なんの躊躇もなくモノを捨てられる人がうらやましい。

昔こんな曲があった。タイトルは「僕が死んだら」だ。森田童子の名曲「たとえばぼくが死んだら」とは違うぞ。

「僕が死んだら」の歌い出しはこうだ。
僕がもし明日死んだら 部屋の掃除は誰がする?

申し訳ない、オレの曲だ(笑)
このブログを読んでくれている人の中には、なんとなくオレがバンドなんかの音楽活動をしているのを知っている人もいると思う。だからといって、ほとんどの人はそれにまったく興味はないと思うが、もしかしたら一人二人は「コイツどんな歌をうたってるんだ?」って思っているかもしれない。

それはたとえば「僕が死んだら」だ。だいぶ昔につくった曲だけど。今でもたまに歌う。どんな歌だよ。いや、オレの曲なんてどうだっていい。「僕がもし明日死んだら 部屋の掃除は誰がする?」だ。大問題だ。

オレは、できるだけ周りに迷惑をかけずに死んでいきたいと思っている。まぁ、多くの人がそうだと思うが。迷惑をかける筆頭が「モノの処分」ではないだろうか。遺品整理の苦労話はよく耳にする。だから、できるだけ「モノ」を残さずに死んでいきたい。

断捨離だ。2022年現在「断捨離」という言葉が生きているのかは知らないが、それ以外の適した言葉を知らない。あ、あった。「終活」だ。そっちの方がオレにふさわしいだろう。もう、人生の折り返し地点は過ぎている。マラソンは折り返してからが本当の勝負になることが多いが、果たして人生はどうだろう。

そんなことはどうでもいい。いや、よくない。人生後半もがんばろう。
ところで年末だ。年末といえば大掃除だ。ここ何年か毎年思っているんだ。モノをどんどん捨てて身軽になろう、と。「終活」だ。できれば身一つで死んでいきたい。クリスマス間近のハッピーな年末に死ぬ話ばっか書くんじゃないよ。ところで「ハッピー」ってカタカナで書くとなんか間抜けだね(笑)おっぱっぴー的な。

しかし、その思いとは裏腹に、ほとんど身軽になることなく年末になる。毎年のことだ。身軽になれないどころか、どんどんモノが増えているきらいすらある。マズいな。

オレはモノを捨てられない人間だ。それは悪い面だけではなく「物持ちがいい」という賞賛されるべき一面もあるかもしれない。だけどな、高いモノを、良質なモノを長く使う、って言えばかっこいいけど、オレはそうじゃないもんな。安いものを長く使うって感じだから(笑)

それにしても、ランニングウェアは捨てられない。捨てられないモノ筆頭だ。それでも、普段着るような服はだいぶ捨てられるようにはなってきたんだ。「今年一年袖を通してないから捨てよ」って、できるようになってきた。安くても良質な服を買える時代だ。気軽に買い替えればいいと思える。そこまで敏感にじゃないけど、トレンド的なことも一応気にはしている。だから捨てやすい。「今さらこの服着れないよな」ってなるから。

ところがどうだ。ランニングウェアに、そこまでトレンドの動きはない。
「今年のフルマラソンはオーバーサイズのウェアでキメましょう!」ってなことにはならない。第一に機能性だ。まぁ、色とか柄に多少トレンドはあるのかもしれないが、それを気にする人は少ない。よね?

そして、素材の耐久性も上がっているのだろう。1年着てダメになる、なんてことはない。
まぁ、靴下に穴があくことはあるけど。

トレンドもなくて穴もあかない。どこに捨てるタイミングがあるっていうんだ。
それに加えて「大会記念Tシャツ」だ。これも捨てづらい。モノは十分ランニングに耐えるものだし、デザインも・・ま、これは人それぞれの好みがあるとして(笑)いずれにしても「記念品」を捨てるのは簡単じゃない。

それでもなんとか、「大会記念Tシャツ」に関しては、比較的に楽に捨てられるようにはなってきたんだけど。オレ的にはまず着ることがないからさ。さすがにこれは持っててもしょうがないな、と。もちろん、こんな誘惑はある。

部屋着になる。

もしくは寝間着に。いや、なるよ。着心地は悪くない。でもそれ言ってたらやっぱり捨てられないもんね。「大会記念Tシャツ」に関しては、何も考えないで捨てる、そんな技術をここ数年でオレは身に付けた。

それにしてもランニングウェアは捨てられない。増える一方だ。
いつものウェアが洗濯中のとき使えるんじゃないか、とか。キャンプで焚き火の時、火の粉が飛んで穴が開いてもいい服として使えるんじゃないか、とか。とにかく、最近のウェアは素材が進化しているのか耐久性が高い。長い間生地がくたびれない。

捨てるタイミングがまったくない。

じゃ新しいの買うなよ、ってことになるんだけど、そうもいかないのが困ったところだ。ランニングウェアにトレンドはそこまでない、といっても、やっぱりあるよね。あるのかよ。

だって、昔に比べたら、みんな異常にオシャレランナーじゃない?
もちろんSNSで見てるだけだから、基本的にオシャレな人がアップしている率が高いわけだけど。たぶん。みんなオシャレだ。だったら、オレも多少はって思うじゃない。わかってるっての、テメーなんか誰も見てねーよ、ってのは。

だけど、オッサンが油断すると、すぐに「日曜日のお父さん」になってしまうから気を付けているんだ。それは避けたいじゃない。日曜日のお父さんが自己ベスト更新できるわけないだろ。日曜日のお父さんって誰だよ。いや、なんか日曜の昼下がりにモッサリした感じの。

やっぱり、お気に入りのウェア着ると、気分もアガるしさ。
オレだったら、大好きなブランドOnのウェア着ると気分がアガるよね。安くないからバンバン買うわけにはいかないけど。あ、個人の感想と財力です(笑)逆に、だからお気に入りになるってのもあるけど。どこか特別な。

あと、あれだ。ランニングキャップも、どんどん増えるよね。ランニング必需品だから。そ、そうでもない?あっそ!


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コメント

 コメント一覧 (8)

    • 1. 昇龍
    • 2022年12月23日 17:05
    • 僕は逆にわざわざ買ったことないなぁ。レースも練習も全部が大会でもらったもの。それでも使いきれない。
    • 2. シブケン シブケン(管理人)
    • 2022年12月23日 17:23
    • 昇龍さん
      最近のは速乾生地だし、正直Tシャツだったら2、3枚あれば足りますよね。
      でもほら、ランパンとか帽子!とか、その他もろもろたまってきません?オレだけなのかな・・
    • 3. よういち
    • 2022年12月24日 12:39
    • 物が捨てられない、またまた共通点が増えました。

      マラソン大会当日って大会Tシャツ着てる人が必ずいますよね。それを見て「あっ、コレはちょっと、、、」と思った場合は開封前にラン友にあげたりとか(タダでも断られる場合あり)、手間だけどヤ○オクで数百円とか、自分で捨てられないので手元に残さないよう、増やさないように気を付けてます。

      ホント最近のスポーツ、ランニング関係のウェアは品質が良いし長持ちしますよね。(それでも靴下は結構傷むの早いし、シューズも靴底や足先、踵が痛みやすいですが、)
      自分自身も品質保持できるようしっかりラン&メンテをと思うのでした。
    • 4. sakana2053
    • 2022年12月24日 15:44
    • 5 最近のランナーさん(トレイルランナー含めて)オシャレすぎですね〜
      私なんて、ドラえもんがプリントされたTシャツ着てますよ。着る服が少なすぎて大会シャツはヘビロテしてるぐらいです。捨てるぐらいなら私に下さいな☺️
    • 5. ひろ
    • 2022年12月24日 20:47
    • 5 大会Tシャツは靴磨きに使うと良いです‼️艶が出るんですよー
      キャップも増えますね💦髪の毛的な理由で汗が垂れてきますから😭つばの小さめの、トレランやロードバイクにも使いまわせるやつを今年は買おうかな⭐️
    • 6. シブケン シブケン(管理人)
    • 2022年12月25日 18:12
    • よういちさん
      私も大会Tは着るとしたら、大会当日のゴール後の着替えとして着るくらいかな。お祭り的な意味も含めて。ここ何年かは普段のランでは着ることないですね。ただでさえ、ランTがたまっているので(笑)
      できればTシャツじゃない記念品がいいんですけどね。っていっても、特にほしいものもないですけど(笑)
    • 7. シブケン シブケン(管理人)
    • 2022年12月25日 18:14
    • sakana2053さん
      ドラえもんTいいじゃないですか!
      まぁ、私は着れませんけど(笑)絶対に似合わないので!
    • 8. シブケン シブケン(管理人)
    • 2022年12月25日 18:18
    • ひろさん
      あー、最後はウエス的に使うのもアリですね。
      髪の毛的な話はさておき(笑)つばの小さめのやついいですよね。私も買って見ようかな!髪の毛は関係なく!
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