へ、だ。屁。いわゆる、オナラ。
レースが終わって、まず、奥さんと話したのが「屁」についてだ。
2023年6月25日(日)第38回サロマ湖100kmウルトラマラソンを走ってきた。
→サロマ湖ウルトラマラソン公式サイト(外部サイト)
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最初に言っておきたい。オレはもうウルトラマラソンを走らない。
「走れない」と言った方がいいだろうか。辛すぎた。
今回で3回目のサロマ湖ウルトラマラソンになったのだが、過去イチで辛かった。記録も過去ワーストの12時間51分56秒でのゴールだった。制限時間13時間に、なんとか間に合ったけど・・本当に辛く苦しかった。
奥さんも50kmの部を走ったんだ。制限時間8時間のところ、なんとか7時間ちょっとでゴール。最近はあまり走っていなかったので、苦しい走りだったと思う。お互いの健闘を称え合いたいところだったが、まず話したのが「屁」についてだ。
「なんか、みんな屁こいてなかった?」
それは共通認識だった。だとしても、先にもっと話すことはないのか。二人とも暑い中がんばってゴールしたんじゃないか。いきなり屁の話はないんじゃないか?そう思わなくもないが、しかし、やっぱりそれを話さずにはいられなかった。
とても驚いたからだ。奥さんもそうだったらしい。
オレが最初に「え?」っと思ったのは15km地点くらいだったろうか。
コース脇に設置されていた仮設トイレに並んでいた時だ。前に並んでいた男性ランナーが「ビッ!」と屁をこいたんだ。「ブッ」じゃなく「ビッ!」だ。少々驚いた。なんの遠慮もないボリュームだったからだ。
でも、まぁ、はやる気持ちを抑えられないのはわかる。もう少しでトイレに入れるんだ。思わずフライングしてしまったのだろう。そう思った矢先に、また「ビッ!」っときた。ボリュームは先程と変わらない。二の矢だ。
失格だ。
多くの競技でフライング2回は失格になるはずだ。近年では、1回で失格になる陸上競技ルールもある。しかし、それを指摘する間もなく、間髪入れずに三の矢が飛んできた。「ビッ!」って。
さすがに「え?」っと思った。
3発も?って。まぁ、でも、トイレ待ちだもんな。しょうがない。そう思うことにした。次に「え?」っと思ったのは30km過ぎあたりだったろうか。前を走る男性ランナーから「ビッ!」っと音がしたんだ。あきらかに「屁」だ。
まぁ、これもないことじゃないよな。運動してたら、なにかの拍子に出てしまうこともあるだろう。しかしその後も遠慮なく(たぶん)二の矢三の矢が飛んできた。あまりにも元気ハツラツなその音に、もしかしたら「話しかけらてるのか?」そう思ったりもした。「どうぞ、先に行ってください」みたいに。
「屁」で?
そんなわけないだろ。
だとしたら、もしかしてこれは新手のテクニックなのではないか?という可能性を考えた。「屁の力で速く走る」みたいな。「屁でウルトラを制する」みたいな。もちろんマンガじゃないんだ、屁を推進力にするわけじゃないぞ。体調を整えるテクニックとしてだ。そんなキャッチコピー見た事ないけど。いや、あるわけないだろ。
でも、その後も何度か、何人かの「屁」を聞いたんだ。
これは冗談ではなく、ウルトラを走る上でのテクニックなんじゃないかと思ったのは、オレも腹が張ってきたからだ。下っ腹にガスが溜まったような。すなわち「屁」だ。
ウルトラマラソンは長い距離を走る。その間、何度も給水するし、何度も食事(エネルギー補給)する。腹の調子が悪くなることもあるだろう。いや、普通の状態でいる方が珍しいことなのかもしれない。
そんな時、屁の1発や2発で体が楽になるのなら、お安いものだ。出すべきだろう。そんなこといちいち気にしてるようじゃ、ウルトラを戦えないんだよ!そうお叱りを受けるかもしれない。
ウルトラに必要なのは速さじゃない、強さだ。そう思う。
でも、オレは人前で、トイレ以外で「屁」をすることはできない。なぜなら「モノホン」が出てしまう心配があるからだ。昔からそうだ。「モノホン」と「屁」の違いがわからない。どうしてみんな人前で躊躇なく屁をこけるのか不思議だった。いや、いまでも不思議だ。違いがわかるのだろうか。
違いのわかる男。やかましいわ。
それにしても、奥さんもそういう現場に何度か遭遇したそうだから、多くのランナーがそのテクニックを駆使してるのかもしれない。それがテクニックとすれば、だけど。
だけどなぁ、今回で3回目のウルトラマラソンだったんだけど、過去にそんなことなかったけどな。まぁ、テクニックは進化するから・・
いやいや、もっと他に書くことあるだろ、そう思った方も多いかもしれない。オレもまさか「屁」の話がこんなに長くなるとは思わなかったんだ。筆が進む進む(笑)
書きたいことはたくさんあるんだ。世界一おいしい飲み物の話やタンク持ち上げ男の話やバカ殿様の話など。本当に長く苦しい辛いレースだった。制限時間ギリギリの戦いだった。100km走って、最後時間に追われるってどういうことだよ。過酷すぎるだろ。
書きたいことはたくさんあるから2回に分けて書きたいと思う。今回は「その1」ということで。「その2」ではもう少しマジメにどんなレースだったか書きたいと思うので、付き合ってほしい。
これがオレにとって最後のウルトラマラソンだったから。いや、マジで。
あ、この「その1」もマジメな話なんだよ。本当に印象に残った出来事だったんだ。「屁」の話は。
それでは次回、オレらしくもなく(笑)心の底から「みんなでゴールしようぜ!」と思った話でも書いてみようと思う。
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「その2」
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コメント
コメント一覧 (26)
サロマお疲れ様でした!
