大迫傑がまた走り始めるらしい。
勝手な想像だが、仲間や後輩ランナーたちの走る姿に、心打たれたこともあったのではないだろうか。もがきながらも、勝利を目指してレースを走るランナーたちの姿に。そう、札幌の地を走ったあの日の大迫傑のように。
たとえば、横を走るTV中継車の中でヘッドセットマイクをつけて解説をしながら。なぜ自分はこっち側にいるのか・・自分の居場所はあっち側なんじゃないか、そう思ったのかもしれない。
理由はどうあれ、大迫傑の走りをまた見られるのは楽しみだ。
誰かの走る姿を見ると走りたくなる。それがランナーだ。
JRが全面運休になるほどの大雪に見舞われた札幌の今、基本的に外は走りたくない。はっきり言ってしまった。
だけど、そんな街中を歩いていると、除雪で積み上げられた道路脇の雪山(ヘタしたら3m!くらいある)から、ひょっこりランナーが現れる。
この状況で走ってる?!どんだけバカ、いや失礼、どんだけアグレッシブなんだよ。くれぐれも事故には気を付けて。そんな姿を見ると「オレも走ろっかな」、そう思える。基本的に外は走りたくないオレでも。アイツが(アイツって言うな)走ってるなら、オレも走ろっかなって。
一流ランナーが走るマラソン大会のTV中継を見ても。たまたまいつも走っている河川敷のコースで開催されていた小規模な市民マラソン大会を見ても。SNSで見るちょっとした動画を見ても。
誰かが走っている姿は、楽しそうに見える。
誰かが走っている姿は、楽しそうに見える。
たとえレース後半で苦しそうに走る姿だったとしても、楽しそうに見える。その後の、ゴールの喜びを想像できるからかもしれない。あと結局、他人事だからか(笑)
楽しそうだから、誰かの走りを見ると「オレも走ろっかな」って思える。
レース後半で、もがき苦しみながらも前に進むランナーを見ていると「ほら、ラストだ!最後の力を振り絞れ!オマエならもっとイケんだろ!」って勝手に思う。ホントに勝手だ。
それがテレビの中の一流ランナーであろうと、いつもの河川敷を走る市民ランナーであろうと、だ。
同時に、次のレースではオレもラストスパートがんばろうと思う。
まだ記憶に新しい、前回のレースで最後歩いてしまうような無様なレースをしてしまったにも関わらず、次のレースでは目の覚めるようなラストスパートが「出来るような」気がしてしまう。
理想を言えば、フルマラソンだったらラスト2kmくらいをスパートして駆け抜けてみたい。誰かの走りを見ていると、なぜかそれが「出来るような」気がしてしまう。
もちろん、十中八九、全くそうならないことはよく知られたことだ。
とはいえ逆に、スマートに走る速いランナーを見ると、走りたくなくなる時もある。
オレなりに会心の走りをしてるのに、元気ハツラツな陸上部の部活っぽい集団に、石コロでもまたぐように一瞬で抜き去られたりすると「やってられねーわ!」ってなる(笑)「集団」に一気に追い越されるのって照れるよね。
ま、でも、基本的には誰かの走りを見ると走りたくなる。腐ってもランナーだ。
そんな意味で、誰かの走りを間近で見たいって意味で、いつかはマラソン大会のボランティアスタッフをやってみたいと思ってる。エイドで水を渡したりとか。あ、でも、それはオレみたいなオッサンじゃない方がいいな。
水を渡すスタッフは重要だからね。今まで、何度そこでの「がんばってください!」っていう声に救われたことか。もちろん、それはオッサンではなかったよ。
エイドにオッサンがいるとロクなことないからね(笑)例えばある日のトレイルレースで。オッサンっていうよりはオヤジって感じだったんだけど。
オレご自慢のウォータープルーフなトレランシューズに水ドバドバかけやがってさ。エイドでシューズが浸水したもんね。なんでだよ!怒ってないよ。詳しくは過去記事で。
今はまだ、ボランティアスタッフをやる時間があるなら・・レースを走りたいなって気持ちが強いけど、そのうちやってみたいな。誰かの走りを応援したい。で、たぶん、間近でその姿みると走りたくなるんだろうなぁ。
でもあれか、応援するなら別にボランティアスタッフやらなくても、応援に行けばいいだけの話か。考えてみたら、オレ、自分は走らないけど「ただレースを見る」って理由だけで大会を見にいったことほぼないよな。
まぁ、どこかのランニングチームに属しているわけでもないし、ラン仲間が少ないってのもあるかな。やかましいわ。
まぁ、どこかのランニングチームに属しているわけでもないし、ラン仲間が少ないってのもあるかな。やかましいわ。
もちろん、この現象はSNSを見ていてもある。いい意味でも悪い意味でも。
がんばって走っている人を見ると、「オレも走ろっかな」ってなる。だけど・・ものすごい人、たとえば月間何百キロとか走ってるのを見ると・・オレの走行距離なんて虫けらだな、って走る気がなくなったり(笑)
いやいや、「人は人、自分は自分だろ」って言うかもしれない。でも、それは簡単じゃない。まぁ、オレなんかは、もうほとんど伸びしろないから(やかましいわ)諦めの境地に入ってる部分もあって(笑)「オレはオレ」を貫ける方だとは思うけど、それでもやっぱり影響はされる。SNSは諸刃の剣だ。うまく利用したい。
そして、今はあれだ冬季五輪。競技は違えど、金メダルに向かって躍動するアスリートの姿を見ていると、「オレも走ろっかな」ってなる。マラソン大会に出て、他のランナーたちと勝負したくなってくる。ま、勝てないけどな(笑)
やっぱり五輪っておもしろいね。冬季もおもしれーわ!
そんな冬季五輪を2030年、我が街札幌に招致する計画がある。賛否はある。「現場」の雰囲気的には「否」が多い気がしないでもない。オレ的には・・やめておこう(笑)正解は人それぞれだ。それにしても、冬季五輪おもしれーわ!
で、大迫傑の復活だ。きっとその走りを見たら間違いなく「オレも走ろっかな」ってなるな!
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コメント
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たまには、いいこと言うね!(笑)