ランニングをしていて、すれ違うランナーが「On」のシューズを履いているとドキっとする。「お、オンじゃね?今の人」って。
それは犬だと思ったらキツネだった、くらいの驚きだ。
ここは北海道だ。キタキツネが生息していることはよく知られている。時に住宅街にひょっこり現れることだってある。あるが、しかし見慣れた動物というわけでもない。だから驚く。え?キツネ?って。
日中に見るキツネは、どこか弱々しい。警戒心が強いのだろうか、ビクビクしているように見える。基本的にやせ細った体がそう思わせるのか。どちらかといえば、可愛らしい動物なのかもしれない。
だけど夜のキツネは違う。怖い。
夜の公園をランニングしているときに、キツネに遭遇したことがあるんだ。
公園を囲う雑木林から、ガサガサっと一匹出てきたと思ったら、それに続いて2、3匹出てきて。それらがじっとこっちを見ている。首を下げて下から見上げるようにじっとこっちを見ている。いや、ジリジリと近づいてきている気もする。目が光っている。
獲物を狙う目だ。
キツネが人間に襲い掛かってくるのかどうかは知らないが、オレは一目散にその場から逃げたものだ。キツネ怖ぇ~、そう思ったよ。
何の話だ。
そうそう、「On」の話だ。スイス生まれのスポーツブランドだ。
オレ、Onが好きでさ。ランニングシューズはOn一本槍だ。あと、Onのランニングキャップも名作でね。ホントいいんだ、このキャップ。前にブログでオススメポイント書いたので、興味があれば読んでほしい。
何のことを書いてるのかよくわからない、と言われたオレのお気に入りの記事だ(笑)
で、そのキャップの色違いを公式オンラインショップで買ったらさ、「Onのすべてを知るための一冊」っていうFREEで配っている冊子を一緒に送ってくれてさ。やったぜ!って。どっかの店頭とかで配っているのは知っていたんだけど、どうやら札幌では手に入らなそうだったからさ。
そもそも、キャップをオンラインで買ったのも札幌では入手しづらいからだ。札幌でOnのアパレル関係の取り扱いはほとんどない。オレの知る限りは。
Onのランニングシューズはスポーツデポとかゼビオスポーツでも取り扱いがあるから、まぁまぁ買いやすいんだけど。っていっても、最新モデルとか、気に入ったカラーを買おうと思うと、なかなか困難だ。
これが要因だ。
札幌でOnのランニングシューズを履いている人って、そこまで買いやすい状況じゃないのに履いている人ってことだ。
キツネだ。いや、もうキツネの話はやめよう。変ないイメージが付いてしまう(笑)
あくまでも「いい意味」で捉えてもらいたいだけど、Onのランニングシューズを履いてる人って、どこか変な人だと思うんだ。だって、スポーツ店でテキトーに選ぶシューズではないはずだからだ。ほとんど値引きはしないし。横から見るとデコボコしたソールも、見る人によっては「大丈夫かこれ?」と思われそうだし。
それでもOnを選ぶ。こだわりが強い、と言えばいいのかな。そして、そのこだわりは、きっとオレのこだわりとどこか共通点があるはずだ。
だからOnを履いているランナーを見かけると、話しかけたいな、という思いもあってドキっとするんだ。
だけど、こんなおっさんに話しかけられても、うれしい人はいないと思うので、めったに話しかけないけど。結局、それほど会話が弾むとも思えないし(笑)
「お、On履いてますね!」
「え、あ、はい。」
「く、クラウドフローですね。」
「そ、そうですね」
「じゃあ」
「じゃあ」
きっとこんな感じになるもんね・・
って、そんなのオレ次第か。もし、そんな機会があったら、楽しい会話を心がけたいと思う。
でも、ホント、Onのランニングシューズがあるから走ってる、ってとこあるんだよね。
走るためにOnのランニングシューズを履いてるんじゃないくて、Onのランニングシューズがあるから走るみたいな。なんか逆な感じだけど。不思議だよね。
性能面はもちろん気に入ってるんだけど、っていっても、ここ数年他のブランドのシューズ履いて走ったことないから、比べてどうこうってことは言えないけども。ホントはもっと自分に合ってるシューズがあるのかもね。
でも、ほら、世の中には知らない方がいいこともあるから・・
でも、ほら、世の中には知らない方がいいこともあるから・・
でも、とにかく見た目のデザインが好きで。デザインに関してはどのブランドよりも好きだと自信を持って言える。
だから「Onを履いて走る」っていうのが楽しいんだ。気に入った服を着て街を歩くと気分がいいでしょ?そんな感じかな。似合ってるかどうかは知らないけど(笑)
今回もらった「Onのすべてを知るための一冊」もワクワクして読んだもんね。Onはずーっと注目してるから、知ってる内容が多かったけどね!
でも、あらためて、おもしろいブランドだな、と思ったよ。うまく説明できないけど、いろいろなことが。
それにしても、ニューモデル、ニューカラーがどんどん発売されるんだ。追っかけるの大変だ。だからおもしろいんだけど。
そういえば、オレがOnを履くきっかけになったウルトラマラソン界のパイオニア岩本さんも、この冊子で「Onの靴は履いて楽しく、走るともっと楽しい」って言ってたよ!
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コメント
コメント一覧 (6)
私のホームコースは藻岩山麓通りから藻岩下(花丸と徳寿があります)、そして石山通りを走ります。たまにミュンヘン大橋から豊サイに降りて真駒内公園っていうルートも。^^
ミュンヘン大橋から真駒内公園付近はよく走るんですけどね。
よくって言っても、それほどでもないですが。
雪が積もるとさらに頻度は下がるので、それで会ったら奇跡ですね(笑)
って、言っても、別に走る時間が決まってなくても、よくすれ違うランナーっているんですよね。不思議です。
た、縦読み!まったくの偶然です(笑)
Onの帽子はホントに名作だと思います!
2年ぶりのリアル開催でした。
スタート位置で並んでいたら、目の前の人がOn履いてました。
思わず「あ、Onだ!」って反応しちゃいました。
その人は確かcloud boomだったと思います。
私はcloud X。
で、確かにその人は変だったんです。
明らかにおっさんですが、幼稚園児の格好で。
さくら組って名札を付けてて。
それで、結構早いんですよね、そういう方って。
1138段上る!?10kmのマラソン大会・・そんな大会がこの世にあるとは・・
なにか違う競技のような気がしないでもないですが(笑)
で、幼稚園児の格好。そして速い。私の言う「変」はそういう意味じゃないんですけど、そういう「変」も嫌いじゃないです(笑)
さすがOn(なのか?)