今までのオレは全てを間違えていたのかもしれない。
ランニングフォームやらなにやら全て。結局そういうことなんだろう。結果が出ていないんだから。
今シーズン(雪国北海道のマラソンシーズンは春に始まります)からランニングフォームを変えた。「大きく」ではない。「ちょっと」したことを、だ。基本的な動きはそこまで変わっていない。だから、割とスムーズに移行できた。
昨シーズンのフォームだって、自分では「だいぶいい」と思っていたんだ。元々かかと着地だったフォームを2年くらいかけて、いわゆるフォアフット着地に変えたんだ。たぶんうまくいっていたと思う。それによって走るのが楽になったし、足のトラブルが減った。
いまいちマラソン大会で結果は残せなかったけど(笑)
今シーズン、そのフォームを変えた。ある動画を見たことをきっかけに、あれ、オレ間違ってる?っと思ったから。
今まではフォアフット着地ってことで、足のつま先側での着地を心掛けていたんだ。だから、なるべくかかとが着かないように(どうしたって着くんだけど)意識して。それを変えた。足裏全体での着地に。もっと言うと、かかともがっちり着くように。
ここで大事なのは、かかと「から」着地しないことだ。体の重心の真下に上から脚を下ろす「だけ」って感じか。そして足裏全体で着地する。シューズのかかとに付いてる一番デカいクッションから(地面から)反発を得るように、って感じで。
と、まぁ、細かいことは、今後の大会で結果を出してからうんちく垂れたいが(笑)言いたいことは、今までオレは間違えていた、ということだ。
けっしてフォアフット走法が間違えている、って話ではないよ。つーか、オレはそんなこと言えるレベルにいない。自分の話だ。今も動きの基本はフォアフット走法だ。その着地方法と意識を少し変えたって話だ。結局、間違えていたんだけど。
けっしてフォアフット走法が間違えている、って話ではないよ。つーか、オレはそんなこと言えるレベルにいない。自分の話だ。今も動きの基本はフォアフット走法だ。その着地方法と意識を少し変えたって話だ。結局、間違えていたんだけど。
昨シーズンまでだって、すごく考えてフォーム改善をしていたつもりだったんだけど。そして、ある一定のところにはたどり着いたかな、とさえ思っていたんだ。
だけど、間違えていたようだ。
今のフォームはなかなか調子がいい。脚がうまく回転しているのがわかる。
そして、そのことで気付いたことがある。あー、こういうことだったのかって。過去に習ったドリルだ。
箱根のアンカーを走った男トシが、定期的に開催している「トシ練」なるものがある。
ランニング教室的なものだ。それに参加したときに習ったドリル。走る前の準備運動的なやつあるじゃない?スキップしたりなんだり。正しい動きを確認する、みたいな。なんとなくやっていた(スミマセン)それらが、今、つながったんだ。
あー、こういうことだったのかって。そのための動きだったのかって。
わかるまでに時間がかかりすぎたな。
マジで脚に負担がかからなくなった。このまま極めていけば、目標であるサブ3.5にたどり着けそうな気がする。だって、去年一昨年と間違えたフォームで走って、もう少し!ってところまでいけたんだから(全然ダメな時もあったけど)その間違いを直したら・・イケるだろ!
