マラソンを走る上で一番大切なことはなんだろう。
ランナーそれぞれで違うと思う。
自分の足にフィットするシューズだろうか。
速く走るための、そして故障をしないためのランニングフォームだろうか。
なにより練習で走った距離に決まっているよ、そういう人もいるかもしれない。
それらも確かに大切だが「一番」ではない。
全ランナーに共通する「一番」大切なことは他にある。
「健康」だ。
そんなのあたりめーだろ、そう思うかもしれない。
いや、オレだって重々承知しているつもりだったんだ。
しかし人間なにかプレッシャーをかけられ追い込まれた時、物事を冷静に考えられなくなるものだ。
オレは「初ウルトラマラソンに挑戦」というプレッシャーによって失敗を犯してしまった。
2週間前の話だ。
そんなオレの失敗談を聞いてほしい。
結果、言わなかったんだけど。
相手は医者だ。
風邪の症状、特に咳がひどくて病院に行った時の話だ。
そうなるまでの経過を正直に言ったら「バカ」だと思われることは火を見るより明らかだ。
正直に言うとこうだ。
「風邪をひいてノドが痛い状態でフルマラソンを走ってしまいました。」
「バカか?おまえ」そう言われるに決まっている。
いや、患者に面と向かって「バカ」という言う医者がいるかどうかは知らないが(笑)
オレはその愚行によって風邪を悪化させてしまったんだ。
2週間前の「洞爺湖マラソン」でだ。
関連記事「第44回洞爺湖マラソン(2018)を走ってみた。景色最高!超オススメ」
だってそりゃそうだろう。ベストコンディションで臨んだとしても簡単に完走できないのがフルマラソンだ。
体にかなりのダメージが残ることはよく知られている。
風邪をひいた状態で走ってタダで済むわけがない。
もちろん不安には思っていたよ。こんな状態で完走できるんだろうか、と。
しかし、オレは信じられないことに不安と同時にこうも思っていたんだ。
「逆に治るんじゃね?」と。
バカの極みだ。
結果、風邪を悪化させてしまう。
洞爺湖マラソンから1週間後、まだ完全に風邪が治っていない状態で今度は単独60km走に挑戦したんだ。
朝の4時に起きて苫小牧まで送ってもらい札幌まで走る、というトレーニングだ。
46km地点で無念のDNFだった。
関連記事「サロマ湖ウルトラマラソン完走への道~その8」
関連記事「マラソンという趣味は周りの人みんなに迷惑をかけている」
なぜ過ちを繰り返してしまったのか。しかもったった1週間後に。
原因ははっきりしている。
「初ウルトラマラソンに挑戦」というプレッシャーだ。
今が一番大切な時だ。ここで走らないわけにはいかない、という焦りだ。
結果、さらに風邪を悪化させてしまう。
夜眠れないほど咳が止まらなくなってしまう。肺炎を疑ったほどだ。
さすがに走ることをちょっと休むことにした。
なんとか1週間で回復したからよかったものの。
ホントにバカだったな。
レース本番のために練習しているのに、その練習で体を壊して最悪レースに出られない、とかなったら目も当てられない。
無理な練習で体調イマイチでスタートラインに立つくらいなら、まったく練習しないでベストコンディションでスタートラインに立つ方がいい結果を残せるはずだ。
もちろんベストな練習ベストなコンデションでスタートラインにたつことを目指すべきだが、そうならないとき、今回みたいに風邪をひいた時なんかは無理せずに休養するべきだと強く思った。
いや、頭ではわかってるんだけど、レース本番が近付いてくるとそのプレッシャーに負けちゃうんだよね。ベストコンディションでスタートラインに立つことはなかなかに難しい。
少しでも体調が悪かったら、絶対に走らない。そう決めた。
なんかイマイチだな、そう思ったら走らない。
体が重いな、脚が重いな、っていうのは別だよ。
それはそれでトレーニングになるみたいだから。
あと気持ち的に走りたくない、とかも別だ(笑)
明らかな体調不良のときは走らないと決めた。
体調がイマイチな状態で走るその10kmにどんな意味があるっていうんだ。
その日はグッとこらえて休んで、明日思いっきり20km走ればいいじゃない。
どうせポンコツなんだから無理すんじゃねーよ、そう気楽に思いたい。
てきとーにやる、というわけじゃないよ。
まだあと何年かは(笑)自己ベストを狙っていきたい。
