肛門を突破されるのが先か?それとも4時間以内にゴールを突破するのが先か?
そんなレースになった。
どんなレースだよ。
洞爺湖マラソン2026を走ってきた。
結果は3時間54分、目標のサブ4達成だ。最後あきらめないでよかった。本当によかった。
しかしゴール後、その喜びの余韻に浸ることもなく仮設トイレに直行した。
足の裏に水ぶくれができて1歩ごとにビリビリ痛かったし、多少頭もフラフラしていた。だから今すぐ寝ころびたかった。もらったアクエリアスもがぶ飲みしたかった。
けど、それどころじゃなかった。
仮設トイレに直行した。ここからが本当のラストスパートだ。やかましいわ。
目標のサブ4は達成できたし、今の実力、練習量からいったら上出来だったと思う。だけど、会心のレースとは言い難いものだった。
今回は練習もうまくいったし、体調を壊すこともなく万全の状態でスタートラインに立つことができた。それだけでも喜ぶべきことなんだけど・・
だけど、スタートすると、なーんか体が重い。結局、レース中、一度も気持ちよく軽快に走れた区間はなかったような気がする。それが残念だった。
それでも、まぁ、思い通りのペースで走れていたので「調子が悪いわけでもないか」そう思って走り続けた。気温も涼しく感じる時間帯も多かった。木陰が多いコースで。最高でも20℃は超えていなかったはずだ。
最初に「あれ?」と思ったのは10km地点を過ぎたあたりか。右ひざに違和感。結局「痛み」が出ることはなかったけど、この2カ月の練習で一度も1ミリも感じたことのない違和感。ギシギシいうような。
なんでかなー、本番で変な力が入ってるのかなー、とか思いながら走る。
そして20kmも過ぎると、今度は右足裏、親指の付け根あたりにビリビリした痛みが発生。「あ、水ぶくれ発生ね」っていう痛み。案の定、ゴール後靴下を脱いでみれば500円玉より大きい水ぶくれが。
ランニングフォームだけはいい感じに仕上がってると思ってたのに、なんだよ。練習では一度もそんなケガなかったのに。
自分なりに分析すると、原因はコースの形にあるんじゃないかって。
この洞爺湖マラソンのコースって、大きな円形の湖を反時計まわりに1周ちょっとで42.195kmなわけ。
だから、ずーっと左回り状態で。もちろん、そんな急カーブが続くわけじゃないけど、ずーっと大きく左回り。
で、基本車道の左側を走るから、道路横断方向に左側が下がる傾斜がついていて。なるべく平坦なところを選んで走るんだけど、それでも基本右足の方が高い位置に着地することになる。
それが原因で右足痛めたかな、と分析。あと、舗装道路とはいえ、そこまで整備されていないから、轍がけっこうあって。ちょっとした起伏が、後半は足に響くよね。
まぁ、ブツクサ言ったところで、それが車道を走るフルマラソンのレース本番ってことだからね。寝言言ってんなよって話だ(笑)
それを思うと、普段練習している歩道とか河川敷のランニングコースとかって平坦で走りやすいよね。
で、30km過ぎ。「あ、腹やべーかな」って。そして「完全に下ってんな」ってなって。
ダマしダマし走るも、キロ5分30秒ペースをオーバーしてくる。苦しい。漏れないように肛門に力を込めて走る。
いやいや、肛門に力を込めて残り10km以上走るとか、なんの拷問?肛門だけに。やかましいわ。
ゴールまであと6kmてっところで「ん?サブ4無理かこれ?」ってなって。残り30分なくない?って。今からキロ5分で走るのは無理だろ、って。
結局、その判断はガーミンを見間違えていたようだが・・後から考えれば。
頭ボーっとしてたのもあるけど、だってさ、沿道の声援から「サブ4いけるよ!」みたいな声もなくて。「がんばれー」しかなくて。オレには「(サブ4無理だけど)がんばれー」に聞こえて(笑)
なのに、周りのランナーが「あきらめていない」のは、わかるわけ。「なんで?」って。