私も今回サロマ100km走りました。7回目になるので、何かやりたいと思い、ワラーチでチャレンジしました。暑いし、コース変更になって辛くなったような気がして、前のコースに戻してほしいと思いました。
オナラの話、めっちゃ笑いました。自分もするし、一緒に走っていた仲間もトータル50回以上はしていたからです。2人で1トータル100回はしたと思います笑
オナラをすると、お腹のガスが抜けて、すごく楽になるんですよね。腸の働きが活発化するというか・・・。ただ私は女性が近くにいるときは絶対にしません笑
いやあ、面白い完走記①でした。完走記②も楽しみにしています!
長々と失礼しました。
私は飛行機の乗り物酔い的な三半規管の不調からか、30キロまで吐いたり座り込んだりして、ほとんどビッケになってしまいました。69キロまでで盛り返したものの、80キロ制限で時間切れでした。脚が残っていただけにまだ悔しく涙が出ます。
来年ご一緒しましょうよ!!!!
僕は辞めるわけにはいかない
最後10kmはガスでお腹張って苦しかったです〜
75km付近でシブケンさんに励ましていただいてなかったら私の完走はあり得ませんでした。本当にありがとうございます!
そして、HEですが私も走りながらしてました、ごめんなさい!
なるべく後ろにひとの気配がないときにですよ?
着地と同時に2~3回をそれはもう何セットも汗
私もバカ殿見かけました(笑)
最初は25kmの折り返しあたりで、「あ、バカ殿だ!」と思い、2回目は70km付近のエイドで。
その時は普通に「殿様だ」と思いました。
だって、あの炎天下の中100km走ってるひとみんな、たいがいそこそこバカですもんね。
自分も初参加して、完走出来て良かったです。
自分もかなりやっちまいましたよ「屁」🤪
50回は下らないと思います(笑)
あれは何なんでしょうかね。多分だけどお腹下す前兆じゃないかと。
サロマ辞めるなんて言わないでくださいよ。
皆様のランニングの道標になってください。
まあだけど、辛かったですよね。
自分、マラソン完走して泣いたのは初めてでした。
コメントありがとうございます!
ホント、あのコース変更で2回に増えた折り返し、辛かったですね・・
7回目ですか、サロマンブルーが射程圏内に入った感じなんでしょうか、がんばってください!
ところで、やはりみなさん「してる」んだ、二人で100回(笑)これはもう「テクニック」ですね。サロマお疲れ様でした!
お疲れ様でした!いや~30kmまでの不調でよく80kmまでもっていきましたね、スゴイと思います。って言っても、なんの慰めにもなりませんよね。あの日走ったからわかります、その悔しさ。来年絶対完走してください!ここまでやったのなら、あの最高のゴールを味わってほしい。応援してます!
やっぱりガス抜きは大事ですか、日々その練習もしようかな(笑)
お疲れ様でした!
あー、この3回を走った感覚、きっと同じですね!2018年、ホント戦場のようでしたよね・・あの時は辛すぎて逆に笑っちゃいましたもん。「ウルトラすぎるだろ!(笑)」って。その心の余裕(って程でもないですが)がゴールにつながったと思います。
で、今年。マジで辛かったですね。参りました。
そして、のむさんは・・来年きっとサロマを走ってると思います、がんばってください!
お疲れ様でした!いやいや、オレもあそこで会話できたことで、だいぶ気持ちが楽になったよ、ありがとう。基本100kmひとりぼっちの戦いだから辛いよね。
で、やっぱりHEしてるんだ!みんなしてるんだね。過去そんなに気になったことなかったけど、今年すごい聞こえてきたからビックリして(笑)
まぁ、あそこからオレたちよくがんばったよ。やってやったな!