それはあくまで「挑戦」であって「無謀」ではいけないということだ。
もう若くないんだし、体調を見極めながら挑戦していきたい。
ランナーそれぞれで違うと思う。
自分の足にフィットするシューズだろうか。
速く走るための、そして故障をしないためのランニングフォームだろうか。
なにより練習で走った距離に決まっているよ、そういう人もいるかもしれない。
それらも確かに大切だが「一番」ではない。
全ランナーに共通する「一番」大切なことは他にある。
「健康」だ。
そんなのあたりめーだろ、そう思うかもしれない。
いや、オレだって重々承知しているつもりだったんだ。
しかし人間なにかプレッシャーをかけられ追い込まれた時、物事を冷静に考えられなくなるものだ。
オレは「初ウルトラマラソンに挑戦」というプレッシャーによって失敗を犯してしまった。
2週間前の話だ。
そんなオレの失敗談を聞いてほしい。
愚行
そのあまりにもヒドい愚行を正直に言うべきか迷ったんだ。結果、言わなかったんだけど。
相手は医者だ。
風邪の症状、特に咳がひどくて病院に行った時の話だ。
そうなるまでの経過を正直に言ったら「バカ」だと思われることは火を見るより明らかだ。
正直に言うとこうだ。
「風邪をひいてノドが痛い状態でフルマラソンを走ってしまいました。」
「バカか?おまえ」そう言われるに決まっている。
いや、患者に面と向かって「バカ」という言う医者がいるかどうかは知らないが(笑)
オレはその愚行によって風邪を悪化させてしまったんだ。
2週間前の「洞爺湖マラソン」でだ。
関連記事「第44回洞爺湖マラソン(2018)を走ってみた。景色最高!超オススメ」
だってそりゃそうだろう。ベストコンディションで臨んだとしても簡単に完走できないのがフルマラソンだ。
体にかなりのダメージが残ることはよく知られている。
風邪をひいた状態で走ってタダで済むわけがない。
もちろん不安には思っていたよ。こんな状態で完走できるんだろうか、と。
しかし、オレは信じられないことに不安と同時にこうも思っていたんだ。
「逆に治るんじゃね?」と。
バカの極みだ。
結果、風邪を悪化させてしまう。
愚行はさらに続く
オレの愚行はそこで終わらなかったんだ(バカやろう)洞爺湖マラソンから1週間後、まだ完全に風邪が治っていない状態で今度は単独60km走に挑戦したんだ。
朝の4時に起きて苫小牧まで送ってもらい札幌まで走る、というトレーニングだ。
46km地点で無念のDNFだった。
関連記事「サロマ湖ウルトラマラソン完走への道~その8」
関連記事「マラソンという趣味は周りの人みんなに迷惑をかけている」
なぜ過ちを繰り返してしまったのか。しかもったった1週間後に。
原因ははっきりしている。
「初ウルトラマラソンに挑戦」というプレッシャーだ。
今が一番大切な時だ。ここで走らないわけにはいかない、という焦りだ。
結果、さらに風邪を悪化させてしまう。
夜眠れないほど咳が止まらなくなってしまう。肺炎を疑ったほどだ。
さすがに走ることをちょっと休むことにした。
なんとか1週間で回復したからよかったものの。
ホントにバカだったな。
朝ラン。
— シブケン (@shibu_ken) 2018年6月3日
風邪からくる体調不良と足の故障のため1週間ほど休んで復活。
体フワッフワしてました(笑)
徐々に取り戻す! #朝ラン pic.twitter.com/zw6bdmkV7a
全ては本番のため
どうしてこれを忘れてしまうのか。レース本番のために練習しているのに、その練習で体を壊して最悪レースに出られない、とかなったら目も当てられない。
無理な練習で体調イマイチでスタートラインに立つくらいなら、まったく練習しないでベストコンディションでスタートラインに立つ方がいい結果を残せるはずだ。
もちろんベストな練習ベストなコンデションでスタートラインにたつことを目指すべきだが、そうならないとき、今回みたいに風邪をひいた時なんかは無理せずに休養するべきだと強く思った。
いや、頭ではわかってるんだけど、レース本番が近付いてくるとそのプレッシャーに負けちゃうんだよね。ベストコンディションでスタートラインに立つことはなかなかに難しい。
ルールを決めた
今回の失敗から、オレは自分でルールを決めた。少しでも体調が悪かったら、絶対に走らない。そう決めた。
