その状況がわかりすぎて、だからオレは思わず画面に向かって声を出して応援していたよね。「いけー!たのむ!いってくれー!」と。
お笑いコンビ「ポップライン」がやっているランニング系のYouTubeチャンネルの話だ。
先に言っておくと、申し訳ないが「ポップライン」のことはよく知らなかった。見ていくうちに、コンビの1人、萩原拓也が設楽悠太選手のモノマネをしている芸人だと知る。「もしか設楽」という名で。あー、あの人ね、って。そして、普通にマラソンが速いことに驚く。今はフルマラソンでサブエガ(2時間50分切り)に挑戦しているようだ。すげー。
そして、コンビのもう一人、竹本カズキはそのチャンネルによると、ランニング素人だということだ。その竹本カズキが初フルマラソンでサブ3.5(3時間30分切り)を目指す、という企画を2年に渡って!やっていたようだ。コロナウイルスの影響で、マラソン大会になかなか出れなくて期間が延びたって感じなのかな。違ってたらゴメンなさい。
ランニングのフォームを勉強するために、いろいろなランニング系のYouTubeチャンネルを見ているうちに、このチャンネルにたどり着いたんだ。「ポップラインのラニング魂」というチャンネルだ。
ランニング素人がサブ3.5を目指す。
絶対に見るだろ。なぜなら、オレもサブ3.5を目指しているからだ。
オレは、そのチャンネルを最近知ったから、過去の分は飛び飛びでしか見てないんだけど、おもしろいね、これ。
数々の一流ランナーがコーチしてくれるのを見ていると、とても勉強になるし。コーチ陣も、けっこうフザけた人が多いのがいい(笑)
それにしても、竹本カズキの成長がすごい。過去と今を比べると、あきらかに「体つき」が変わっている。どんどんシマってくる感じ。ランニングすげー。
で、先日、ついにサブ3.5挑戦の本番を迎えたんだ。
やっぱり、大会に出ることはできなかったようで。結局、陸上トラックを105周!(と、195m)するという超過酷な挑戦になったんだ。気温もかなり高くて暑そうだ。風も強い。トラック105周はキツいよな。オレだったら気狂うわ!(笑)
果たして、竹本カズキ初フルマラソンでサブ3.5を達成することはできたのか?
このあと【ネタバレ】するので、先に見たい方はどうぞ。
この後【ネタバレ】です。
最初はすごく調子よかったんだ。キロ5分を切るペースを楽々走っている。
オレはこのペースをここまで楽に走れているだろうか。自分の身に置き換えながら見ると緊張してくる。
歴代のコーチたちが、代わる代わるペーサーを務めてくれて「みんなで成功させるぞ!」って雰囲気が最高だ。そのおかげもあってか、いいペースで走り続ける。
イクな、これ。
そう思った。これはイケるだろ!って。
しかし・・フルマラソンはそう甘くはなかった。オレも今まで何回も経験(失敗)してきたじゃないか。そういうことだ。
何キロ地点なのかはちょっとわからなかったけど、終盤で竹本カズキの脚が止まる。明らかにペースダウンだ。ついには、脚がツって立ち止まってしまう。
だけど、また走りだす。
だけど、また走りだす。
オレは思わず声を出して応援した。「いけー!たのむ!いってくれー!」と。未来でサブ3.5に挑戦するオレ自身を応援するように。
そこからの周りを走るペーサーやコーチたちのアドバイスにオレは感動する。
「思い出せ!マラソンをぶっ倒しに行くって言ったよな!」
「行くぞ!倒すぞ!」
「さぁ見えてきたよ!(ゴールが)」
「投げ出さない!投げ出さない!」
「ぜったい大丈夫!マジで大丈夫!」
そして、一番わかりすぎたのが
「ちょっと無理かもしれないって何回も思うところがあるので、そこで負けなければ大丈夫」
ってアドバイス。
コレ、だよね。フルマラソン30km過ぎに必ず出てくるこの気持ち。その気持ちに勝てるかどうかで結果が決まる。いつもそうだ。
そして・・竹本カズキはサブ3.5を達成することはできなかった。
っていっても、この状況で3時間43分12秒はすごいと思った。言い訳もまったくしなかったところがかっこいい。
で、レース中の応援なんだけど・・決してマイナスな意味でとらえないでもらいたいんだけど、どんなに応援されても、出来ないものはできないよね(笑)
いや、すごくうれしいんだよ。うれしいけど、出来ないものはできないんだよ。
オレもゴール間際で脚が動かなくなってるときに「ほら、もうすぐゴールだからがんばって!」とか応援されることあるんだけど、どうやってもペース上がらないよね。
不思議なんだよ。ゴール後にまったく動けないってことはないんだから、最後くらい、力を振り絞れるはずなんだけど、できないんだ。まったく。気持ちが折れてるってことなんだろうね。ポッキリと。
なんだけど、過去にそういう時の応援で、だから、レース終盤で脚が止まってしまってからの応援で心に染み入った応援があったんだ。
沿道から、けっこう年配の男性が大きな声で応援してくれたんだ。オレみたいにズルズルダラダラ走ってるダメランナーたちに向けて。
まず、手をパンパンパンパンって叩いて。それはきっと鼓舞だ。そして大きな声でこう言ったんだ。
「はい、呼吸整えて!ここからまたがんばって、次のレースにつなげるよ!」
次のレースにつなげる
どうやらこのレースはダメだったみたいだな。だけど、次もあるだろ。ここであきらめてんじゃねーよ。そんなことを言ってくれたと思う。素敵な応援じゃないか。
だからといって、心に染み入ったからといって、簡単にペースは上がるものでもない(笑)
なぜならそれはフルマラソンだからだ。そのままズルズルダラダラ走ったよ。ゴメンなさい。
なぜならそれはフルマラソンだからだ。そのままズルズルダラダラ走ったよ。ゴメンなさい。
出来ないものはできない、それがマラソンだ。
ポップライン竹本カズキの挑戦を見て、改めてそう思った。悪い意味ではないよ。改めてフルマラソンの難しさを知ったということだ。だから、がんばろうと思った。
オレもサブ3.5に挑戦する日は近い。大会があれば、だけど。いや、もう何回か失敗してるけど。
きっと「ちょっと無理かもしれない」って何回も思うんだろうな。なんとかしてそれに勝ちたいものだ。
「ポップラインのラニング魂」おもしろいから見てみてね。
って、オレも最近知ったニワカなんだけど。
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コメント
コメント一覧 (6)
脚よりも先に精神がヤラれると思います(笑)
おー!S46組!
そうだ、やってやりましょう、サブ3.5!
オレたちに(まともに動ける)時間はあまり残されていない・・(笑)
しかしやっぱりサブ3.5は難しいですね!
あと、動画の途中で先生として出ていたよしきさんのYouTubeもタイムこそ2時間48分を目標にしていますが、ふざけた動画が多いし初マラソンの動画は感動しましたしオススメです。是非。
よしきさんのYouTube見てみました!
いや~感動しました。
自分とはレベルが違えど、30km以降のフルマラソンの難しさを改めて思い知らされますね。周りのランナーたちもフザけながらも真剣なところがいいですね。