、アレだ、みんな大好きアディダスの「スタンスミス」なんかもビーガン仕様になっていくらしいよ。本革を使用するモデルはなくなる(減らしていく)みたいね。
あと何年かしたら「その靴、もちろんビーガンだよね?」なんて問われる時代がくるかもしれないよ。来ねーかな。
まぁ、でも、少しでも時代の流れについて行こうじゃないか。
どう?On Cyclon?興味持った?最後に、もう一回リンク貼っておきますね。
なにより時代はサブスクだ(ホントかよ)
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コメント
コメント一覧 (6)
なんとか仲間増やしたいですね。
面白そうではあるので秋口のレポ待ってます
試し履きしても自分に合わないことのあるランニングシューズを現物見ないで・・ですからね。この取り組み自体をおもしろい!って思えなかったらなかなか手がでないのかも。
どうなることやら(笑)
ナイス行動力!
無事に手に入れられたら・・レポします!(笑)