って思わないとやってられないってのもあるんだけど。がんばるためには希望が必要だ。
ランニングフォーム以外にも、オレ間違えてたわ、ってのはけっこうある。オレにとっては、だよ。結局、正解は人それぞれだと思うから。
例えばシューズのサイズ選び。これもいろいろ試してきたんだ。大き目、小さ目。
基本的には足先から1cmくらいの余裕があればいい、というのが主流の考えだろうか。でも、足先がつねに着くくらいのぴっちりサイズでいい、という考えもある。いろいろ試してみた。
オレ的には25.5cmがぴっちりサイズで26.5cmで1cm余裕って感じだ。もちろん、メーカーとかモデルによって変わるけど。で、最近オレは、間をとって26cmを履いていたんだ。だけど考えが変わった。
オレ的には25.5cmがぴっちりサイズで26.5cmで1cm余裕って感じだ。もちろん、メーカーとかモデルによって変わるけど。で、最近オレは、間をとって26cmを履いていたんだ。だけど考えが変わった。
どうでもいいな、って(笑)
いや、ランニングフォームを変えたら、どのサイズのシューズ履いても、大した変わらなくて。いい意味で。これが正しい着地なんだろうな、って思えてる。シューズ内の足のトラブルがまったくない。だったら、少し余裕のある26.5cm履いていこうかなって今のところ思ってる。
同時に靴ヒモについても間違えてたね。どちらかというとオレは「しっかり」締める派だったんだ。今は、そう・・
どうでもいいな、って(笑)
これはたぶん、どうでもよくないよ。
一回ちゃんとヒモを緩めて足を入れてかかとをトントンってやって。足先から徐々に締めて・・みたいな正しい履き方があると思う。その基本は踏まえつつ、だ。踏まえつつ、そこまで神経質になる必要もないな、って。その意味で、どうでもいいな、って。
ほら、オレ、ビビりだから大会の時、きついな、とか、緩いな、って何回もヒモを締めなおしたりするのよ。そこまで気にする必要ないなって気付いた。足裏全体で着地することで、靴の中で足が前後に動かないんだよね。テキトーにヒモ締めておけば。テキトーってこともないけど。
あとはそうだな、量より質、ってのをやめようかな。日々の走る距離ね。チンタラ走って月間走行距離をのばすより、カチっと質の高いトレーニングをした方がいい、みたいな考え。
オレの場合、それ、ただの逃げだからね。長い距離走りたくないっていう。それをやめて、チンタラでもいいから、とにかく、できるだけ距離をのばす、ってのをやっている。ペースはあまり気にしない。もちろん、やるときはやるけど。
それがいいか悪いかわからないけど、「今までと変えてみる」ってのが大事なところだ。なぜなら、今までのオレは全部間違えているっぽいからだ(笑)
この他にも間違いはいっぱいあるだろうな。っていうか、全部だ全部。オレは全部間違っている。そう思っていろいろ見直してみようと思っている。
ただ・・時すでに遅し・・って可能性もあるけど。ギリで間に合うかどうかオレの体力。体の疲れが全然とれない毎日です。老化だ。
だけど、足の痛みはまったくないから、なかなかいい感じで走れている気はする。
何よりも、足が痛くならないって大事なことだよね。
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コメント
コメント一覧 (4)
今は足先着地で衝撃を和らげつつ、本当に足が跳ね返るポイントは、かかとと土踏まずの間くらいのイメージです。跳ね返った足を膝蹴りのようにコンパクトに前に振り出すと、腰が入ってストライドも伸びるし、上半身のひねりも出てきて今まで断片的に聞いてきた情報のピースがカチッとはまったイメージです。
着地の件、悩みますよね。
今回の記事を拝見して、ホントに解決は人によって違うなということです。
私の場合は、過去はかなりミッドに近いヒールストライク(着地はヒールが先だけどクッションが潰れるより前に前も着地する)でずっと走っており、ほぼ故障知らずでしたが、タイム伸び悩みからより完全なミッドからフォアに近い走り方に変えてきてからは、スピードは楽に出せるようになりましたが、足底とかくるぶし周辺とか足(foot)周りに痛みが出るようになりました。
おそらく私は脚(leg)は膝含めて比較的丈夫なので過去の走り方では何もなかったのではと考えています。
最近の走り方について、踵がつかないようなフォアは目指していないのですが、クッションの潰れ方見ると、左は踵の潰れが少なく右は多いと偏っていて、足にでる症状も左右違うという状態になってます。ソールの減りも左右違っていて、癖がその通り症状として現れていて、ある意味面白いですw
まだ軽症レベルなので、痛み自身が走り方をうまく調整していくための指標になります。
無理はできないですけど。
お互い、頑張ってよい走り方を追求しましょう!
「今まで断片的に聞いてきた情報のピースがカチッとはまったイメージです」
ホントそれです。私が最近カチッときたのは「骨で走る」です。以前ある方にコメント欄で教えてもらったんですけど。なんとなく納得したつもりでしたが、わかっていませんでしたね。最近、わかりました(笑)体を一直線にして着地したとき、脚の骨が板バネになるというか。
お互い、正解に近づいているかもですね。がんばりましょう~
私も左右のソールの減りは違いますね。明らかに。やっぱり同じになる方がバランスの取れた走りになるんですかね。利き足があるから左右同じにならないのは当たり前、なんていう解説も見たことはありますが・・
まぁ、フォームについて考えだしたらキリがないですね(笑)
でも、ちょっとずつですけど、最近は自分の正解に近づいているのを実感しています。いろいろ考えながら走ってると、けっこう距離も進むし一石二鳥です!
それではお互いケガをしないようにがんばりましょう~