なんかイマイチだな、そう思ったら走らない。
体が重いな、脚が重いな、っていうのは別だよ。
それはそれでトレーニングになるみたいだから。
あと気持ち的に走りたくない、とかも別だ(笑)
明らかな体調不良のときは走らないと決めた。
体調がイマイチな状態で走るその10kmにどんな意味があるっていうんだ。
その日はグッとこらえて休んで、明日思いっきり20km走ればいいじゃない。
挑戦と無謀は違う
あと、あまり自分を追い込んで「楽しくない」のはよくないな。そう思った。どうせポンコツなんだから無理すんじゃねーよ、そう気楽に思いたい。
てきとーにやる、というわけじゃないよ。
まだあと何年かは(笑)自己ベストを狙っていきたい。
それはあくまで「挑戦」であって「無謀」ではいけないということだ。
もう若くないんだし、体調を見極めながら挑戦していきたい。
まとめ
一に健康、二に健康、三四がなくて五に完走。Follow @shibu_ken
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コメント
コメント一覧 (8)
私もサブ4目指してトレーニング中のアラフォーです
つい先日こちらのブログを発見させてもらい同感する事が多々ありついコメントさせていただきました
私は今、骨折中で8月頃まで走れない予定でかなりネガテイブモードに入っております(笑)
だからこそ健康第一というフレーズがとても身に染みてます
体調回復しましたか?ベストコンディションでウルトラ挑めるといいですね(^^)
はじめまして、コメントありがとうございます。
こ、骨折!それはツラいですね・・
ネガティブにならないワケがないです(笑)
どうぞ無理なさらずにお大事にしてください。
骨折したまま無理して走ることはないと思いますけど(笑)
こちらはなんとか体調も回復してトレーニング再開したところです。
健康第一!
焦りますって・・・
去年の私を見ているようです(笑)
で、今年の私・・・去年より走れてないっ(>_<)
不安で不安でヤバイです。
ネガティブ発言はしないように必死です。
最終手段・・・気合い!根性!で完走だ!と精神論
を唱えまくってます(笑)
シブケンさんは、真面目に☆ゲットしてきたんですもん、きっと大丈夫です!!
お互いベストでスタートラインに立ちましょう~
この大事な時にまさかの体調不良ですよ。
初ウルトラの恐怖から(笑)マジメに☆ゲットしてきたんですけど
最大の山場、肝心要のソツケン60km走でやらかしてしまいました・・。
まだ時間はあるのであきらめずに、でも気楽にがんばってみます。
お互いベストを尽くして、まずはスタートラインに立ちましょう!
完走はまた後の話です(笑)
サロマ湖、もうすぐですね。
父も何度か走っています。
父が先日、こんなことを言っていたのを思い出しました。
ウルトラマラソンは、フルマラソンには無い"ドラマ"がある、と…。
もちろん私はそもそもフルマラソンも、ハーフマラソンですらも走ったことがないので、その"ドラマ"がどんなものかは未だ解りません。
でも、なんだか素敵な言葉だなと思いました。
信じられないほどの長い道のりだからこそ、きっと、その人その人のドラマがあるんだろうなあ…と。
楽しんでくださいなんて、私みたいな若輩者が言うのもおこがましいのですが、でもお体に気を付けて、楽しく頑張ってください!
素敵な言葉、いただきました!
フルマラソンには無いドラマ・・
涙を流すほどの感動かもしれないし、死ぬほどの苦しみかもしれない(笑)
どんなドラマなんだろう。
しっかり感じてきますね。途中で倒れなかったら(笑)
力になるコメントありがとうございました!
これまでにない練習を積み重ねてきたから、
疲労が溜まっていて風邪をひかれたのではないでしょうか?
私もロング走やセット練の後、体調を崩すことがありました。
もう大会が近いので疲れを残さないように
万全の体調でスタートラインに立てるといいですね。
応援しております。
何回でもコメントしてください(笑)
そうかもしれないですね、無理してる感はありました。
自分の実力の見極めも大切ですね。痛感しました。
大会当日までうまく調整して万全の体調にもっていきたいと思います。
応援ありがとうございます!