「フォアフット走法への道」は、まだ道半ばだ。今年もフォアフット走法完成には至らなかった。
ちなみに、今はこんな感じだ。
11月に走ったレースの模様だ。なんか思ってるのと違うんだよな。やっぱり、動画でチェックするのは大切だね。できてると思っても、まだまだ、だ。
北海道はもうシーズンオフだ。マラソン大会がない、という意味で。また来年がんばるとするか!

オレは去年2020年の夏頃から、ランニングフォームの改善(と信じて)に取り組んでいる。ずっと、モロ!かかと着地だったんだけど。それを足のつま先側で着地するフォアフット着地にしようと思い立ったのはある本を読んだからだ。

「ランニング革命」だ。著者はこの本で断言した。
かかと着地は間違いだからフォアフット着地にしろ、と。(そんな言い方じゃないよ)
じゃあそうするわ、って。

そして、ランニングフォーム改善を始めて1年と数か月。
今年も絶対の自信を持って「フォアフット走法にした方がいい」と、声を大にて発信できるような結果を残すことができなかった。
「声を大にして発信できるような結果」、それはたとえば、フルマラソンでサブ3.5を達成することだ。オレみたいに自分を追い込んだ練習をしない(できない)ランナーにとって、サブ3.5は簡単じゃない。

そして、オレは若くない。今年50歳になってしまった。いい加減にしろ(誰に言ってんの)
そんなランナーに残された「伸びしろ」はランニングフォームの改善しかないと思うんだ。そう思ってがんばっている。

オレがサブ3.5を達成して、それが「ランニングフォーム改善のおかげで」ってなったら、耳を貸してくれる人も多少はいると思うんだ。
別に誰かのために走っているわけじゃないんだけど、せっかくこんなブログを読んでもらっているのなら、それを伝えたい。

「フォアフット走法すごくいいぞ」って。

いや、ホント、すごくいいと思うんだフォアフット走法。とにかく脚に負担がかからなくてケガをすることがない。ケガをしないということは、走るのが楽しいし、練習が捗るし(オレはそうでもないけど)結果、タイムに繋がると思うんだ。

オレレベルの、だからサブ3.5を目指しているランナーや、それよりもちょっと遅いランナーに是非オススメたいんだけど・・
ほら、そのレベルのランナーって、そこまでラニングフォームを意識して走ってない人も多いと思うんだ。オレがそうだったように。フォアフット走法にしたら、だいぶ変わると思うよ。とにかく走るのが楽になる。

って、言ってもね。

結果が。
声を大にて発信できるような結果を残すことができていない。
「かかと着地」でも問題ない、としている専門家やランナーだって少なくない。現に「かかと着地」でなんの問題もなく走っているランナーも大勢いる。そんな中、フォアフット走法をオススメするんだったら、ある程度の結果を残さなきゃね。

小さな声で発信するくらいの結果は残したよ(笑)
今年、フルマラソンの自己ベストを3時間38分うんちゃら秒から、3時間31分うんちゃら秒に更新した。けっこうがんばったでしょ?
どう考えても、ランニングフォームを変えたおかげだ。練習量は変わってないし、つうか、むしろ落ちてるし、体力だって衰える一方だ。そこまでの自覚はないけど。負け惜しみかな(笑)
あとは、あれだ。コロナだ。大会で自己ベスト更新を狙う状況としては、あまりよくないかもしれない。時期が悪い。

っていっても、マラソン走るのに「状況」のこと言ってたらキリないからね。やれ暑い。やれ寒い。やれ雨が降ってる。やれ・・やれ・・って。

とにかく、そんな状況の中でオレがフルマラソンの自己ベストを更新したんだ。
今の時点では「ほう・・フォアフット走法か。いいかもしれないな・・」くらいに思っておいてもらいたい。
来年こそ、サブ3.5を達成して、声を大にして「フォアフット走法いいぞ!」ってオススメしたい。

あと、アレだ。なんとかコロナが収束して、サロマ湖100kmウルトラマラソンが開催されたら、ウルトラマラソンの自己ベストも更新して「フォアフット走法いいぞ!」ってオススメしたいと思っている。脚も痛くならなかったぞ!なんて結果を残せたらいいんだけど。

そのためには、このオフシーズンをうまく過ごしたい。札幌はもうすぐ雪が積もって雪上ランのシーズンになる。そのシーズン中もフォアフット走法を磨いていきたい。

で、朗報なんだけど、この前一回雪積もってさ、雪上ランしたんだよ。そしたらさ、フォアフット着地滑らないんだよ!
滑らないっていっても滑るよ。どっちなんだよ。いや、だから「かかと着地」に比べて滑らないんだよ。

考えてみたら、そうだよな。まず、着地する靴底の面積がフォアフット着地の方が広い。
そして着地の時、力のかかる方向も「かかと着地」が進行方向と逆側で、「フォアフット着地」は重心の真下だからね。
だからフォアフット着地の方が滑らないんだよ、きっと!気のせいだったらゴメんなさいね。オレがテキトーに考えてるだけだから(笑)

まぁ、この調子で冬の間もフォアフット走法を意識して走ってみるわ。滑らないから。滑るけど。そして来年、声を大にして発信できる結果を残そうと思う。

あと、そうそう、前にこのブログのコメント欄で教えてもらった「骨で走る」ってのも最近意識してて。


なるほど、走るのに筋力はあまり関係ないか。骨をバネにする感じなのかな。最近、それも意識して走っている。なんとなく、こんな感じかな、って分かってきた。かも。
それにしても、ランニングフォームって改善することいっぱいあるな!年取っても、まだ「伸びしろ」があるってうれしいね。

















スポンサーリンク


コメント

 コメント一覧 (4)

    • 1. てっぺい
    • 2021年12月06日 17:21
    • 今年は昨年に続き、なかなか雪が積もらないせいでスピード練習系をやめるきっかけがなくてきついですね(笑)
      積もったら積もったで長距離が億劫ですし、ついわがままになってしまいますねー。

      今シーズンのスノーマラソンはどれかご一緒できますか?!私は大会でもないと冬は追い込めないです。
    • 2. シブケン シブケン(管理人)
    • 2021年12月07日 13:08
    • てっぺいさん
      まぁでも、雪がないっていいよね(笑)
      スノーマラソン考えてみっか!
    • 3. pen
    • 2021年12月08日 10:10
    • サブ3.5もすごいけど、シブケンさんが100km走ったのに足が痛くない。ってもう大正解にしか見えませんよフォアフット。でも人それぞれですし、やってみたら故障しましたって人も現れるでしょうから難しいところですよね~。 着地ポイントが真下寄りになると、骨で走ってる感覚に近くなりますね。股関節と、大腿前面の筋肉のダメージが減ったみたいです。(その代わりそれまでより着地衝撃が強いみたいなので他の部位に負担がかかっているかもw)この年でまだまだフォームが変えられる(変わっていく)のが面白いです^^
    • 4. シブケン シブケン(管理人)
    • 2021年12月08日 17:30
    • penさん
      そうですよね、結局、正解は人それぞれですからね~
      ランニングフォームを真剣に考えながら走ってると、あっという間に距離が進むのもいいところです(笑)
コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット