「50代ランナーからの反論!?「生涯ベストは47歳までに狙うべし」に一言申す!!」
ランナーズ2023年3月号の記事だ。
なんでも、ランナーズ1月号に掲載された「生涯ベストは47歳までに狙うべし」という特集に50代以上のランナーが「ちょっと待った!」的に一言申したらしい。なんだこのマッチポンプ的な流れは(笑)
その他、50代以上でもまだまだやれる、的な特集が組まれている。例えば、山中伸弥(60歳)×弓削田眞理子(64歳)の新春対談があったり。「研究もマラソンも、限界を決めなければ実現できる」とのことだ。
その辺のことに、だから「何歳まで走れるんだ?(自己ベスト狙えるんだ?)」ってことに興味を持つランナーは多いのだろう。雑誌で特集が組まれるくらいだから。マラソン大会に参加する市民ランナーの中で最も多い年代は40代であることはよく知られているが、となれば、それに興味を持つランナーが多いのも当然だ。
「何歳まで走れるんだ?(自己ベスト狙えるんだ?)」ってことに。
現在51歳のオレもそうだ。よく考える。オレはまだイケるのか?って。しかし、それを考えることに全く意味はない。答えは「わからない」からだ。って言いつつ、考えちゃうんだけど(笑)
山中伸弥×弓削田眞理子の新春対談を読むことにも意味はない。あ、オレにとってだよ。山中伸弥も弓削田眞理子もオレから見たら超人だ。超人に「研究もマラソンも、限界を決めなければ実現できる」と言われたところで「できるか!」と陣内智則バリにツッコんで終わる、そんなポンコツランナーです、オレは。
そうじゃない、真剣に取り組んでいるランナーにとっては、きっと貴重な対談だと思う。山中伸弥×弓削田眞理子の新春対談。なんせ新春対談だ。「新春」が付くだけで豪華に、そして特別に感じるじゃないか。これがさらに「対談」ではなく「放談」だったらどうだ。どうだと言われても困ると思うけど。「新春放談」。
「放談」はどこか魅力的だ。普段は口にしないような、オフレコ気味な明け透けな話題を野放図に語り合う二人。「放談」にはそんな期待が持てる。
「研究もマラソンも、限界を決めなければ実現できる。まぁ、努力しないポンコツには無理な話ですけどね(笑)」みたいな。もちろん、そんなことを言う二人じゃない。各界を代表するレジェンドランナーだ。
とはいえ、やっぱり・・・一般的には「生涯ベストは47歳までに狙うべし」は間違いじゃないと思う。オレのしょぼい経験的にも。いや、多くの人のピークはもっと早いんじゃないか、と思う。
若いころから、マジメに真剣に取り組めば取り組む程、そのピークは早いはずだ。逆にオレみたいにテキトーにやってると、そのピークを迎えるのは遅くなる。まだまだやれることは残されているからだ。これはこれでラッキーだよね。テキトーにやってきたご褒美だ(笑)
とはいえ、いずれにしても、それを考えることに意味はない。「何歳まで走れるんだ?(自己ベスト狙えるんだ?)」ってことを。
挑戦するか、しないか、だけの話だ。かっこいいことを言って申し訳ありません(笑)
誰かが「無理だ」と言っても、自分がイケると思えば挑戦すればいいし、誰かが「イケる」と言っても、無理だと思うならやめればいい。それ以外にない。やってみなければ答えはわからない。はっきりしているのは「人それぞれ」ということだけだ。
オレは幸い・・「もしかしたらまだイケるかな」と思っているので、もうちょっとがんばってみる。目標のサブ3.5までもう一歩のところまできてると思うから。
とはいえ51歳だ。体力が落ちないわけはない。特に単発的ではなく長期的に。こういうことだ。
普段のトレーニングとか、一つ一つのレースに関しては、そこまで体力が落ちたとは思わない。まだ、そこまでは。だけど、「長い間」走り続けるのは難しくなってきた気がするんだ。
たとえば、雪国北海道のマラソンシーズンは春に始まって秋に終わる。去年を考えると、春先は調子よかったんだ。それがいくつかのレースを走りながら夏を迎え、そして秋になるころには、なんとなく「いつも」疲れていた。疲労が抜けない、そんな感じだろうか。これが「老い」なのかもしれない。「いくつものレースを走る」のは、もう無理なのかもしれない。全部で記録を狙うのは、という意味で。
だから、これからは「照準定めて一発勝負」がカギになるかもしれない。オレの場合「春」がその時だろう。
そう考えると、ランナーとして一見デメリットに思える「積雪地域」北海道に住むのも悪くない気がしてる。まぁ、最近では「雪上ラン」なるものもするけど、やっぱり気持ち的には「オフ」になっている。
「雪の上を真剣に走れるわけねーだろ」と思っているから。実際は、慣れてくると案外フツーに走れるんだけど。でも、気持ち的には「走れるわけねーだろ」と思っているから気楽だ。オレにとって「いい休み」になっていると思う。思いたい。
そして、気持ち新たに春に勝負したい。で、その後は・・夏以降はのんびりしたいな。
そういえば、今年は夏前に・・あの湖をグルっとするウルトラマラソンが3年ぶりに開催されるんだよな・・
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コメント
コメント一覧 (6)
アツアツのグラタンをハフハフしながら読んでいます。
47歳からマラソンを始めた私はどうすれば?笑
タイムは、開始から10年間は間違いなくのびる、10年過ぎてもやり方次第でまだのびる、と誰かのブログで読んだ事があります。
(根拠は忘れたけどその説を割と信じてます)
信じる者は救われる。
グラタンは幸せになれる。
シブケンさんは目標達成できる!
いや、信じてるのにその根拠忘れないでよ(笑)
確かにグラタンは幸せになれる!グラタン=ご馳走ってイメージあります。
今年ものんびりがんばりましょう!
コースも変わってますし
私は大阪と東京の連戦のため、51歳只今大挑戦中
冬なのにかなり走ってます
サロマは強制参加(笑)
100kmの走り方は忘れてますが
洞爺湖のコース変更は、有利になったんですかね?だったらうれしいけど、まぁ、問題はそこじゃないですよね(笑)残されたチャンスは少ないと思うのでがんばります。
hinahioさんも大阪東京がんばってください!
私も過去に走ったサロマ100kmは・・今となっては夢だったんじゃないかと思うくらい記憶はおぼろげです。
・ひたすら我流のジョグのみでサブ4は結構苦労しました。そして2018年48歳で3.5しました。この頃から、岩本式を始めたりして真面目に取り組むようになりました。今年4月で53歳になりますが、先日の勝田で.10切り出来ました。ただ、やっぱりもう限界という気持ちと少しずつ少しずつでも更新できる猶予はあるのではないかという気持ちで揺れ動いています。そんなわけで紹介のランナーズも図書舘に読みに行きました。ポイント練習自体には歳をそんなに感じないのですが、疲労が抜けない時間が長くなってきていることに歳を感じます。結果的にポイント練習の総量が取れないのです。
・そんな私が思うに、シブケンさんは3.5の射程範囲まで辿り着いたのだから、ここで諦めるのはとてももったいないです。達成目標と年齢を天秤にかけても全然限界ではないと思う。
勝田、お疲れ様でした。そうですか!.10切りはすごい!
そこまできたら、サブ3目指したいところでしょうけど・・でも、そこからの数分が、とてつもなく高い壁なんでしょうね。私が見ているサブ3.5までの数分なんて比べ物にならないくらい。いや、もしかしたら、私の壁の方が高いのかな相対的には(笑)
昇龍さんのがんばり見てたら、私もあきらめるわけにはいきませんね。
お互いに、もう少しだけ(笑)がんばりましょう~