奥尻ムーンライトマラソン2017記念Tシャツ

オレはいらない派だ。

もちろん、そのレースの思い出と共にコレクションしている人の気持ちもわかる。
なぜなら、オレもレースに出始めた頃は、それをもらうのが嬉しかったからだ。 
それはある種、勲章のようでもあり、そして多くはスポーツ用のもので十分に実用的でもあるしね。
練習で使ったり、他の大会で使ったりできる。

なぜだろう、いつしか「こんなもんいらねー」と思うようになったんだ。

それは、親の反対を押し切ってまで、駆け落ち同然で大恋愛の末に結婚した夫婦が、いつしかお互いを「早く死ね」と言わんばかりの憎悪の対象にしか思えなくなるように。

フルマラソン大会に出場するようになった頃だろうか。フルマラソンともなればエントリー費用は1万円を超えてくる。これを高いと思うか安いと思うかは、もちろん人それぞれだ。オレは大の大人が言うのは恥ずかしいので「高い」とは言いたくないが「安い」とは思ってない(笑)

そんなとき、こう思ったんだ。
そもそも「Tシャツもらう」って言ったって、その分金払ってるわけだろ?エントリー費用で。Tシャツいらねーから、安くしろよ、と。

我ながら、なんとも、みみっちい考えだな(笑)

しかし、それにしてもマラソン大会Tシャツは、様々な問題をはらんでいる。

ダサい問題

とにかくダサい。のが多い。それは好みの問題だろ、と言えないレベルの。誰がどうやったらこのカラーリングになるんだ?っていう。このキャラクターはなんのつもりだ?っていう。

それはまだ、オレがTシャツをもらうことを嬉しく思っていた頃だ。初めてフルマラソンを走った大会でもらった
Tシャツなんか、練習で着るのが嬉しくてね。
すれ違うランナーに「オレ、フルマラソン完走したんですよ」なんて自慢したい気分で。

でも、ある時、鏡に映るそのTシャツを着た自分の姿を見て愕然としたんだ。

なんだこのダサいTシャツは!って。

そのTシャツの写真を載せる前に、断っておくけどダサいってのは、あくまでオレの好みの問題だからね。いや、ダサいダサくないっていうより、オレに似合っていない、ということだ。

オッサンのオレに、これは似合わないよ、って。

こんなTシャツだ。

クマの親子Tシャツ
たぶんクマだ。クマの親子だろうか。

知っている人は知っているだろう、北海道のあの大会のTシャツだ。ゴール後にもらえるホッカホカのじゃがバターがお菓子に変わってしまい、残念に思うランナーも多いと聞くあの大会だ。2012年のものだ。

オレ、こんな可愛らしいの着るキャラじゃないんだよ、どう考えても。

でも、オレ、何回もこれ着て走ってたんだよな。クマの親子のTシャツ着て。

ここまで思い切ったデザインじゃなくても、ちょっとオレが着るにはアレだな、と思うTシャツは少なくない。
捨てるわけにもいかないしな。せっかくだから着なきゃなって、無理やり着て走ることになる。

これがTシャツダサい問題だ。


同じの着てる人とすれ違う問題

そのとき、どうするのが正解か。

同じTシャツを着ているランナーとすれ違う時。
「同士」として「仲間」として挨拶するべきか。だとすれば、すれ違う一瞬でなんと言えばいいんだ。

相手を指さして「あ、それ」つって、次に自分を指さして「オレも、あの」くらしか言えないだろ。一瞬の時間しかないんだ。
かといって、無視するのもアレだしな。

実際、今日のランニングでも同じTシャツの人、3人もすれ違ったからね。まぁ、しょうがない。去年の北海道マラソンのものだ。出場ランナーの人数は多いし、なかなかオシャレなデザインだったんだ。これを着て走る人はよく見かける。でも、話しかけたことはない。オレ、そういうの苦手なんだ。

でも、今日すれ違ったうちの一人、クールな感じのオジさんは、オードリーの春日の「トゥース」よろしく顔の横で指立てて「うっす」って言ってすれ違っていったよ。

「今年もあと1ヶ月で北海道マラソンだな、がんばろう」

って言われた気がしたよ(深読みしすぎ)。でも、やっぱり、挨拶はしたいもんだね。
気分は悪くない。オレ的には。「うるせー雑魚」と思う人もいるかもしれないが(笑)

これがさ、500人くらいしか走っていない、奥尻ムーンライトマラソンのTシャツだったりしたら、オレでも話しかけられると思うんだよね。「あー、奥尻出たんすか!」なんつって。

関連記事「第4回奥尻ムーンライトマラソンを走ってみた」

向かいから、同じTシャツを着た人が走ってくると、「どうする、どうするんだオレ、ほら来たぞ、どうする」
て、ドキドキしちゃうんだ。

これが「同じの着てる人とすれ違う問題」だ。


でもね、最近はね、Tシャツとタオルで好きな方選べたり、手袋もらえたり、一応改善しようとは思ってるのかな。それでも、まったく、すっかりやめよう、って意見はでてきてないようだが。

やっぱり、あれか、誰かがうまい汁吸ってんのかな。
いやらしいこと言うんじゃないよ(笑)

案外「いらない派」は少ないのかもね。


関連記事「マラソン大会 Tシャツ問題 その後」






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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. ふみへ
    • 2019年01月24日 16:21
    • 5 初めまして。
      ブログ、お腹を抱えて(笑)拝読させていただきました。

      私もランナーですが(一応国際資格取得ランナーです)、ランナー目線で全国のマラソン大会に参加賞を作成し、納めている仕事に携わってます。
      シャツのデザイン、そうなんです。
      もはや、ダサいを超越してます。

      これ、ダサいよ、ランナー絶対着ないよ!
      って言いたいのですが、殆どが大会事務局側のデザイン案です。
      私どもが手掛けたシャツは、かろうじて好評のお言葉を頂いてますが、まだまだ事務局側のデザイン案でのシャツが現状です。

      「Tシャツ問題その後」でも述べれてましたとおり
      マイナーな大会のシャツはたまに重宝します。
      たまに。

      北海道は、シーズンオフ中ですね。
      こちらはシーズン真っ只中です。
      お互いランナー、頑張りましょう!

      ご自愛くださいませ。
    • 2. シブケン(管理人)
    • 2019年01月24日 20:19
    • ふみへさん
      初めまして!コメントありがとうございます。
      Tシャツを作る側の方の登場に驚きをかくせません(笑)
      まぁ、文句を言うのは簡単ですけど、誰もが納得するデザインなんてあり得ないですし難しいですよね。いろいろな事情なんかもあるんでしょうし。
      それにしてもさぁ、ってのはありますけど。まさにダサいを超越(笑)
      興味深いお話をありがとうございました!
      それではお互い頑張りましょう!(国際資格取得ランナーさんにオレが言うのもアレですけど)
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