サロマ初参加完走お疲れ様でした!初参加でアレはけっこうハードだったのではないでしょうか?って言っても、私も3回目なんで、しかも4年ぶりってことで、そんなにアドバンテージもないですが・・辛すぎました。
で、やっぱり「屁」こいてるんですね、みんな。勉強になります(笑)
いやいや、私がランニングの道標になんかなれるわけないじゃないですか!
それにしてもゴールで泣けるなんてサイコーですね!ウルトラマラソンすごい!
ブログを拝読して、以前近所でランニングしていた時の出来事を思い出しました。
前のランナーを抜かして、「そろそろ距離も空いたので、心置きなく放屁しよう!」と思った瞬間、前方に別のランナーを発見して出来ませんでした(笑)。
ハーフマラソンが主戦場の私は、レース中はなるべくトイレにも行きたくありませんが(時間もったいない)、いつか「給水ポイントで体に水を掛けながら、同時に「小」を出しているのをごまかす」(実業団の選手とかはやってるみたいですね)という高等戦術(反則技)を使う機会が来る事を恐れています(まだ未実施)。
HEの話面白いですね。確かに私も走っている最中に、隣の男性が抜かしていくときに一度聞きました、が別に何も気になりませんでした。きっとエイドでバナナやアンパンなど、いっぱい食べた分が消化されてきたのでしょうね(笑)。
私は初めてのサロマだったので、確かに後半は辛かったですが、こういうものだと思って一生懸命走り切れました。その2も楽しみにしています。
ラン仲間のバカ殿様、話題になって我が事のようで嬉しい。よろしく伝えます。
ありがとうございます!
「心置きなく放屁しよう!」(笑)
確かに1分1秒を争う場合、そのような高騰戦術を使う時がくるかもしれませんね。猫ひろし選手もそんなことを言っていたのを聞いたことがあります。
が、賛否がありそうな話題でもありますので・・知らないフリをしておきましょう(笑)
ありがとうございます!KOMさんもお疲れ様でした!
あの過酷な状況でHEくらい知ったことか!って話ですよね。
ブログにも書きましたが、私はHEなのかモノホンなのか判断できないもので・・気軽にガス抜き出来てる人がうらやましいのかもしれませんね(笑)
そうですか、祭りでしたか(笑)
バカ殿様、あれは話題になるでしょ!サロマを走った人、ほとんど全員認識していたと思われます!折り返しですれ違うポイントが何ヵ所かあったので。いやー笑った。
初めてコメントいたします。
私も数週間前、本州で開催された100キロマラソンを走り、無事完走したのですが、50キロ過ぎたあたりから、お腹が張ってまさに同じような状態になり、何度もトイレに寄ってしまいました…多分トイレで30分はロスしました。。
こんな状態になっているのは私だけかと思っていたので、今回のシブケンさんの記事を読んで、心から安心しました笑
また、走っている最中に、周りの男性の方々からあの音を聞いたことが今までないのは、きっと女子に気を使ってくれているのだと理解しました笑笑
その2も楽しみにしています!
コメントありがとうございます!
そうですよね、女性だってそうなりますよね。でも男みたいに・・できないですもんね。トイレで30分ロスはつらい・・
それに比べてホント男は自由気ままだな!あ、でも女子の前では気をつかってるのか(笑)
100キロマラソンお疲れさまでした!
偶然このブログを拝見することになり楽しく読ませていただきました。
私ははやばや30kmでリタイアしました。
ちょっと気持ちが続かずな時期が1年半程続いております。
所で「へ」についてですが、男の方は割とナチュラルに「へ」こいて何事も無かったかのように走られてる方を良く見かけますがとても羨ましく思います笑
以前、「へ」を我慢しながら走ってたところエイドにリアルゴールドがあったので飲んだらゲップが出て「へ」が消えました。
知り合いとそれについて議論しましたが関係ないと言われました。
でも私は空気として下から出るはずのものが上から出て解消されたと自分では思ってます。
「へ」について語れるなんて、ありがとうございました♪
コメントありがとうごいざいます!サロマお疲れ様でした。
またいつかがんばってください!
ところで「へ」についてですが・・私もげんさんの知り合いに賛成ですかね。
だって、ゲップで「へ」が消えたとしたらですよ?口から「へ」が出たことになりませんか?それはちょっとマズいのではないですか(笑)
下品な話失礼しました。またヒマなときにでもブログ見にきてください!
生活に潤いを与えられたなんて!うれしいな。コメントありがとうございます。
ところで、「屁で検索する」って、そ、そんなことあります?(笑)
いや、屁の検索で自分のブログがヒットするのも困ったもんですけど。
過酷なトレイルランお疲れさまでした。ゴールしてないのに片づけがどんどん進んでいく様を見せつけられるのは心にくるものがありますね。駅伝で襷を渡せなかったランナーが泣くのもわかる気がします。
「脂っこいものも食べられるようになった」のはうれしいですね。
屁は困りますけど。
そういうことでしたら、なんの答えもないブログに当たってしまいましたね(笑)
お大事にしてください!