フツーもうあきらめるでしょ(敗者の決めつけ)、サブ4できない時間帯にいるんだからオレたち、って。
「え、なになに?もしかして、まだサブ4いけんのか?まだ終わってないのか?」頭ボーっとしてて、よくわからない。
とりあえず周りのランナーについていく。
腹痛いけど。何度もトイレに駆け込みたいと思ったけど。漏れるかもしれないと思ったけど。漏れてもいいか、いやダメだろって自問自答繰り返して。右足の水ぶくれもビリビリ痛いけど。みんながんばるならオレも行くわ、って。
腹痛いけど。何度もトイレに駆け込みたいと思ったけど。漏れるかもしれないと思ったけど。漏れてもいいか、いやダメだろって自問自答繰り返して。右足の水ぶくれもビリビリ痛いけど。みんながんばるならオレも行くわ、って。
肛門に力入れて。それによってランニングフォームがよくなったって説もあるけど。ねーよ。
いやー苦しかったね。苦しすぎて来月走る次のレースのこと考えたもんね。「函館マラソン走りたくねー」って。「またこれやるのかよ」って。
確か去年も同じこと考えたような。苦しくなるとネガティブなこと考えるのはいつものことだ。今回はもっとネガティブなことも考えたよね。「あーマラソンやめたら、人生が、毎日が楽だろうな」とか(笑)
結果、漏らしませんでした。
でも、ゴール後しばらく動けなくて。3時間くらい。
会場にテント建ててたんだけど、そこでずっと寝てた。ずっと。
テント出たら会場に誰もいなくて。マジで誰もいなくて。浦島太郎状態。なんで?オレみたいに動けなくなった人いないわけ?
まぁ、救急車の音は何回か聞こえてきたけど。それにしても、マジで誰もいない。マラソン関連の人。観光客がチラホラいるだけ。会場設営の業者の人もいない。あたりがシーンとしている。
フルとか10kmレース合わせて、6千人以上のランナーが参加してたみたいだけど、マジでオレしか会場にいなかったんじゃないか?(笑)
あ、あと応援に来てた奥さんと。帰りは奥さんに車運転してもらって、なんとか帰れたよ。奥さんいなかったら、オレ、テントで一泊してたかも・・
そういえば、この冬、3カ月間(ほぼほぼ4カ月間)まったく走らなかったけど、春からの2カ月でなんとかサブ4達成できたよ。なんとか間に合ったわ。つうか、この苦しいやつ、いつまで繰り返すのオレ?(笑)
とりあえす、来月の函館マラソンがんばります!
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コメント
コメント一覧 (4)
同僚がとあるマラソン大会で、女性が人間の尊厳を守れなかった場面を見たそうです、同僚速いので、そのレベルの女性ですからリタイアしたくなかったのでしょうね~(くさかったそうです)
わたしの出たノーザンホースで、4km地点あたりで心臓マッサージされている方がいてビビりました(すでに必要人数は十分いたのでスルー) それにくらべればうんちもらすくらいはどーってことないかもしれません
心臓マッサージ!そんなことにならないように気を付けなければなりませんね。
普通の人間はマラソンなんて無理しなきゃ走れませんが、だけど、どこまで無理するか、ですよね。無理したところで大した記録を出せるわけでもないですし(笑)
洞爺お疲れ様でした!サブ4おめでとうございます!冬にまるっきり走らなくてもサブ4できるなんてすごいポテンシャルじゃないですか!?
ゴール後3時間寝てるって、係の人も、大丈夫ですか?と心配で起こしたりしないんですね…
次は函館ですよね?サロマではないのですね。またブログ楽しみにしています!
本当にお疲れ様でした!
ありがとうございます。
いやいや、マラソンのポテンシャルなんてないですよ(笑)
経験値がなんとかしてくれたような。いつも失敗してますが、回数は重ねていますので・・
3時間寝てたのはトイレの建物の裏に建てた小さなテントなので、だれの目にもとまらなかったのかもですね~