今年2022年も大会の中止が発表された。
→サロマ湖ウルトラマラソン公式サイト(外部サイト)
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第37回サロマ湖100kmウルトラマラソンは中止だ。新型コロナウィルスの影響だ。
そのニュースを知った時、オレは「残念」だと思った。そして、残念だと思えた自分にホッとした。
そっか、オレはまだ100kmウルトラマラソンに挑戦する気力は残ってるんだなって(笑)
いやいや、自分がエントリーしようとしてた大会が中止になった時に、「残念」と思わないことがあるのかよ?って話だけど・・あったんだ。ここだけの話。
「大雪山トレイルジャーニー」っていう大会があってね。
北海道は遠軽町の大雪山系の山々を走る、トレイルランニングの大会だ。過去に40kmの部を完走したことはあったんだけど。
翌年、それの70kmの部にエントリーして。2020年のことだ。それが新型コロナウィルスの影響で中止になって。
オレは「ホッと」してしまったんだ。
残念だと思わないどころか、ホッとしてしまったオレがいた。心のどこかで「中止でもいいですよ・・」と思っていたかもしれない。ごめんなさい。
あまりに恐怖だったからだ(笑)
その40kmの部でさえ、肉体的にも精神的にもギリギリでのゴールだったんだ。
天候もツイてなかった。それがトレイルレース初挑戦だったのに、急な下り坂の泥んこ路面がオレに恐怖を植え付けた。あと、思ってたのと違う、って。これ「ラン」じゃなくて「登山」じゃね?って場面が多くて。
一般的なトレイルレースがこんなものなのか、それともこのレースが特別にキツいのか、トレイル初心者のオレにはわからないんだけど、とにかく「思ってたのと違う」って(笑)
それにプラス30kmだ。
大雪山トレイルジャーニー70kmの部。恐怖だった。
「山」に入ってしまったら、簡単にリタイアできないことは、40kmの部を走ったときに理解した。恐怖だ。だって、山の中に一人でポツン、って時間帯が当たり前にあったから。
そもそもジャーニーだ。そのネーミングで気付かなければならない。旅だ旅。トレイルランニングじゃなくてトレイルジャーニーだ。
そう簡単にはゴールにたどり着くわけがない。簡単なことだ。旅は遠い。サンダルつっかけてコンビニに行くことを旅とは言わない。そして旅は怖い。
昔こんなことがあったんだ。
大学卒業間近。オレは友人2人と共に3人で卒業旅行とやらに出発した。
行先はイギリスだ。たまたま留学していた友人がいたからだ。そこを起点にヨーロッパ旅行をしようという算段だった。
特に行先は決めていなかった。今思えば大胆な旅だった。
イギリスで「海外」というものに多少は慣れたころ、いろいろ教えてくれた友人に別れを告げ、3人はフランスに渡った。
さぁ、これからどこへ行こう、そんな話し合いの最中に事件は起きた。
オレ以外の2人が突然、本当に突然「一人旅がしたい」と言い出したんだ。何の前触れもなく。これは事件だ。
何を言ってるんだコイツらは、そう思った。
だけど、そうなったら受け入れるしかないだろう。「一人旅がしたい」と言っている友人に、オレがノコノコついて行くわけにはいかない。3人はバラバラになった(最後にフランスでまた合流したけど)
いきなりオレのヨーロッパ一人旅が始まったんだ。
行先も決まっていない。英語も話せない。それどころか、オレはフランス、ベルギー、オランダ、ドイツと英語圏じゃない国を旅した。もちろん、英語は通じるんだけど、そもそも、オレは英語を話せない。
だったらどこ行っても一緒だろ、そう思うかもしれないが全然ちがう。英語は話せなくても、字は読めるじゃない。なんとなく単語はわかるじゃない。それが英語圏を出たら、看板、標識すらその意味がわからなくなる。「入口」「出口」もわからない。それは恐怖だ。
スマホもない時代だ。旅の手掛かりは「地球の歩き方」1冊だった。自分は毎日どこを目指して何をしているのかわからなかった。ただただ、隣の国、隣の国へと移動していった・・
旅は怖い。
旅に出る決心がついていなかったんだろう。あのヨーロッパ一人旅が確定した時のように。大雪山トレイルジャーニー70kmの部。その恐怖から、オレはエントリーしておきながら、中止が発表されたときホッとしてしまったんだ。
そして今年2022年。
今のところ大雪山トレイルジャーニーは、7月開催予定となっているようだが・・(2022年3月25日現在)開催されるならエントリーしようと思っている。70kmの部に。
恐怖に勝てる自信はないが、過去に一度エントリーしているんだ。そこに決着をつけたい。
さてはおまえ、一回走ってやめるつもりだな、ジャーニー。いや、だって、過酷なんだもん許して。
トレイルランは続けたいと思うけど、ジャーニーレベルになると、ちょっと、何度もは無理かな・・きっとオレはそのレベルにいないと思うから。
言い訳じゃないけど、アレはノリでエントリーしてはいけないものだと思う。孕んでる危険がレベチだ。だから、挑戦するときは、しっかりトレーニングして挑みたい。
マジメか。
サロマもないしね。
そう、今年もサロマはない。これでサロマは3年連続で中止となった。残念だ。
残念だけど、しょうがない。この状況で開催するのは、そう簡単なことじゃないんだろう。中止は中止だ。
サロマを走ったのは、もう、遠い昔の出来事のようだ。いろいろ忘れちゃったな。オレが年を取っただけかな。最近、物忘れがヒドイ(笑)
いやいや、でも、3年連続の中止だ。遠い昔になるよ。
これは一旦、「なくなったもの」と思ってもいいのかもしれないね。嫌味じゃないよ。「前を向く」という意味で。
もちろん、来年の復活は願っている。願っているけど、わからないもんね。来年だってコロナがゼロになっているとは思えないし。
で、中止が発表されて、また「残念だ~」ていうのも芸がないじゃない(笑)
何か新しいことを始める時かもしれないよ。
何か新しいことを始める時かもしれないよ。
実際、たとえばこのコロナ禍に、大会がないんだったら自分たちで大会つくっちゃおうぜって、前を向いている人たちはいる。
もちろん、オレは大会を作るなんて高度なことはできないけど、でも「中止だ~残念だ~」って嘆いてる時間で新しい挑戦の場を、大会を探してみてもいいかもしれないよね。
どっかに楽に走れるウルトラマラソン大会ねーかな。そんな旅はしてみたい。まぁ、あるわけねーよな、ウルトラだもん、楽なはずがない(笑)
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コメント
コメント一覧 (4)
別に堂々と応援してもいいんですよ(笑)
でも、こんな旅はどうですか?
https://www.sportsentry.ne.jp/event/t/87169
去年シブケンさん同じような所走ってましたよね
確かに同じようなところ走りましたね(笑)
ところで、その詳細を見てみると・・
>全ての持ち物を己のみで持ち途中補給を購入することなく最後まで走り抜いてください。
とありますね。これは・・なかなかハードですね!でも、おもしろうそう。
この企画についてはまったく知りませんでした。情報ありがとうございます!