ランニング用のイヤホンは「骨伝導」が最適解かもしれない : スタートラインはどこですか？

「骨伝導」

告白すればその昔、初めてこの文字を目にした時、オレは「なんか胡散臭いな」そう思ってしまったんだ。

どこか「超能力」的な響きを感じたというか。「それ、どんなテレパシーだよ」みたいな。オカルトチックな疑いをかけてしまったんだ。

無知からくる勘違いだ。

「骨伝導」によって音を感知する技術は、補聴器などにも使われている確立された技術だ。オカルトなんてとんでもない。誰もそんなこと思ってないか（笑）

骨伝導イヤホン、これ、ランニングに最適だろ！

オレは常々、ランニング時のイヤホン選びに悩まされてきた。

すぐに耳からポロっと外れる。足を着地する振動が耳にズンズン響く。安いやつを買ってすぐに壊れる。などなど。ついついアマゾンで安いの買っちゃうんだよ、どうせ汗とかで汚れるから何でもいいや、って。

典型的な「安物買いの銭失い」だ。

それでも、なんとかお気に入りのイヤホンを見つけることができて、最近はイヤホンで悩まされることはなかったんだ。

「JVCランニング用ワイヤレスイヤホンHA-ET45T」がそれだ。

とはいえ、なんか邪魔くせーな、と思う時もあったり。

いや、すごくいい製品だと思うんだよ、JVCのやつ。値段も7000円くらいでお手頃だし。

でも、ちょっとしたフィット感の違いで、邪魔くせーなってなるときがあって。ほら、今まだマスクを付けて走る場面も少なくないでしょ。マスクのゴムとイヤホンが引っ掛かってズレたりして、うわ邪魔くせーって。

そもそもオレ、体に何か着けるのが苦手なんだ。例えば腕時計を着けるのも、あんまり好きじゃない。リュック背負って走るのも苦手で。首のところが擦れて痛かったり。もちろん装着の仕方が悪いってのもあるのかもしれないけど。

出来れば全裸で走りたい。ウソです。

だからホントはイヤホンも付けたくないんだけど、音楽は聴きたいからしょうがないもんね。そんなときに現れたのが「骨伝導イヤホン」だ。

オレが気になりだしたのは、ここ1、2年ってところだろうか。「周りの音が聞こえるから安心」とか「圧迫感がない」とか聞こえてきて。まぁな、耳の穴塞がれないから、そりゃそうだろうけど・・って。

でも、「ちゃんと聴こえるのか？」って思っちゃうじゃない。だから気にはなってたけど、なかなか手がでなくて。

で、たまたまゲオに行ったときにさ。レンタルビデオのゲオね。全国区だよね？ゲオ。しっかし、行かなくなったよね～レンタルビデオ屋さん。ネトフリとかアマプラの出現で。まぁ、その話は置いといて。

そこにゲオオリジナルの（たぶん）骨伝導イヤホンが売っててさ。しかも安い。3000円くらい。

→ゲオ公式サイト（外部サイト）

買ってみたんだ。よーし、また銭失いしてみっか！って（笑）

これが、もう、サイコーで。まず、まったく圧迫感がないところがサイコーで。音量をバカみたいに大きくしなかったら、音楽聴きながら会話するのも楽勝で。なんか、ほら、店内でBGMが流れてる感じ？すごくいいよ、コレ。

で、気になるところが「音質」でしょ？

これはねぇ、「音が良いか？」って聞かれたら「良くはないかな」って答えになる。だけど、「音は悪いか？」って聞かれても「悪くはないかな」って答えになる。どっちなんだよ。

いや、ランニングしながら聴くには十分だよ、そう答えたい。オレの感覚では、ね。

夜ラン7km終了〜
骨伝導イヤホン試してみたんだけど。とりあえず安っすいの買って（笑）
なかなかいいね。圧迫感なくて。音も外で聴くには十分！
今度ちゃんとしたの買ってみようかな。 pic.twitter.com/OHZWi5PMOQ
— シブケン (@shibu_ken) November 10, 2021